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【ピアノ】卒園式の入場曲にオススメの曲をご紹介|J-POPから定番の卒園ソングまで

幼稚園や保育園を卒業する子供たちの門出を祝うとともに、成長した子供たちを見送る卒園式。

会場に向かう子供たちを温かく迎えるピアノ演奏の入場曲をお探しの方もおられるかと思います。

そこでこの記事では、卒園式の入場曲にオススメな曲を集めました。

子供たちから人気を集めるJ-POPをはじめ、定番の卒園ソングやクラシックまで幅広く紹介しています。

明るいメロディが響く演奏を届けるもよし、感動的な曲を選ぶのもよし!

子供たちにとっても保護者の皆さまにとっても、心に残る卒園式となるよう、オープニングを飾る入場曲の参考にぜひチェックしてみてください。

もくじ

【ピアノ】卒園式の入場曲にオススメの曲をご紹介|J-POPから定番の卒園ソングまで(1〜20)

仰げば尊し作曲者不明

仰げば尊し ピアノ・上級  歌詞付 文部省唱歌  (卒業ソング)
仰げば尊し作曲者不明

日本の卒業式で長年歌い継がれている伝統的な唱歌です。

もともとはアメリカの楽曲がベースとなっており、文部省の音楽取調掛だった伊沢修二さんによって日本に広められました。

卒業生が教師への感謝や友人との別れ、新たな人生への決意を歌った歌詞が印象的。

穏やかで感傷的なメロディが、卒業式の感動的な雰囲気を演出します。

3番までの歌詞構成で、それぞれに卒業生の心情が込められています。

古語や当時の価値観を反映した表現も含まれており、時代を超えて愛され続ける魅力がありますね。

卒園式の入場曲として演奏されることも多く、子供たちの門出を祝う場面にぴったりの1曲です。

手のひらを太陽に作詞:やなせたかし/作曲:いずみたく

【ピアノ】『てのひらをたいように』保育園・幼稚園ソング 弾いてみた
手のひらを太陽に作詞:やなせたかし/作曲:いずみたく

心に優しく響く『手のひらを太陽に』は、やなせたかしさんといずみたくさんの心温まるメロディーで、子供たちの大切な節目を彩るのにふさわしいですよ。

1965年の紅白歌合戦で歌われて以来、多くの人に愛され続けてきたこの作品は、2006年には日本の歌百選にも選出されました。

本作がピアノで奏でられるとき、会場は温かな気持ちで満たされるでしょう。

卒園式の入場曲として選ぶと、子供も保護者も先生も、新しい門出に向けて心を強くし、希望をもたらせると思いますよ!

主よ、人の望みの喜びよJ.S.Bach

主よ人の望みの喜びよ【楽譜あり】バッハ/Jesu,Joy of Man’s desiring/J.S.Bach/classic Pinao/クラシックピアノ/CANACANA
主よ、人の望みの喜びよJ.S.Bach

卒園式という特別な日を飾るピアノ曲には、バッハさんの『主よ、人の望みの喜びよ』がぴったりです。

1723年に作られたというこの古き良きクラシックは、今も世界中で愛され、多くの方に感動を提供し続けています。

バッハさんの深い宗教観が根底にありつつ、日本語の題名では厳かでありながらも明るい未来を願う子供たちの気持ちにもマッチします。

優しく、しかし力強いメロディは、子供たちの新たな一歩を暖かく見守るのにふさわしい曲。

子供たちの新しい始まりを、この心に響く本作で彩ってみてはいかがでしょうか?

組曲「惑星」より木星Gustav Holst

【癒やしのピアノ】ホルスト:組曲「惑星」より 木星
組曲「惑星」より木星Gustav Holst

グスターヴ・ホルストの『組曲「惑星」より木星』が卒園式にふさわしいピアノ曲としてオススメです。

1918年に初演されたこの楽章は、荘厳なメロディと明るく陽気なリズムが特徴で、リスナーの心を一気に明るくします。

感動的な卒業の瞬間に、子供たちの新たな旅立ちを祝福するかのような音色が印象的。

卒園式で流れるとき、生演奏であればなおさら、親子の心を深く打ちますね。

オススメする理由は、この音楽が持つ時間を超えた普遍的な魅力と、祝祭的な気分を盛り上げる能力にあります。

にじ作詞:新沢としひこさん/作曲:中川ひろたか

新沢としひこさんと中川ひろたかさんのコンビが生み出した『にじ』は、ぬくもりと希望を感じさせる名曲です。

数ある卒園ソングの中でもとくにオススメしたい1曲で、多くの卒園式の入場曲としても選ばれてきました。

1987年の「音楽広場」での連載開始とともに生まれ、子供たちの一大イベントである卒園のとき、リスナーの心にやさしく寄り添うメロディと未来への希望を表す歌詞が、明日への歩みを応援します。

世代をこえ愛され続ける『にじ』は、小さな卒業生たちにとって忘れられない思い出の1ページとなるでしょう。

威風堂々Edward Elgar

エルガー 「威風堂々」#ピアニスト 近藤由貴/Elgar: Pomp and Circumstance March No.1 Piano Solo, Yuki Kondo
威風堂々Edward Elgar

エドワード・エルガーさんの『威風堂々』は卒園のセレモニーにぴったりの曲です。

1901年に作曲されたこの曲は、力強くも温かみのあるメロディーで、子どもたちの新たなスタートを華々しく演出します。

特に第1番は、壮大さと慈愛に満ち、リスナーの心に響く作品です。

ピアノで奏でれば、卒園式の入場曲として、子供たちの背中を優しく押すような感動をもたらすでしょう。

エルガーさんの豊かな感性が生み出した『威風堂々』を、大切な節目に贈ってみてはいかがでしょうか。