ハードロックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム
ハードロックという音楽ジャンルは、ブルースの影響から生まれたロックの発展形であり、大音量でラウドなギターを鳴らすアグレッシブなサウンド……というのが基本的な定義となっております。
とはいえ、ヘビーメタルとの違いもよく分からないという方も多くいらっしゃいますし、聴く人によって解釈の違いが生まれることもあります。
そこで今回の記事では、ハードロックと呼ばれるバンドのアルバムに興味がある、これから聴いてみたいと思われている方に向けて、音楽史に残るハードロックの定番の作品をご紹介。
まずはここから、といったアルバムを多く取り上げておりますので、ぜひチェックしてみてください!
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ハードロックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム(11〜20)
So Far AwayStaind

1995年にマサチューセッツ州で結成されたステインドが2003年にリリースした4枚目のスタジオアルバム『14 Shades of Grey』。
ポストグランジサウンドを踏襲しつつも、フロントマンのアーロン・ルイスさんの感情に焦点を当てた楽曲が並びます。
強力にひずんだギターサウンド、突き抜けるようなベースサウンド、ダーティーでありながら艶のあるルイスさんの歌声など、どのパートを聴いていても楽しめるナンバーばかり。
プラチナ認定を受けた本作は、ハードロック好きもそうでない人も聴き入ってしまうのではないでしょうか。
Master of PuppetsMetallica

1981年に結成されたアメリカのヘヴィメタルバンド、メタリカの3枚目のアルバム『Master of Puppets』。
1986年3月3日にリリースされたこのアルバムは、スラッシュメタルというジャンルを定義づけた名盤。
アグレッシブなサウンドと複雑なテーマを持つ歌詞が特徴で、『Battery』や『Master of Puppets』といった名曲が収録されています。
緻密な作業を重ねて制作されたこのアルバムは、メタルハマー誌によって「史上最高のメタルアルバム」と称されるなど、高い評価を受けています。
ヘヴィメタルの魅力を存分に味わいたい方にオススメの一枚です。
Good To Be AliveSlash’s Snakepit

ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュさんが結成したスラッシュズ・スネイクピットのアルバム『IT’S FIVE O’CLOCK SOMEWHERE』。
1995年にリリースされたこの作品は、ブルースを基調としたハードロックサウンドが特徴的です。
スラッシュさんの個性的なギタープレイが際立つ一方で、バンドメンバーの才能も存分に発揮されています。
ハードロックファンはもちろん、スラッシュさんのギターワークに魅了されたい方にもおすすめの一枚と言えるでしょう。
EAGLE FLY FREEHelloween

ドイツのハンブルクで1984年に結成されたパワーメタルバンド、ハロウィンの3枚目のスタジオアルバム。
スピーディーでメロディアスなギターリフ、パワフルなボーカル、ファンタジー要素の詰まった歌詞など、パワーメタルの特徴を余すところなく詰め込んだ作品です。
ゴールドディスク獲得、日本でも好セールスを記録し、バンドのキャリアにおいて重要な位置を占める作品といえるでしょう。
収録曲『I Want Out』はシングルカットされ、ライブでも定番となっています。
パワーメタルの魅力を存分に味わえる1枚を、ぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。
Don’t Treat Me BadFireHouse

ファイアーハウスは、1990年代に人気を博したアメリカのハードロックバンドです。
デビューアルバム『Firehouse』は1990年8月にリリースされ、アメリカでダブルプラチナを獲得。
『Don’t Treat Me Bad』や『Love of a Lifetime』などのヒット曲を収録し、大ヒットとなりました。
このアルバムは、強力にひずんだギターサウンド、ポップかつキャッチーなメロディー、C.J.スネアさんの艶のある歌声など、どのパートを聴いていても楽しめるハードロックナンバーが並んでいます。
ヘビーなリフとテクニカルなソロで畳みかけるギターサウンドが、まさにハードロックのうまみを凝縮している名盤です。
HysteriaDef Leppard

1980年代初頭に巻き起こったニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィメタル、いわゆるNWOBHMと呼ばれるムーブメントの代表的なバンドの1つであり、世界的な商業的成功を収めたデフ・レパード。
1980年のデビュー当時からヒットを飛ばしていた彼らですが、最年少のドラマーであるリック・アレンさんが交通事故で左腕を切断という重大なトラブルが起こってしまいます。
それでもバンドはアレンさんの回復を待ち、右腕と両足だけで演奏できる電子ドラムの開発とリックさん自身の猛練習の成果もあり、再びアレンさんがドラマーとして復帰を果たし、1987年にリリースされたアルバムが、代表作と言える『Hysteria』です。
質の高いサウンド・プロダクションと充実のソングライティング、メンバーが一丸となって制作された楽曲はいずれも名曲ぞろいで最高にポップかつキャッチーな出来栄え。
あまりヘビーすぎる音はちょっと……という方であって聴きやすい名盤ですよ。
ハードロックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム(21〜30)
Back in the SaddleAerosmith

あまりにもシンプルなアルバム・タイトルですが、まさに「THIS IS ROCK」と呼べるサウンドなのですから致し方ないですね。
アメリカはマサチューセッツ州ボストン出身の5人組、エアロスミスが1976年にリリースした通算4枚目のアルバムにして、初期の大ヒット作です。
70年代のアメリカン・ハードロックの代表的な存在である彼らは、デビュー当時からイギリス産のハードロックから影響を受けながらも、ブルースやカントリー、そしてファンクといった母国のルーツ・ミュージックを独自に昇華したサウンドを提示。
ボーカリストのスティーヴン・タイラーさん、ギタリストのジョー・ペリーさんという鉄壁のソングライティング・コンビが放つ名曲の数々は、内外から高い評価を得ています。
そんなエアロスミスが世に放った『Rocks』は、圧倒的なテンションから繰り出される怒涛のサウンドが冒頭で述べた通りこれぞロックと呼べる内容であり、濃厚なファンクネスを感じさせるグルーヴも最高にクールですね!






