ハードロックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム
ハードロックという音楽ジャンルは、ブルースの影響から生まれたロックの発展形であり、大音量でラウドなギターを鳴らすアグレッシブなサウンド……というのが基本的な定義となっております。
とはいえ、ヘビーメタルとの違いもよく分からないという方も多くいらっしゃいますし、聴く人によって解釈の違いが生まれることもあります。
そこで今回の記事では、ハードロックと呼ばれるバンドのアルバムに興味がある、これから聴いてみたいと思われている方に向けて、音楽史に残るハードロックの定番の作品をご紹介。
まずはここから、といったアルバムを多く取り上げておりますので、ぜひチェックしてみてください!
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ハードロックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム(1〜10)
StargazerRainbow

レインボーは、すでに世界的な知名度を誇っていたギタリスト、リッチー・ブラックモアさんが所属していたディープ・パープルを1975年に脱退、かねてより注目していたというアメリカ出身のボーカリストであるロニー・ジェイムス・ディオさんとそのバンド、エルフを実質吸収する形で始まりました。
バンド・メンバーはその後もリッチーさんの意向に合わせて変化していきますが、正式なバンド名を「Blackmore’s Rainbow」としていた時期のセカンド・アルバム『虹を翔る覇者』は、バンドの代表作として高い人気を誇る作品です。
ロック史に残る名ドラマーのコージー・パウエルさんを新たに迎え、俗に「三頭政治」とも評された彼らは、ブルース由来のハードロックに加えてクラシック音楽の要素を大幅に導入し、重厚でダイナミックなサウンドを生み出しました。
とくに後半の『Stargazer』と『A Light in the Black』という8分をこえる長尺な楽曲で魅せる見事なバンド・アンサンブルは、歴史に残る名演と言えましょう。
Take CoverMr. BIG

日本で大きな成功を収めたミスタービッグの4作目のアルバム『Hey Man』。
ポール・ギルバートさんが一時的にバンドを離れる前の最後の作品として、ハードロックやポップメタルの要素が強いナンバーが詰まっています。
激しいロックからバラードまで幅広い楽曲が収録され、特にポール・ギルバートさんのギター技術とビリー・シーンさんのベースプレイが光ります。
日本のオリコンチャートで初登場1位を記録し、アジア市場での人気ぶりがうかがえます。
ハードロックの魅力が詰まったこのアルバムは、激しいサウンドと高い演奏技術を楽しみたい方にぴったりです。
Good To Be AliveSlash’s Snakepit

ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュさんが結成したスラッシュズ・スネイクピットのアルバム『IT’S FIVE O’CLOCK SOMEWHERE』。
1995年にリリースされたこの作品は、ブルースを基調としたハードロックサウンドが特徴的です。
スラッシュさんの個性的なギタープレイが際立つ一方で、バンドメンバーの才能も存分に発揮されています。
ハードロックファンはもちろん、スラッシュさんのギターワークに魅了されたい方にもおすすめの一枚と言えるでしょう。
ハードロックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム(11〜20)
PAINKILLERJudas Priest

1969年にイギリスで結成された伝説的なヘヴィメタルバンド、ジューダス・プリーストのアルバム『PAINKILLER』。
1990年にリリースされ、ビルボードチャートで26位を記録。
世界中で200万枚以上のセールスを達成した大ヒット作です。
ロブ・ハルフォードさんのオペラティックなボーカルが特徴的。
スピードとアジリティあふれる演奏は、まさにメタルのうまみを凝縮しているかのよう。
タイトル曲『Painkiller』は、バンドの代表曲として今も語り継がれています。
メタル好きはもちろん、洋楽のメタルナンバーから聴くのはハードルが高い、という方にもぜひオススメしたい一枚です。
According to YouOrianthi

オーストラリア出身のギタリスト、オリアンティさんの2ndアルバム『Believe』は、2009年10月26日にリリースされた話題作です。
幼少期からアコースティックギターを経てエレキギターへと転向し、プロとしてのキャリアをスタートさせたオリアンティさん。
収録曲の『According to You』は2009年10月7日付のiTunesシングル・オブ・ザ・ウィークになるなど、国際的なヒット曲となりました。
スティーヴ・ヴァイさんとの共演曲『Highly Strung』など、ギターテクニックを生かしたインストゥルメンタルも収録されており、ロックファン必聴の一枚です。
No More TearsOzzy Osbourne

伝説のヘヴィメタルアイコン、オジー・オズボーンさんのソロ作品『No More Tears』。
1991年にリリースされたこのアルバムは、彼のキャリアの中でも大きな成功を収めた一枚です。
ヘヴィなギターリフと大胆なソロで魅せるザック・ワイルドさんの演奏、そしてオジーさんの独特な歌声が見事にマッチした楽曲の数々。
『Mama, I’m Coming Home』など、メロディアスでキャッチーな曲も収録され、幅広い層に支持されました。
グラミー賞受賞曲も含まれる本作は、ハードロックファンはもちろん、ヘヴィな音楽に興味のある方にもオススメの一枚と言えるでしょう。
These DreamsHeart

アメリカのロックシーンに燦然と輝く存在、ハートの1985年リリースのアルバム『Heart』。
アン・ウィルソンさんとナンシー・ウィルソンさんの姉妹を中心に結成されたこのバンドは、ハードロックとヘヴィメタルを融合させた独自のサウンドで知られています。
本作は、従来のアリーナロックから一歩進んだポップロックへの移行が感じられる意欲作。
シンセサイザーを効果的に取り入れた洗練されたプロダクションが特徴的で、『What About Love』『Never』『These Dreams』といったヒット曲を収録。
バンドの音楽性の進化と商業的成功を象徴する重要な1枚と言えるでしょう。