攻撃的ダンスミュージック。ハードコアテクノの名曲
テクノに特化した野外フェスティバルや超大型屋内イベントの流行により、近年よりハードなタッチのテクノがシーンのなかで増えてきていると思います。
この記事ではルーツに迫り、ハードテクノの歴史をさかのぼりながら、時代を作り上げてきたハードコアテクノの名曲を紹介していきたいと思います。
ハードコアテクノの定義は大きく2つ「暴力的な高速なテンポ」と「主張の強い重たいビート」。
これも時代とともに少しずつ変化を遂げていますが、サウンドのルーツはそこにあります。
ロッテルダム、ニューヨーク、ニューキャッスルなどで1990年に誕生した新たなダンスミュージックで未だに世界中で根強いフォロワーを持ちます。
では紹介していきますね!
攻撃的ダンスミュージック。ハードコアテクノの名曲(21〜30)
Life Is Like A DanceDJ Paul Elstak

高速テンポでテンションをいっきに上げられるトラック。
コミカルでハッピーなサウンドや声がたくさん入っているので、みんなでバカ騒ぎしたい時にながせば最高に盛り上がるでしょう。
結婚式の二次会や同窓会の二次会などの砕けた空気の中で爆音でながすことをおすすめします。
FrequencyAltern 8

オルタネイトはマーク・アーチャーさんとクリス・ピートさんによって結成され、1990年から活動するイギリスのデュオです。
彼らのスタイルは重厚なベース・ラインを特徴とした、ラウド・エレクトロニック・ミュージックで知られています。
このトラックは1992年にリリースされたアルバム「Full On… Mask Hysteria」に収録されています。
少し不協和音のような機械音からビートが加わり、聴いているうちにあなたもクセになることでしょう。
攻撃的ダンスミュージック。ハードコアテクノの名曲(31〜40)
Blood in my EyesAtari Teenage Riot

デジタルハードコアの先駆者として知られるアタリ・ティーンエイジ・ライオットによる攻撃的な1曲です。
2011年6月にリリースされ、アルバム『Is This Hyperreal?』に収録されています。
激しいビートとノイズが特徴的で、社会への怒りと反抗を表現しています。
歌詞には権威への反発や自由への渇望が込められており、聴く人の心に強く訴えかけてきます。
本作はバンドの政治的メッセージを色濃く反映しており、単に音楽を楽しむだけでなく、現実世界の問題にも目を向けさせる力を持っています。
攻撃的なこの曲を聴いて体おゆらすことで日頃のストレスから解放されるような楽曲です。
社会の矛盾に怒りを感じている方や、エネルギッシュな音楽が好きな方におすすめの1曲です。
Esto Es Los AngelesDeadly Buda

ロサンゼルスの街を象徴するかのような迫力満点のサウンドが印象的です。
1998年、Deadly Budaさんがリリースしたこの楽曲は、ハードコアテクノの金字塔として今も色あせません。
当時のレイブシーンを再現したかのような攻撃的なビートと重厚なサウンドが、聴く人の心をつかんで離しません。
激しさの中にも都市の活気や熱気が感じられ、まるでロサンゼルスの夜を駆け抜けているような高揚感を味わえます。
重たいビートが体に響いて動きだしたくなります。
エネルギッシュな音楽を求める方や、90年代のレイブカルチャーに興味がある方にぜひおすすめしたい1曲です。
Machine Of Death (Dedicated)Carnage & Cluster

カーネージさんは2008年から活動する、グアテマラ系アメリカ人DJでラッパー兼プロデューサーです。
彼は、TomorrowlandやUltra Music Festivalなどでのパフォーマンスでよく知られています。
このトラックはスロバキアのDJ クラスターさんとのコラボレーションです。
機械音のような音とテンポの速いビートが特徴的ですね。
Hardstyle God (Terror Hard Mix)DJ Lady Dana

DJ Lady Danaの名で1993年から活動するDana van Drevenさんは、オランダのハードスタイル&ガバ・ミュージックのDJ兼プロデューサーです。
ヨーロッパ各国のイベントでパフォーマンスしている彼女は、オランダのハードダンス・シーンにおいて、最もよく知られている女性DJと言われています。
ハードコア特有の重たいビートが気持ちいですよね。
クラブで盛り上がりたい人必見です。
ROKIN’ ON THE MPCDanny Breaks

攻撃的な高速ビートが特徴のこの曲。
イギリスのDJ、ダニー・ブレイクスさんが手掛けたインストゥルメンタル曲で、MPCを駆使したブレイクビートが印象的です。
2003年11月にリリースされたアルバム『Another Dimension』に収録されており、ジャングルやドラムンベースの要素を取り入れた実験的な作品となっています。
本作は歌詞がなく、サウンドデザインと音楽的実験に重点を置いています。
クラブシーンでの体験を想起させる独特の雰囲気があり、エレクトロニック音楽ファンやビートメイキングに興味のある方におすすめです。