保育園児向けの手作り楽器|親子で作る楽器も紹介
子供たちが自分で楽器を作ってリズム遊びをしたり、音楽に合わせて演奏したりすることは、リズム感や音感、想像力や表現力の発達を促し、子供たちの成長にとても良い効果をもたらします。
そこで今回は保育園や幼稚園、家庭で活用できる手作り楽器のアイディアを紹介します。
廃材や100均に売られている材料を使って簡単に作れるものから、本物の楽器の原理に基づいて作る本格的なものまでたくさんの手作り楽器のアイディアが大集合!
お子さんの年齢や発達にあった内容のものを見つけて一緒に作ってみてくださいね。
手作り楽器から奏でられるユニークな音に触れながら楽しい時間を過ごせるといいですね!
保育園児向けの手作り楽器|親子で作る楽器も紹介(1〜10)
オーシャンドラム

波の音を奏でる楽器、オーシャンドラム。
映画やアニメなどのSEで実際に使用されている楽器で、さざなみの音を鳴らせます。
実はこのオーシャンドラム、家でも簡単に作れるシンプルな楽器なんですよね。
ファイルケースやペットボトルといった入れ物にBB弾を入れるだけで、すぐに完成です。
ハサミも使わないので、材料さえあれば簡単に作れてしまいます。
なかに入れるものや、容器をの組み合わせを変えることでさまざまな波の音が作れるので、ぜひトライしてみてください。
ペットボトルのチャフチャス

アンデス地方のチャフチャスやセミーヤという民族楽器をご存じでしょうか?
貝殻などをヒモにつけて揺らして音を鳴らすパーカッションの楽器なのですが、こちらのペットボトルのチャフチャスもそれと同じ原理の手作り楽器です。
使う道具はキリとハサミ、材料は大量のペットボトルのキャップとヒモというシンプルな構成で、耳ざわりの良いカラカラとした音が鳴ります。
キリは子供が使うには危ないので、そこだけは保護者の方の協力が必要です。
スタンピングチューブ

ボーンという独特な音色が印象的な楽器、スタンピングチューブ。
ブルーマンが頻繁に演奏する楽器ですね。
難しい楽器のように思えますが、構造自体はシンプルで、筒の中につめものをして音階を調整するだけで簡単に音色が作れます。
動画では非常に大きな紙の筒を使用しています。
しかし、こんなに大きな筒を簡単には用意できませんよね。
そういった場合は、ラップの芯を使うと良いでしょう。
動画のようにスリッパでは叩けませんが、プラスチックのヘラを使えばそれなりに良い音が出るのでオススメです。
保育園児向けの手作り楽器|親子で作る楽器も紹介(11〜20)
空箱ドラム

今回、紹介している手作り楽器のなかで、最も簡単な楽器、空箱ドラム。
要するに廃材を叩くだけですね(笑)。
廃材といっても叩いてみれば、その音色はさまざま。
家にある缶やビン、空き箱、紙コップ、プラスチックごみなど、なんでも楽器にできてしまうのがこの手作り楽器の最大のポイントです。
叩くだけというシンプルなものですが、動画を見てもらえればわかるように、演奏が上手な人が叩けば、それなりの楽器に聴こえてくるんですよね。
ヘアピンのカリンバ

お子さんの音感を鍛えたいという方は、こちらのヘアピンのカリンバがオススメです。
この楽器は、かまぼこ板、ヘアピン、輪ゴム、割り箸の4つだけで作れる手頃な楽器です。
かまぼこ板をベースに割り箸を使ってヘアピンを設定して、輪ゴムで固定するというシンプルな楽器なのですが、ヘアピンを固定してからが本番と言えるでしょう。
ヘアピンの角度や長さをトンカチやペンチで修正しながら、音色を作っていく必要があるんですよね。
この工程が音感を鍛えるのにうってつけなので、ぜひチェックしてみてください。
ペットボトルの笛

フタ付きのペットボトルとストローで簡単に作れる手作り楽器、ペットボトルの笛。
子供の頃によくペットボトルやビンの入口に息をふきかけて音を鳴らしたという経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
この楽器はその原理で音が鳴る楽器で、ハサミを使う必要もない手頃な楽器です。
ペットボトルの口にキャップをテープで固定して、さらにそのキャップの上にストローをテープで固定するという簡単な構成なので、2~3歳のお子さんでも作りやすいと思います。
ダンボールのカスタネット

お金をかけずに手作り楽器を作りたい場合は、こちらのダンボールのカスタネットがオススメです。
この楽器はダンボール、ペットボトルのキャップ、型紙だけでできる簡単な手作り楽器です。
ダンボールが全体の造形、ペットボトルのキャップが音を鳴らす部分として機能しているのですが、動画のように型紙がなくても、きちんと位置さえ気をつければ簡単に作れるでしょう。
ダンボールをハサミでカットするのは、力が入りすぎてケガをしてしまうことがあるので、そこだけは注意しましょう。