【邦楽】ガールズバンドの病み曲。心に刺さる名曲
「もう消えてしまいたい……」そんなつらい気持ちに寄り添ってくれる病みソング。
時には苦しく、時には美しく響く音楽は、多くの人の心に共感と癒やしを届けてきました。
繊細な感情を表現する歌声と、それに寄り添うメロディーの中があなたに手を差し伸べてくれます。
今回は「ガールズバンドの病みソング」テーマに楽曲をまとめてみました。
言きっとあなたの胸に響くものが見つかるはずですので、ぜひ最後までご覧になっていってください。
【邦楽】ガールズバンドの病み曲。心に刺さる名曲(1〜10)
アルケミラリーガルリリー

透明感のある歌声が、眠りと安らぎへの祈りを静かにつむぐ曲。
リーガルリリーにとって初のアニメタイアップ作品です。
テレビアニメ『86―エイティシックス―』第2クールのエンディングテーマとして2021年10月にリリースされました。
無常な世界で懸命に生きる人々が、せめて安らかに眠れるようにという小さな祈りを込めて制作された本作。
つらい日々を送っている方にとって手を差し伸べてくれるナンバーです。
untitled東京初期衝動

2024年3月にリリースされたEP『pink』の冒頭を飾った本作は、失恋をテーマにした作品群の中でも際立った存在感を放っています。
振られた側の視点でつづられる歌詞は、消えてしまいたいという思いと相手の記憶に残りたいという切実な願いが交錯、聴く者の胸をぎゅっと締めつけるんです。
失恋の痛みに耐えきれないとき、本作が手を差し伸べてくれるはずです。
もっとConton Candy

終わった恋を振り返りながら、後悔の念に苛まれる感情をロックサウンドで描き出したバラードナンバー。
2024年1月にリリースされたこの楽曲は、Conton Candyがそれまでのポップな路線から一歩踏み込んだ作品です。
ボーカルの紬衣さん自身の実体験が反映された歌詞は、もっとああしていればという問いかけがくり返され、胸に刺さります。
過去の恋や失ったものを手放せずにいる方にそっと寄り添ってくれる1曲です。
天涯FINLANDS

他者への依存と劣等感、そして消えない孤独感を重たいメロディーに乗せて歌い上げる、心に刺さるナンバーです。
FINLANDSの楽曲で、2019年3月にリリースされたEP『UTOPIA』に収録。
塩入冬湖さんが22歳頃に書いた本作は、恋人との関係や自分への嫌悪を素直につづった歌詞が印象的。
首都高の灯りを眺めながら行き先を見失う感覚、空虚さが表現されています。
誰かと一緒にいるのに埋まらない心の穴を抱えている方、ぜひ聴いてみては。
きれいなものHump Back

ひとり部屋でぽつりと座っていて、世界中の音が遠ざかっていくような感覚になったことはありませんか。
Hump Backの2ndフルアルバム『ACHATTER』のラストを飾った本作は、静けさの中に大切な何かを見つけようとする繊細な心の動きを描いています。
歌詞から伝わってくる、楽しさだけを追い求めることで置き去りにしてしまう、悲しみや孤独に寄り添うまなざしが印象的。
心が疲れて帰る場所を探している時に聴いてほしいナンバーです。
ロストシーSplit End

別れの痛みを海の情景に託した切ない叙情ソング。
奈良発のオルタナティブロックバンドSplit endが2018年に自主レーベルから全国流通させたシングルです。
枯れることのない海が枯れるほどの時間がたった時にまた君に会いに行くという、永遠にも思える別れ、そして再会への願いを描いています。
透明感のあるボーカルとシューゲイズを思わせるギターサウンドが織りなす音像にも引き込まれるんですよね。
大切な人との別れを経験したなら、きっとこの曲が響くはずですよ。
ずるい人TETORA

好きだった人への思いを断ち切れない切なさを歌った、実話ベースの楽曲です。
大阪発の3ピースバンド、TETORAによる作品で、2019年4月にタワーレコード限定シングル『イーストヒルズ』のカップリング曲として収録、同年6月にはアルバム『教室の一角より』に収められました。
シンプルな8ビートとミディアムテンポの構成に、ボーカル上野紗矢香さんのハスキーで感情を抑えた歌声が乗り、胸がぎゅっと締めつけられるような感覚を味わえます。
報われない恋に苦しんでいる方や、大切な人との別れを引きずっている方に深く寄り添ってくれるはずです。






