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70年代懐かしの邦楽アイドルの名曲・ヒット曲

日本のアイドル史において、1970年代まさに事実上の「アイドル元年」というべき時期であり、現在のアイドルシーンの雛形となった伝説的なシンガーやグループが数多く誕生した時代です。

現在も多方面で活躍を続けているタレントも多いですし、名前を聞けばすぐにそれと分かる大スターたちの宝庫と言えるのが1970年代の音楽シーンなのですね。

こちらの記事ではそんな70年代のアイドルたちが残した名曲を、男性女性を問わずまとめて紹介します。

一度は聴いたことがあるような名曲ばかりですから、この時代のアイドルソングひいては邦楽に興味があるという若い世代も要チェックです!

70年代懐かしの邦楽アイドルの名曲・ヒット曲(1〜10)

いい日旅立ち山口百恵

春の訪れを告げるような爽やかな曲調と、懐かしさを感じさせる歌詞が印象的な名曲です。

国鉄の旅行誘致キャンペーンのテーマソングとして1978年11月にリリースされ、山口百恵さんの美しい歌声と相まって大ヒットを記録しました。

主人公の新しい旅立ちへの期待と、過去への想いが交錯する様子が見事に描かれており、聴く人の心に深く響くメッセージ性の高い楽曲となっています。

結婚式や卒業式など、人生の節目に歌われることも多く、世代を超えて愛され続けているのも魅力のひとつ。

春の陽気に誘われて旅に出たくなった時、ぜひこの曲を聴いてみてはいかがでしょうか。

勝手にしやがれ沢田研二

70年代の音楽シーンを席巻した沢田研二さんの代表曲といえばこの曲。

失恋した男性の複雑な感情を描き、自由奔放な精神と諦観、寂しさを表現しています。

オリコン週間チャートで5週連続1位、年間4位を獲得し、89万枚もの売り上げを記録。

1977年5月にリリースされたこの曲は、阿久悠さんの作詞、大野克夫さんの作曲によって生み出されました。

バラードからハードロック調へと変化する大胆な構成が特徴的で、編曲の船山基紀さんの影響が色濃く反映されています。

洒落た大人の哀愁漂う歌詞は、当時の若者文化や恋愛観を鮮やかに映し出しており、今聴いても心に響くこと間違いなしです。

傷だらけのローラ西城秀樹

情熱的な歌唱と力強い歌詞が印象的な、西城秀樹さんの代表曲の1つです。

1974年8月にリリースされたこの楽曲は、オリコンチャートで2位を記録し、24週間もチャートインする大ヒットとなりました。

作詞はさいとう大三さん、作曲は馬飼野康二さんが手掛けています。

本作は、愛する人への献身と支援を歌った楽曲で、聴く人の心に強く響きます。

実は、この曲がリリースされた頃、西城さんは声帯を痛めて休養を余儀なくされていたそうです。

そんな経験も重なり、より深みのある歌唱となっているのかもしれませんね。

失恋や傷心のときに聴くと、勇気をもらえる1曲です。

70年代懐かしの邦楽アイドルの名曲・ヒット曲(11〜20)

UFOピンクレディー

1977年12月にリリースされたこの曲は、ピンク・レディーの代表作として知られています。

斬新な振付と衣装、そして宇宙人との恋愛をテーマにした歌詞が特徴的で、当時の宇宙ブームともマッチしていました。

阿久悠さんの作詞と都倉俊一さんの作曲によるこの楽曲は、シンセサイザーを多用した未来感のあるサウンドが印象的です。

ミーさんとケイさんの息の合ったハーモニーも魅力的で、聴く人を惹きつけます。

本作は約155万枚を売り上げる大ヒットとなり、第20回日本レコード大賞を受賞。

日清食品のCMソングとしても使用され、幅広い世代に愛されました。

70年代のアイドルソングに興味がある方にぜひおすすめの一曲です。

ブルドッグフォーリーブス

初期ジャニーズの代表的なグループであり、1970年代のアイドル史に大きな足跡を残したフォーリーブス。

彼らが1977年に発表した楽曲は、伊藤アキラさんの作詞と都倉俊一さんによる作曲のアイドル歌謡として特に人気の高い名曲です。

男くささを前面に出した歌詞とアグレッシブなギターサウンドを取り入れたロック調の楽曲で、カラオケで歌ったら確実に盛り上がりそうですよね。

この時代の歌謡曲をテーマとしたDJイベントなどでも使えそうな、70年代アイドルソングのキラーチューンと言えましょう!

せんせい森昌子

森昌子 せんせい(1986-06-29)
せんせい森昌子

森昌子のデビューシングルで、1972年に発売されました。

翌1973年の第24回NHK紅白歌合戦に初出場を果たし、森昌子最大のヒット曲になっています。

作詞を阿久悠が手掛けたことから、今でも森昌子の大切な曲として歌い続けている曲です。

イルカにのった少年城みちる

デビュー曲として1973年12月にリリースされ、50万枚の大ヒットを記録した名曲です。

清純なイメージと歌唱力で注目を集めた城みちるさんの代表作で、愛と希望、自然との調和をテーマにしています。

海や自然の美しさを通じて人間の感情を描き出す詩的な歌詞が特徴的ですね。

本作は1974年の第16回日本レコード大賞新人賞も受賞しました。

城みちるさんを一躍トップアイドルへと押し上げた楽曲で、「新新御三家」の一員として活躍するきっかけとなりました。

心に安らぎを求める人におすすめの一曲です。

優しいメロディと歌詞に癒されたい時に聴いてみてはいかがでしょうか。