ガールズバンドのバラードソング
ガールズバンドにしか歌えない女性特有の感情を表現した、バラードソングをピックアップしました。
今回は、邦楽にフォーカスしているので歌詞などにも注目してみてください。
女性の方はきっと共感できるものが多いと思います。
ガールズバンドのバラードソング(1〜10)
DaydreamingBAND-MAID

メイド姿の5人組が奏でるメタルサウンドとのギャップという、パブリックイメージが持たれがちなバンドです。
しかしこの楽曲は純粋な恋愛心を歌うバラード。
そしてBAND-MAIDらしい骨太な演奏もしっかり入っており、バンドのタフさを感じる楽曲です。
世界が終わる夜にチャットモンチー

2007年6月20日にリリースされた5枚目のシングル「とび魚のバタフライ/世界が終わる夜に」に両A面で収録されたシングル曲です。
殺伐とした東京でのできごとから生まれたという曲で、しっとりとしたメロディで歌い上げられていて、しんみりと聴くことのできるバラードソングです。
涙のリグレットSCANDAL

2010年にリリースされた7枚目のシングルで奈良テレビ「高校野球奈良県大会中継」2010年度エンディング・テーマに起用されています。
大人になり切れない中高生の青春ストーリーのような楽曲です。
不器用なところが共感できます。
時間を名乗る天使Cymbals

タイトルは飛行機を表していると思いますが、こんな表現ができるのはとても詩的ですね。
夕暮れからナイトフライトの時間帯を彷彿とさせるサウンド。
美しいノイズの層が折り重なる最後のアウトロ部分は最高に浸れます。
聞いてほしいことGIRLFRIEND

本当に良い歌ですね。
ガールズバンドでは意外に少ない、親への感謝の気持ちを綴った等身大の歌詞がジーンとくる卒業ソングです。
歌詞のひとつひとつが日常の具体的な行動であり、それを全て優しく包み込む様にフォローしてくれる母親に向けて歌っているのだと思います。
夏のおわりにたんこぶちん

女優としても活躍するボーカリスト・吉田円佳を擁するバンド。
せつないコード進行とフックあふれるメロディが青春時代を感じさせる楽曲です。
教室やプールを連想させる心象風景の描写が細かいですね。
ヘッドフォンで聴くと曲の世界観に浸れます。
ちいさなほのおSCANDAL

タイトルはさまざまな解釈ができます。
1つは夜空を見上げた時の無数の星を小さな炎と比喩している。
もしくはこの世界から見た私とあなたはちっぽけなものだ。
だから細かいことは気にせずに生きていこう、と解釈できる、大きなスケール感を持つバラードソングです。