【定番曲から隠れた人気曲まで】本馬場入場曲まとめ
長い歴史を持つ競馬という競技は、近年では男性のみならず女性のファンも増えており、最近ではウマ娘の人気などで若い層にもその魅力が浸透している印象です。
文学や演劇、漫画作品などのテーマとして取り上げられることもあり、1つの文化として長年愛されている競馬で欠かせない要素といえば、やはり「本馬場入場曲」でしょう!
今回の記事では、そんな本馬場入場曲の代表的な名曲を中心として、あまり知られていない楽曲や期間限定で使用された意外なあの曲なども含めたラインアップでお届けします。
聴くだけであの名場面がよみがえる、なんていう方はもちろん、競馬初心者の方もぜひご覧くださいね。
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【定番曲から隠れた人気曲まで】本馬場入場曲まとめ(1〜20)
炎のウィナー鷺巣詩郎

1987年、中央競馬会の略称が「日本中央競馬会」のNCKから、現在でも使われている「Japan Race Assosiation」JRAに変更されたタイミングで、本馬場入場曲も一新されました。
そのタイミングで西日本、北海道で使用された楽曲が鷺巣詩郎さんの『炎のウィナー』です。
鷺巣詩郎さんはこの楽曲をはじめいくつかの競馬の入場曲やファンファーレを手がけていることで有名です。
同時期に関東で使用されたすぎやまこういちさんの入場曲とはまた一味違った、さっそうとした美しいメロディが印象的です。
サラブレッドマーチ渡辺岳夫

1969年、第8回アジア競馬会議での本馬場入場曲として制作されたのがこちらの『サラブレッド・マーチ』。
作曲は、『巨人の星』や『天才バカボン』、『キューティーハニー』のテーマ曲の作曲者で知られる渡辺岳夫さんが担当しました。
この楽曲は競馬ファンや関係者からとても評価の高い楽曲で、中央競馬の全競馬場で使用されました。
また、アジアだけでなくアラブ系の競馬場でも使用されるなどして。
1987年まで使用されました。
本馬場入場曲の歴史に残る偉大な1曲です。
The Majestic March椎名邦仁

2008年からJRAの通常競争で使用されているのがこちらの『The Majestic March』。
こちらは東日本で使われている楽曲で、1987年から使われていたすぎやまこういちさんの『白馬のマーチ』から交代しました。
こちらの楽曲もやはり堂々としたおもむきがあり、この曲をBGMにりりしく登場する競争馬の姿が目に浮かび、そして競走馬を紹介していくナレーションの声が今にも聞こえてきそうなくらい臨場感のある1曲です。
クロマティック・マーチすぎやまこういち

1987年から2009年、関東の競馬場のGII・GIII競走にて使用された楽曲、『クロマティック・マーチ』。
こちらも本馬場入場曲の作曲者として知られるすぎやまこういちさんの作品です。
同時期に関西や北海道で使用された鷲巣詩郎さんの楽曲『ドラマティック・ワン』と比べて、こちらは正当なファンファーレのマーチで、生楽器の温もりを感じます。
この曲に乗って登場する名馬たちの姿を思い浮かべながら、当時の競馬場の盛り上がりを夢想したくなる素晴らしい名曲です。
Legend Will Begin椎名邦仁

競馬場の緊張感に満ちた瞬間を彩るこの楽曲は、椎名邦仁さんの手によるオーケストラ調の壮大な作品です。
2008年から関西地区の本馬場入場曲として使用され、特別競走の象徴的存在として競馬ファンの心に深く刻まれています。
本作は、クラシカルな要素と力強いメロディを兼ね備え、ブラスセクションの迫力ある音色が印象的。
JRAの公式レースと密接に結びついているため商業リリースはされていませんが、競馬場で耳にする機会は多いでしょう。
馬券を握りしめ、心躍らせながらレースの開始を待つ瞬間に、この曲を聴くことで競馬の醍醐味をより一層感じられるはずです。
Glory岩代太郎
2010年からのGI級競走の本馬場に採用されているのが、こちらの楽曲『Glory』です。
1987年から西日本、東日本でそれぞれ本馬場入場曲が分かれており、こちらは東日本のバージョンです。
ゆったりとしたテンポの壮大なオーケストラの演奏に乗せられたファンファーレがとても美しい1曲です。
さすがGIという堂々とした貫禄のある楽曲です。
この曲をバックに登場する競走馬たちを想像するだけでかっこいいですね!