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フラダンスの曲選び。ハワイの癒やしと文化が感じられる名曲

心と体を癒やすハワイの伝統芸能、フラダンス。

やわらかな動きと美しい表現に欠かせないのが、ハワイアンミュージックの存在です。

ドン・ホーさんやテレサ・ブライトさんといったハワイを代表するアーティストたちが歌う伝統的な名曲から、テ・ヴァカのような現代的なサウンドまで、フラダンスの世界は実に奥深いものがあります。

ゆったりとした癒やしの調べに身を委ねたり、明るく陽気なリズムで心躍らせたり。

音楽を通してハワイの文化と歴史に触れてみませんか?

フラダンスの曲選び。ハワイの癒やしと文化が感じられる名曲(1〜10)

WaikīkīDavid Nalu & Gabby Pahinui & Joe Diamond & Ralph Alapa’i & Cummings Signature

フラダンスを何度か見たことのある方であれば、この曲に聞き覚えがあるのではないでしょうか?

こちらの『Waikīkī』は有名なハワイアンミュージックで、フラダンスの世界ではソロでおどる際に使用されます。

作曲を担当したのは、ハワイ出身の伝説的な作曲家、アンディ・カミングスさんです。

1913年に生まれた、非常に長いキャリアを持つ作曲家なのですが、1995年に亡くなるまで、精力的に音楽活動を続けていました。

KawaipunaheleKeali’i Reichel

ハワイの民謡ともいえる伝統音楽、チャント。

そのチャントを17歳という若さでマスターし、19歳にはフラの団体まで立ち上げたエリート、ケアリィ・レイシェルさん。

こちらの『Kawaipunahele』は彼の最大のヒットソングで、当時、チャートのトップにいたマドンナさんを抜いて1位を獲得しました。

ハワイアンミュージックに詳しくない方でも、聞き覚えのある方は多いと思います。

メロディーはポップスよりで、沖縄民謡にも似たフレーズが登場します。

Morning DewDon Ho, Larry Lindsey Kimura

ハワイを代表するハワイアンミュージックシンガー、ドン・ホーさん。

こちらの『Morning Dew』はそんなドン・ホーさんの曲のなかでも、特に色気のある楽曲として有名です。

ハワイアンミュージックらしいゆったりとしたテンポとドン・ホーさんのダンディな声がいい感じにマッチしてるんですよね~。

ハワイアンミュージックを聴くと昼時や夕方をイメージされる方は多いと思います。

『Morning Dew』はそういった曲とは少し違った、夜をイメージさせる大人なメロディが印象的な作品です。

フラダンスの曲選び。ハワイの癒やしと文化が感じられる名曲(11〜20)

Pua AhihiMaddy Lam, Mary Kawena Pukui

ハワイアンミュージックの作曲家の父と言われているチャールズ・E・キングさんと対をなすほど、多くの名曲を残したアーティスト、マディー・ラムさん。

1930年から1980年代のハワイアンミュージックの黄金期とも呼べる時代で活躍しました。

こちらの『Pua Ahihi』は、そんな彼女の名曲の一つで、政治的理由によりなくなりかけたハワイ語を守った教育者としての顔も持つ作曲家、マリー・カウェナ・プクイさんも作曲に参加しています。

Ke Kali Nei AuCharles・E・King

Hawaiian Wedding Song – Ke Kali Nei Au (Charles E. King) – Hawaii’s Greatest Hits Vol. 2
Ke Kali Nei AuCharles・E・King

ハワイアンミュージックの作曲家として、最も偉大とされているチャールズ・E・キングさん。

非常に多くのハワイアンミュージックの名曲を残しており、その数は400曲をこえます。

そんな彼の名曲の中でも特に高い人気をほこるのが、こちらの『Ke Kali Nei Au』です。

フラダンスの定番ソングとしてはもちろんのこと、ハワイでは結婚式の定番ソングとしても認知されています。

キャッチーなメロディーなので、ぜひチェックしてみてください!

AlekokiDennis Pavao

Dennis Pavao ” Alekoki ” The Golden Voice Of Hawaii
AlekokiDennis Pavao

ファルセットを得意としているハワイアンミュージシャンのデニス・パバオさん。

1970年代に活躍したアーティストで、『ka leoki’eki’e』という伝統的なハワイアンミュージックを世間に広めたことで有名です。

数々の名曲を残してきた、デニス・パバオさんですが、こちらの『ka leoki’eki’e』はとりわけ高い人気をほこります。

テンポは普通で、メロディーは非常に陽気なものに仕上げられています。

ファルセットを多く用いたボーカルにも注目ですね。

Fish and PoiSean Na’auao

ハワイの食文化を楽しく歌い上げた楽曲は、故郷への愛とアイデンティティを体現しています。

ハワイのトップミュージシャン、ショーン・ナアウアオさんの歌声には、伝統的な要素と現代的なアプローチが見事に融合され、まるで波のように心地よいリズムが流れています。

1998年に発表された本作は、名盤『Fish & Poi』のタイトル曲として、同年のナ・ホク・ハノハノ・アワードで高い評価を受けました。

ハワイの伝統音楽を大切にしながらも、軽快でポップな要素を取り入れたサウンドは、フラダンスの優美な動きと相性抜群です。

穏やかな海の風を感じるような安らぎのメロディーは、日常の喧騒から離れてリラックスしたいときや、ハワイの文化に触れたいときにぴったりです。