日本のガールズバンドが奏でるバラード名曲セレクション
情感豊かなボーカルとさまざまなサウンドで聴く者の心を揺さぶる、日本のガールズバンドが奏でるバラード。
バンドそれぞれの色が織りなす静寂の中に宿る力強さと美しさは、多くの音楽ファンに愛され続けています。
等身大の思いを歌詞に込め、楽器の音色一つ一つに魂を宿らせる彼女たちの楽曲は、時代を超え色あせることのない名曲として記憶に残っているのですね。
本記事では、そんなガールズバンドによる珠玉のバラードにフォーカスしていきます。
日本のガールズバンドが奏でるバラード名曲セレクション(1〜10)
ちいさなほのおSCANDAL

タイトルはさまざまな解釈ができます。
1つは夜空を見上げた時の無数の星を小さな炎と比喩している。
もしくはこの世界から見た私とあなたはちっぽけなものだ。
だから細かいことは気にせずに生きていこう、と解釈できる、大きなスケール感を持つバラードソングです。
世界が終わる夜にチャットモンチー

2007年6月20日にリリースされた5枚目のシングル「とび魚のバタフライ/世界が終わる夜に」に両A面で収録されたシングル曲です。
殺伐とした東京でのできごとから生まれたという曲で、しっとりとしたメロディで歌い上げられていて、しんみりと聴くことのできるバラードソングです。
AKANESilent Siren

一聴して失恋の描写から描かれる楽曲です。
しかし後半は復縁したとも解釈ができ、嫌いであった相手の価値観を理解し、失恋を乗り越えて前に進むとも解釈できる楽曲です。
ボーカル兼ギタリスト”すぅ”氏の、歌心あふれるギタープレイも聴きどころです。
聞いてほしいことGIRLFRIEND

本当に良い歌ですね。
ガールズバンドでは意外に少ない、親への感謝の気持ちをつづった等身大の歌詞がジーンとくる卒業ソングです。
歌詞のひとつひとつが日常の具体的な行動であり、それを全て優しく包み込む様にフォローしてくれる母親に向けて歌っているのだと思います。
MNEW!プリンセス・プリンセス

80年代後半から90年代にかけてガールズバンドシーンの礎を築いた、プリンセス プリンセスの楽曲です。
本作は1988年に発売されたアルバム『LET’S GET CRAZY』に初収録され、のちに1989年の大ヒットシングル『Diamonds』のカップリング曲としても世に出ました。
発売当初はノンタイアップでしたが、のちに2014年のドラマエンディング曲として起用されています。
失恋の痛みを日常の細部から浮かび上がらせる歌詞が心に染み渡ります。
無理に頑張りすぎて心が疲れてしまった時、優しく寄り添ってくれるバラードナンバーです。
静かな夜にひとり、当時の記憶を振り返りながらゆっくりと聴いてみてはいかがでしょうか。
BestieBAND-MAID

Incubusのギタリスト、マイク・アインジガーさんとの共作で誕生した、国境を越える絆を歌ったBAND-MAIDの1曲。
全編英語でつづられる歌詞には、かけがえのない親友へ向けた「優しさと温かさ」が込められています。
重厚なロックサウンドの中に光るエモーショナルなメロディは、まるで長い年月をともにした仲間への感謝と信頼を伝えるメッセージのよう。
この楽曲は2024年4月に公開され、アルバム『Epic Narratives』に収録。
同年5月には、東京ガーデンシアターのステージで共作者本人と初披露するという感動的な共演も実現しました。
大切な友人を思い浮かべながら聴けば、その存在の大きさを再確認できるかもしれませんよ!
夏のおわりにたんこぶちん

女優としても活躍するボーカリスト、吉田円佳さんを擁するバンド。
せつないコード進行とフックあふれるメロディが青春時代を感じさせる楽曲です。
教室やプールを連想させる心象風景の描写が細かいですね。
ヘッドフォンで聴くと曲の世界観に浸れます。



