ガールズバンドのバラードソング
ガールズバンドにしか歌えない女性特有の感情を表現した、バラードソングをピックアップしました。
今回は、邦楽にフォーカスしているので歌詞などにも注目してみてください。
女性の方はきっと共感できるものが多いと思います。
ガールズバンドのバラードソング(11〜20)
DNASEBASTIAN X

聴いていると泣けてくるハートフルな楽曲です。
お客様に語り掛ける様にその場で思ったことを歌詞、というか告白・叫びに変換します。
観客はステージに上がることはできないため、お客さんの気持ちを全て代弁するというバンドの決意表明にグっとくる曲です。
メルシールーねごと

まるで映画のワンシーンを思わせる印象的なシンセサイザーのリフから始まる楽曲で、曲のタイトルは「どこか遠くへ行くための呪文」の様な解釈ができます。
徐々にバンドサウンドが熱を帯び、2:29あたりで登場する時空が捻じれた様なサウンドが聴きどころです。
北緯38度フーバーオーバー

全編に響き渡る、喪失感漂うコード進行とメロディは、家でたった一人飲むときに合います。
歌詞の内容を追わずとも、音とメロディを辿っていくだけで、川を漂流する倒木の様に悲しい気持ちになってきます。
サウンドの説得力が凄いですね。
染まるよチャットモンチー

タバコの煙を、かつての恋人の心情や上手くいかない状況、儚く消えゆく物事に例えた失恋ソング。
タバコを試しに初めて吸ってみる時の心情が描写されており、大学生のモラトリアム期の気怠い恋愛模様をなんとなく想像してしまいます。
灯台黒木渚

相手を灯台に例え、広大な海を彷彿とさせる歌詞に、スケールの大きさを感じます。
余談ですが、以前は「黒木渚」というバンドのメンバーの黒木渚さんでしたが、現在は黒木さん以外が脱退され、同名でシンガー・ソングライターとして活動されています。
こいのうたGO!GO!7188

深い愛情をゆったりとしたテンポで熱く歌い上げたバラードです。
歌に込められた感情は非常に熱量が高く、心の底からの願いが感じられるほどです。
ボーカルの絡みつくような歌い方もよくマッチしており、聴く人の胸を打ちます。
ガールズバンドのバラードソング(21〜30)
WalkORESKABAND

元気いっぱいのスカロックバンドとしてデビューした彼女たちですが、ジャズ歌謡風のイントロから、R&B・ファンクのサビに雪崩れ込む、ブラックテイスト満載の渋い楽曲。
2013年の楽曲ですが、近年のシティポップブームを先取りしたハイセンスな曲です。