攻撃的ダンスミュージック。ハードコアテクノの名曲
テクノに特化した野外フェスティバルや超大型屋内イベントの流行により、近年よりハードなタッチのテクノがシーンのなかで増えてきていると思います。
この記事ではルーツに迫り、ハードテクノの歴史をさかのぼりながら、時代を作り上げてきたハードコアテクノの名曲を紹介していきたいと思います。
ハードコアテクノの定義は大きく2つ「暴力的な高速なテンポ」と「主張の強い重たいビート」。
これも時代とともに少しずつ変化を遂げていますが、サウンドのルーツはそこにあります。
ロッテルダム、ニューヨーク、ニューキャッスルなどで1990年に誕生した新たなダンスミュージックで未だに世界中で根強いフォロワーを持ちます。
では紹介していきますね!
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攻撃的ダンスミュージック。ハードコアテクノの名曲(11〜20)
Name of The DJ (The Speed Freak Mix)Chosen Few

ヒップホップ調から徐々に、ボーカルのカウントダウンとともに4つ打ちのハードテクノに変化していきます。
ヒップホップとハードテクノの両ジャンルを自由に行き来するトラックメイクは圧巻です。
全体的にとても熱量が高いトラックなのでテンションを上げたい時にはもってこいです!
IncomingDr. Peacock & Sefa

フレンチコアの超攻撃的なサウンドが特徴の楽曲です。
2021年5月にリリースされ、ハードコアファンの間で話題となりました。
Dr. Peacockさんと若手のセファさんによるコラボレーションで、トランスフォーマー映画のメロディをサンプリングしています。
強烈なビートとシンプルなメロディが融合し、クラブやフェスでの盛り上がりを意識した構成になっています。
エネルギッシュな展開で、ダンスフロアを熱狂させる1曲です。
フレンチコアの新たな方向性を示す意欲作として、ジャンルの枠を超えた影響力を持っています。
The Speed FreakThe Solution

BPMはかなり速いです。
ビートに若干ずれて乗っかってくるノイズシンセがなぜか違和感がありません。
グリッドに沿わない不規則な部分があり、独特な生々しさを感じます。
緊張を解きたい時、こういった自分の心拍のリズムより速いBPMのトラックを聴くといいかもしれませんよ。
PennywiseAngerfist

ハードコアテクノの王者として知られるアンガーフィストさんの作品です。
スティーブン・キングのホラー小説『IT』に登場するピエロを題材にした楽曲で、恐怖と不気味さが音楽で表現されています。
アグレッシブなビートとダークなシンセサウンドが特徴的で、まるでペニーワイズが目の前に現れたかのような緊張感を味わえます。
2024年6月にリリースされた本作は、ハードコアテクノファンの間で高い評価を得ています。
ダークな雰囲気がありつつも盛り上がれるそんな1曲です。
ホラー映画好きの方や、エネルギッシュな音楽を求めている方におすすめの一曲です。
MoskauDa Tweekaz x Harris & Ford

クラブやイベントで人気を集める楽曲です。
1979年にリリースされたディスコソングをモダンにリメイクした本作は、ハードスタイルの激しいビートと原曲の明るさが融合し、パーティー感満載の仕上がりとなっています。
歌詞からはロシアの文化への称賛と、モスクワの活気ある夜の様子が伝わってきます。
2020年4月にリリースされた本作は、ヨーロッパを中心に大きな話題を呼びました。
テンションの上がるトラップで、音楽が好きな方は誰でも音に乗ってしまいます。
ダンスフロアを盛り上げたい方や、懐かしの名曲を現代風にアレンジしたものを楽しみたい方におすすめの1曲です。
Nothing Like The OldschoolD-Sturb & Sefa

フレンチコアとハードスタイルを融合した、D-Sturb さんと セファ さんのコラボ楽曲です。
ノスタルジックでエネルギッシュな魅力が詰まった本作は、オールドスクールへの敬意を込めつつ、現代の音楽シーンへの批評も織り交ぜています。
2018年10月にリリースされ、「Masters of Hardcore」レーベルから発表されました。
激しいビートと高速なテンポが特徴的で、かつてのクラブシーンの興奮を思い起こさせます。
踊れる人も踊れない人も音に乗ってしまうこと間違いなしの1曲です。
ハードコアやレイブの精神を現代によみがえらせた本作は、懐かしさを感じる方はもちろん、新しい刺激を求めるダンスミュージックファンにもおすすめです。
攻撃的ダンスミュージック。ハードコアテクノの名曲(21〜30)
Alles Naar De Klote (Rotterdam Mix)Euromasters

さまざまな声のサンプリングとウネリにウネったシンセベース、そして乱れ打ちのビート、いい感じにぶっ飛んだトラックです。
日本の有名なロックバンド、銀杏BOYZの『I DON’T WANNA DIE FOREVER』のイントロに激似な部分があることに気づく人も多いのではないでしょうか。
サンプル基を探すのも楽しくなるトラックです。