日本のガールズバンドが奏でるバラード名曲セレクション
情感豊かなボーカルとさまざまなサウンドで聴く者の心を揺さぶる、日本のガールズバンドが奏でるバラード。
バンドそれぞれの色が織りなす静寂の中に宿る力強さと美しさは、多くの音楽ファンに愛され続けています。
等身大の思いを歌詞に込め、楽器の音色一つ一つに魂を宿らせる彼女たちの楽曲は、時代を超え色あせることのない名曲として記憶に残っているのですね。
本記事では、そんなガールズバンドによる珠玉のバラードにフォーカスしていきます。
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日本のガールズバンドが奏でるバラード名曲セレクション(11〜20)
しげちゃんサバシスター

静かに爪弾かれるギターの音色と切ないメロディが胸を打つ、サバシスターが奏でる珠玉のバラードです。
この曲は、ドラムのごうけさんが20年以上もそばに置いてきた、たった一つのぬいぐるみへの愛情を歌にした、とてもパーソナルで温かい1曲なんですよ。
なちさんの情感あふれる歌声は、つらい夜も情けない姿も、全てを知っていてくれる存在への感謝を真っすぐに伝えてくれますね。
本作は2024年3月リリースの名盤『覚悟を決めろ!』に収録された、バンドの新たな一面を示す名曲。
誰かにとっての「特別」であることの尊さを、そっと教えてくれるようです。
独りで心を落ち着けたい時や、自分の宝物を思う夜に、じっくり聴き込んでみてはいかがでしょうか。
聞いてほしいことGIRLFRIEND

本当に良い歌ですね。
ガールズバンドでは意外に少ない、親への感謝の気持ちをつづった等身大の歌詞がジーンとくる卒業ソングです。
歌詞のひとつひとつが日常の具体的な行動であり、それを全て優しく包み込む様にフォローしてくれる母親に向けて歌っているのだと思います。
夏のおわりにたんこぶちん

女優としても活躍するボーカリスト、吉田円佳さんを擁するバンド。
せつないコード進行とフックあふれるメロディが青春時代を感じさせる楽曲です。
教室やプールを連想させる心象風景の描写が細かいですね。
ヘッドフォンで聴くと曲の世界観に浸れます。
ナイトシアターHump Back

夜の静寂が連れてくる孤独と、大人になりきれない焦りを描き出した、Hump Backの秀逸なロックバラードです。
ボーカル&ギターの林萌々子さんが紡ぐストレートな言葉とエモーショナルな歌声が、青春時代特有のモヤモヤした感情を代弁してくれるようですよね。
この楽曲が収められたシングル『拝啓、少年よ』は、2018年6月の発売当時、日本テレビ系『バズリズム02』のエンディングテーマにも起用され、注目を集めました。
甘く切ないミディアムテンポのメロディに乗せて歌われる等身大の歌詞は、聴く人の心にスッと染み渡ります。
うまくいかないことばかりで落ち込んでしまった夜に、本作を聴けば「もう少しだけ頑張ってみよう」と、そっと背中を押してくれるのではないでしょうか?
少しづつ 少しづつSARD UNDERGROUND

ZARDの坂井泉水さんが遺した未発表の言葉に、新たな息吹を吹き込んだSARD UNDERGROUNDのミディアムバラードです。
この楽曲は、大切な人との関係や自分の心がゆっくりと変化していく、その繊細な過程を丁寧に描いています。
焦らず、でも着実に前へ進もうとする健気な主人公の姿に、思わず自分を重ねてしまう人も多いのではないでしょうか。
ボーカル神野友亜さんの澄み切った歌声が、そのひたむきな思いを優しく包み込みますね。
2020年2月に発売された本作は、アニメ『名探偵コナン』のエンディングを飾り、多くのファンに愛されました。
心が揺れる夜に聴けば、そっと背中を押してくれるような温かい気持ちになれるでしょう。
ずるい人TETORA

好きだった人に突然別れを告げられた、そんな理不尽な状況での虚しさがリアルに描かれた、TETORAの楽曲です。
飾り気のない3ピースのサウンドに乗せて、しゃくりあげるように歌われるボーカルが、行き場のない感情をそのまま音にしたようでとても印象的。
約2分という短い時間に、恋の終わりの瞬間が凝縮されています。
本作は2019年4月発売のシングル『イーストヒルズ』に収録され、その後「タワレコメンアワード2019」を受賞した名盤『教室の一角より』でも聴くことができます。
忘れられない恋の痛みを抱えている時、その気持ちを代弁してくれるでしょう。
静かに一人で感傷に浸りたい夜に、耳を傾けてみてはいかがでしょうか?
ふわりのことねごと

ピアノの音色が優しく心を包み込む、ねごとの代表的なバラード。
蒼山幸子さんの透明感あふれる歌声で紡がれるのは、「ぼく」と「きみ」の間の淡く、どこかはかない物語です。
約6分にも及ぶ幻想的なサウンドスケープは、聴く人をそっと夢の世界へ誘い、切なさと温かさを同時に感じさせてくれますよ。
この楽曲は2011年7月に発売されたアルバム『ex Negoto』に収録された初期の名曲で、ファン投票で1位に輝いたことも。
映画『アオハライド』のイメージアルバムにも選ばれ、作品の世界観を彩りました。
大切な誰かを思い浮かべながら、一人静かに物思いにふけたい夜に聴けば、忘れかけていた温かい気持ちを思い出させてくれるかもしれません。
いきてるthe peggies

自分を好きだけど嫌い、そんな相反する気持ちを抱えながら生きる意味を問いかける、the peggiesの魂のバラードです。
ボーカルの北澤ゆうほさんが19歳の時、自信を失いかけた自身へ送るバトンのようにつづったという、痛々しいほど正直な歌詞が胸に刺さります。
本作は2015年11月に発売されたインディーズ期の名盤『NEW KINGDOM』に収録された楽曲で、2020年にはEP『アネモネEP』で弾き語り版も再録されました。
人生に迷ったり、自分を信じられなくなった時に聴けば、静かなギターの音色と優しい歌声が、まるで親友からのエールのように心に染み渡るはず!
一人でじっくり自分と向き合いたい夜にぴったりの1曲ですよ。
うるうびとRADWIMPS

彼らが2022年3月に発売されたアルバム『余命10年 ~Original Soundtrack~』のために書き下ろした本作は、ピアノと管弦楽が織りなす壮大なバラードです。
死という重いテーマを扱いながらも、愛する人と出会えた奇跡や命の尊さを美しく描いた歌詞は、聴く人の心を震わせますよね。
小松菜奈さんと坂口健太郎さんが主演を務めた映画『余命10年』の主題歌として制作され、野田洋次郎さんが脚本を100回近く読み込んで完成させたというエピソードからも、作品への深い没入度がうかがえます。
映画の余韻に浸りたいときはもちろん、かけがえのない日常の愛しさを再確認したいときにも、ぜひじっくりと耳を傾けてみてください。
ゆれるHump Back

車の窓から夜の街を流れるネオンの様に儚く美しいメロディを、3人編成のロックバンドという伝統的なスタイルで演奏するこの楽曲。
歌の呼吸に共鳴した歪んだギターサウンドが印象的な曲です。
タイトル通りふわふわした雰囲気が魅力です。


