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美しいメロディが心を癒やす…。平成のバラードヒットソング

「人類史上もっともCDが売れた時代」とも称される1990年代を含んだ平成の時代には、多くのヒットソングが生まれましたよね。

特にバラードソングは時代が変わってもリスナーの心に響き続けている楽曲も多いのではないでしょうか。

また、昨今のリバイバルブームもあり、当時のヒットソングを聴いてみたいという若い層のリスナーも増えてきています。

そこで今回は、平成にヒットしたバラードソングをご紹介します!

世代の方は懐かしく、そうでない方も新しい気持ちで聴けるので、ぜひチェックしてみてくださいね!

美しいメロディが心を癒やす…。平成のバラードヒットソング(21〜30)

StoryAI

アメリカのロサンゼルス生まれという経歴を持ち、ゴスペルで培われたパワフルな歌声で人々を魅了するシンガーソングライター、AIさん。

2005年5月に発売されたアルバム『Mic-a-holic Ai』からの先行シングルは、AIさんの名を広く知らしめた不朽の名バラードとして知られています。

ピアノの美しい音色で幕を開けるこの楽曲は、聴く人の心に優しく寄り添い、一人ではないという強いメッセージを投げかけてくれますよ。

その歌詞の素晴らしさもラジオ等からお茶の間に浸透し、2014年には映画『ベイマックス』の日本版エンディングテーマにも起用され再び注目を集めました。

大切な人との絆を再確認させてくれる、2000年代を象徴する1曲です。

しるしMr.Children

Mr.Children 「しるし」 MUSIC VIDEO
しるしMr.Children

ピアノの静かな旋律から壮大なストリングスへと展開していくアンサンブルが感動的な、Mr.Childrenを代表するバラードです。

出会いの歌にも別れの歌にも聴こえる普遍的なリリックは、聴く人それぞれの物語に寄り添ってくれます。

この楽曲は2006年11月に発売され、社会現象にもなったドラマ『14才の母』の主題歌として起用されました。

このメロディや桜井さんの熱い歌唱に心を揺さぶられた方も多いのではないでしょうか。

累計で74万枚を超えるヒットを記録したという、まさに2000年代を象徴するラブソングで、大切な人との絆を改めて感じさせてくれます。

ORANGE RANGE

それぞれ音域が違う3ボーカル体制で、幅広い楽曲表現がファンを魅了しているロックバンド、ORANGE RANGE。

彼らの8枚目のシングルとして2004年10月に発売されたこの楽曲は、映画『いま、会いにゆきます』の主題歌として大ヒットしました。

本作は、恋人だけでなく家族や友人など、かけがえのない人へ向けた普遍的な愛を歌っており、心に染みるリリックが多くの人の共感を呼びました。

哀愁漂うメロディにストリングスが重なり、「泣けるレンジ」のキャッチコピーにふさわしい感動的なバラードに仕上がっています。

オリコン週間チャートで通算4週1位を記録し、名盤『musiQ』にも収録されました。

大切な人を思い浮かべながら聴くと、心を優しく包み込んでくれるような温かさを感じさせてくれますよ。

クリスマスソングback number

back number – クリスマスソング (full)
クリスマスソングback number

きらめく街の騒がしさをよそに、大切な人のことばかり考えてしまう、そんな冬の夜にぴったりの1曲です。

会いたい人にすぐ会えるわけではないもどかしさと、それでもあふれてしまう愛しさが丁寧に描かれた歌詞に、胸が締め付けられますよね。

この楽曲は、back numberが2015年11月に発表した14枚目のシングルで、テレビドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』の主題歌として一躍有名になりました。

小林武史さんをプロデューサーに迎えた、ピアノとストリングスが織りなす温かくも切ないサウンドが秀逸です。

恋をしているすべての人に、そして聖なる夜を少し寂しい気持ちで過ごす人に優しく寄り添ってくれる本作は、名盤『シャンデリア』にも収録されています。

粉雪レミオロメン

2012年に活動休止が発表された3ピースロックバンド、レミオロメンの7作目のシングル曲。

2005年11月にフジテレビ系ドラマ『1リットルの涙』の挿入歌として起用され、バンド最大のヒットを記録した代表曲です。

本作は、触れるとすぐに消えてしまう雪に、恋人との心の距離やすれ違うもどかしさを重ねています。

わからないと知りながらも、相手をひたむきにおもう純粋な気持ちが、胸をしめつけるのではないでしょうか。

ハイライトであるサビのつきぬけるような高音はあまりにも有名で、冬のカラオケの定番曲としても広く親しまれています。

切ない恋愛をしている時に聴くと、より一層心に響くナンバーです。

Aitai加藤ミリヤ

自分以外の誰かを見つめている人を思う、痛いほど切ないラブナンバーです。

本作は2009年7月当時にリリースされた名盤『Ring』に収録されている人気曲で、シングルではないにもかかわらず70万ダウンロードを超えるヒットを記録しました。

映画『悪人』の劇中歌としても物語に深い余韻を加えています。

たとえ自分が一番でなくても、傷つくとわかっていても、あなたでなければダメ……。

そんな悲痛な心の叫びが聴く人の胸を締めつけます。

人を好きになるって、理性ではどうにもならないものなんですよね。

報われない恋に苦しんでいるとき、きっと心に寄り添ってくれる1曲です。

Last Love加藤ミリヤ

彼女が手がけた本作は、「どこまでも悲しいラブバラード」という言葉がピッタリな失恋ソングです。

愛する人を失った後の、行き場のない喪失感や消せない未練を、自身が手がけた歌詞で痛いほどリアルに描いています。

壮大で美しいストリングスが、かえって心の寂しさを際立たせるようで、透明感のある歌声が問いかけるように響くのが切ないですよね。

この楽曲は2010年6月に18枚目のシングルとして発売された作品で、後に自身初のチャート1位を記録した名盤『HEAVEN』にも収録されました。

忘れられない恋の痛みを抱えているとき、そのやるせない気持ちにそっと寄りそってくれますよ。