桜をはじめ、色とりどりの花が咲き誇る春。
そんな春には、新しい生活の始まりをワクワクしたり不安に思う気持ち、その気持ちを応援する気持ち、卒業を寂しく思う気持ちなどを歌ったさまざまな曲がありますよね。
この記事では、そんな数々の春ソングの中から平成にリリースされた春の名曲を紹介します!
平成はたくさんの桜ソングも生まれ、一時期ブームにもなりましたよね。
新歓やお花見のカラオケで歌うのにもぴったりな春を感じる楽曲を集めたので、ぜひ聴いて歌って楽しい春のひとときを過ごしてくださいね!
平成の春を彩った名曲。人気の桜ソングも(1〜20)
SAKURAドロップス宇多田ヒカル

切ないメロディと桜のはかなさを歌詞に織り込んだ名曲が、宇多田ヒカルさんの2002年5月のシングルとしてリリースされ、多くの人々の心を捉えました。
恋愛の終わりと始まりを桜の移ろいに重ねながら、人生の中で何度も経験する失恋の痛みや、それでも前に進もうとする人間の強さを繊細に表現した本作は、R&BとJ-POPを融合させた斬新なサウンドと相まって、大きな話題を呼びました。
TBS系テレビドラマ『First Love』の主題歌として起用され、渡部篤郎さんと深田恭子さんが織りなす切ない恋愛物語と見事にマッチ。
春の別れと出会いの季節に寄り添う楽曲として、カラオケや卒業式シーンでも定番となっています。
ソラニンASIAN KUNG-FU GENERATION

青春の切なさと成長を描いた心揺さぶる楽曲です。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONが映画『ソラニン』のメインテーマとして2010年3月に発表した本作は、別れと再出発をテーマに若者の葛藤や希望を優しく歌い上げています。
浅野いにおさんが作詞を手掛け、アジカンでは初めてメンバー以外が作詞を担当しました。
アルバム『マジックディスク』やベストアルバム『BEST HIT AKG』にも収録され、映画の監督である三木孝浩さんが手掛けたミュージックビデオも話題となりました。
都会で生きる若者の心情に寄り添う歌詞と印象的なメロディは、新生活のスタートや環境の変化に戸惑いながらも前を向こうとする人の背中を静かに押してくれる1曲です。
サクラ咲ケ嵐

春の門出を応援する爽快なロックチューンが誕生したのは2005年3月のことです。
嵐の歌声とともに、メンバーの櫻井翔さんによるラップが響き渡り、新生活を迎える人々の心を力強く後押ししています。
前を向いて進む勇気、失敗を恐れない気持ち、そして時間をかけても必ず実を結ぶという希望のメッセージが込められた本作は、城南予備校のテレビCMソングとして起用され、学生たちからの支持を集めました。
リリース後すぐにオリコン週間シングルランキング1位を獲得し、アルバム『One』や『5×10 All the BEST! 1999-2009』にも収録された人気曲です。
春の新生活や受験に向かう人、そして新たな一歩を踏み出そうとしているすべての人に寄り添う温かな応援歌として、今なお多くの人々に愛され続けています。
桜の季節フジファブリック

春の別れと再会をテーマに描かれた切ない恋愛模様が印象的な楽曲です。
澄んだボーカルと印象的なギターサウンドが、遠くの街へ旅立つ人への哀愁を優しく包み込みます。
旅立ちへの寂しさや未来への希望が重なり合う情景は、誰もが経験する春の思い出と重なります。
フジファブリックは2004年4月にメジャーデビュー作としてリリースしました。
本作は四季をテーマにした連作シングルの第1弾として位置づけられ、アルバム『フジファブリック』にも収録されています。
高校の音楽教科書にも掲載され、教育現場でも取り上げられています。
春の卒業式のシーンや、桜の季節に聴きたくなるメロディと歌詞は、みなさんの心に温かな余韻を残してくれることでしょう。
S.A.K.U.R.A.三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE

繊細な和のテイストを取り入れながら、力強さを持ち合わせた楽曲です。
2014年3月にリリースされた三代目 J SOUL BROTHERSのシングルで、桜のはかなさと人生の輝きを重ね合わせた1曲です。
和楽器とダンスビートが調和した斬新なサウンドに、美しい情景を描写するメロディが印象的です。
本作はテレビ朝日系『お願い!ランキング』3月度エンディングテーマとしても起用され、アルバム『PLANET SEVEN』にも収録されています。
新生活のスタートを迎える春の季節や、卒業・旅立ちのシーンにぴったりな楽曲となっていますので、桜の季節にはぜひ聴いてみてください。