フラダンスの曲選び。ハワイの癒やしと文化が感じられる名曲
心と体を癒やすハワイの伝統芸能、フラダンス。
やわらかな動きと美しい表現に欠かせないのが、ハワイアンミュージックの存在です。
ドン・ホーさんやテレサ・ブライトさんといったハワイを代表するアーティストたちが歌う伝統的な名曲から、テ・ヴァカのような現代的なサウンドまで、フラダンスの世界は実に奥深いものがあります。
ゆったりとした癒やしの調べに身を委ねたり、明るく陽気なリズムで心躍らせたり。
音楽を通してハワイの文化と歴史に触れてみませんか?
フラダンスの曲選び。ハワイの癒やしと文化が感じられる名曲(21〜30)
E Maliu MaiEmma Veary

穏やかな波のように心に寄せる美しいメロディーが印象的な1曲。
ハワイのソプラノ歌手、エマ・ヴィアリーさんの澄み渡る歌声がハワイの大自然や優しい風を感じさせます。
1976年に発売されたアルバム『Emma At The Royal』に収録された本作は、ハワイの名門ホテル、ロイヤル・ハワイアン・ホテルのモナーク・ルームでのライブ録音です。
1994年にナ・ホク・ハノハノ賞の生涯功労賞を受賞したエマさんの代表作の一つとして、ハワイアンミュージックの魅力を余すところなく伝えています。
フラダンスのBGMとしてはもちろん、リラックスしたいときや心を癒やしたいときにもぴったりな一曲です。
ヒイラヴェGabby Pahinui

心を癒やすハワイの風を感じさせるスラックキー・ギターの音色が印象的な一曲。
ハワイを代表するミュージシャン、ギャビー・パヒヌイさんが奏でる柔らかなギターの調べと、深みのある歌声が見事に調和しています。
1946年にBell Recordsから発表された本作は、スラックキー・ギターを使用した先駆的なハワイアン音楽として歴史に名を刻みました。
2011年には映画『ファミリー・ツリー』のサウンドトラックにも採用され、新たな魅力を届けています。
ゆったりとしたリズムと心地よいメロディーは、フラダンスの優美な動きにぴったり。
穏やかな気持ちでハワイの文化に触れたい方におすすめの一曲です。
フラダンスの曲選び。ハワイの癒やしと文化が感じられる名曲(31〜40)
Manu O’OGary Haleamau

哀愁漂う曲の入りからハワイアンな曲と想像できないが歌い出すとハワイアンなトラディショナルな音楽とかわります。
ギターが奏でる哀愁さとマッチして彼の透き通る様な声は、涙をさそい、聴いてる側が風にのって旅をしている気分にさせてくれます。
WaiominaNa Palapalai

穏やかで心地よい調べが心に染み入る一曲です。
ハワイ島ヒロ出身のナーパラパライ2004年に公開したアルバム『Ke ‘Ala Beauty』に収録された本作は、ハワイアンミュージックの真髄を伝える珠玉の楽曲として知られています。
ウクレレやギター、イプ、アップライトベースの奏でる優美な音色と、ハワイ語で歌われる詩情豊かな歌声が見事に調和しています。
メンバーのクアナ・トーレス・カヘレさん、ケハウ・タムレさん、ケアオ・コスタさんによる美しいハーモニーは、まるでハワイの自然や文化を目の前に描き出すかのよう。
ゆったりとしたリズムに身を任せながら、フラダンスを楽しむのにぴったりな一曲となっています。
Our Hawai’iManoa DNA

ハワイが誇る日系ファミリーバンド、マノアDNAの心癒やすメロディーが、南の島の魅力を優しく包み込みます。
2010年6月に発表された本作は、ハワイ州観光局のキャンペーンソングとして多くの人々の心を魅了しました。
アコースティックギターの温かみと、家族ならではの息の合った3声のハーモニーが印象的です。
ビーチでのんびり過ごす時間や、ダイヤモンドヘッドから昇る朝日、そしてハナレイからコナまで、ハワイの美しい風景が目に浮かぶような情景描写がちりばめられています。
ゆったりとした空気感の中にも、現代的なポップスの要素を取り入れた爽やかなサウンドは、フラダンスの伴奏曲として、またハワイの雰囲気を感じたい時のBGMとして最適です。
Mai `Italia Ko Lei NaniKaumakaiwa Kanaka`ole

ハワイの伝統音楽を現代に伝える著名なミュージシャン、カウマカイワ・カナカオレさんが奏でる美しい調べは、1883年2月に行われたカラカウア王の戴冠式にまつわる歴史的な物語を優雅に描き出しています。
カピオラニ女王の威厳と気品を称えたこの心温まる楽曲には、イタリアから取り寄せられた豪華絢爛な王冠への賛美が込められています。
本作は、ギタリストのショーン・ピメンタルさんとのコラボレーションにより、伝統的なメレに新たな生命が吹き込まれました。
ゆったりとした詠唱的なメロディーと穏やかなリズムが織りなす癒やしの世界は、心を落ち着かせたいときや、ハワイの文化に触れたいときにぴったりの一曲です。
Radio HulaLedward Ka’apana

穏やかなギターの旋律が、南国の心地よい風のように心を癒やすインストゥルメンタル曲です。
ハワイのスラック・キー・ギターの神様とも称されるレッドワード・カアパナさんの代表作で、伝統的な奏法と独自のアレンジが見事に調和しています。
1999年7月、アルバム『Hawaiian Slack Key Guitar Masters, Vol. 2』に収録された本作は、軽やかなリズムとメロディーラインが特徴的。
2016年3月にはカリフォルニア州サンタクルーズで行われたライブでも披露され、観客を魅了しました。
フラダンスの伴奏曲としても親しまれ、ゆったりとした時間を過ごしたい時や、心を落ち着かせたい時におすすめの一曲です。