1月は新しい年の始まりとともに、冬の寒さが一段と深まる季節ですね。
そんな1月は、暖かい室内で冬にぴったりな歌を楽しんでみてはいかがでしょうか。
雪景色や北国の情景を歌った懐かしい名曲は、心を温めてくれる魅力があります。
今回は、冬の訪れや故郷への思いを美しく描いた演歌や童謡をたっぷりとご紹介します。
みんなで一緒に歌えば、昔の思い出がよみがえり、自然と笑みがこぼれるひとときになるでしょう。
歌声を通して心も身体もぽかぽかと温まる、すてきな時間をお過ごしくださいね。
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【高齢者向け】1月に歌いたい冬の名曲。懐かしい童謡や歌謡曲で心温まるひととき(1〜10)
早春賦作詞:吉丸一昌/作曲:中田章

暦の上では春とされていても、実際にはまだ寒さが残る季節の心もとなさを歌った作品です。
作詞の吉丸一昌さんが長野県大町市の中学校校歌作成のために訪れた際、雪解けを待つ安曇野の風景から着想を得たと伝えられています。
谷間では鶯もまだ鳴かず、氷が解けて葦が芽吹いても雪空が続くという早春の情景が、繊細な言葉でつづられているのが印象的です。
1913年に楽譜集『新作唱歌 第三集』に収録されて以来、学校や合唱の場で歌い継がれてきました。
まだまだ冷たい風が吹く1月、これから訪れる春を心待ちにしながら本作を口ずさんでみてはいかがでしょうか。
たこの歌文部省唱歌

お正月になると、空高く舞い上がる凧を見上げた思い出がある方も多いのではないでしょうか。
文部省唱歌として1910年に教科書に掲載された本作は、作詞者・作曲者ともに公表されていません。
凧が風を受けて雲まで、天まで上がっていく様子や、糸を引いたり緩めたりして凧を操る遊びの情景が、子どもにもわかりやすい言葉で描かれています。
シンプルな旋律ながら、凧が空へ昇っていく躍動感が自然と伝わってくる構成になっているのが魅力です。
新年の集まりで一緒に口ずさめば、懐かしい冬の日の記憶がよみがえり、心も温まるひとときになることでしょう。
雪列車前川清

冬の旅情を雪景色と列車の情景にのせて歌い上げる前川清さんの名曲です。
1982年10月に発売されたシングルで、作詞を糸井重里さん、作曲を坂本龍一さんが手がけた意欲作として知られています。
和太鼓のような響きをドラムで表現しようと坂本さんが3日間かけて録音に挑んだというエピソードも残されており、演歌の枠をこえたモダンな音づくりが魅力です。
雪がしんしんと降る中を走る列車の風景が目に浮かび、故郷への思いや別れの切なさがやさしく心に響きます。
冬の寒い日に、室内で皆と一緒に歌えば、昔の旅の思い出がよみがえってくるかもしれませんね。
三百六十五歩のマーチ水前寺清子

1968年に発売されたこの歌謡曲は、明るくテンポの良いマーチ調が特徴です。
水前寺清子さんが歌うこのナンバーは、毎日のちいさな一歩を大切にしながら前へ進んでいこうという応援のメッセージが込められていて、新しい年を迎える1月にぴったりなんですよね!
歌詞の中では、一歩ずつ歩んでいくことの大切さや、自分の足跡にきれいな花が咲くという希望に満ちた表現が心に響きます。
1969年には選抜高校野球の入場行進曲にも選ばれ、アニメやCMでもたびたび使われてきた名曲です。
新年の集まりやレクリエーションで、みんなで一緒に歌えば気持ちも前向きになって、これからの一年を元気にスタートできそうですね。
昴谷村新司

壮大なスケール感と深い叙情性が心に響く名曲として、谷村新司さんの代表作を1月にご紹介したいと思います。
1980年に発売されたこの楽曲は、宇宙や星空の広がりを感じさせる表現とともに、人生の旅路や希望が描かれています。
アルバム『昴 -すばる-』にも収録され、卒業式や送別会など人生の節目で歌われてきました。
本作は、深みのある歌声とともに、ギターの音色からストリングスへと広がる音の世界が美しく、聴く人の心を温めてくれます。
新しい年の始まりに、これまでの道のりを振り返りながら口ずさんでいただくのはいかがでしょうか。
皆で一緒に歌えば、心が晴れやかになることでしょう。
いつでも夢を橋幸夫、吉永小百合

1962年に橋幸夫さんと吉永小百合さんがデュエットしたこの楽曲は、第4回日本レコード大賞を受賞し、累計約260万枚を売り上げた青春歌謡の名曲です。
作詞は佐伯孝夫さん、作曲は吉田正さんという黄金コンビによるもので、星や雨にたとえられた優しい言葉で紡がれる歌詞には、どんな境遇にあっても夢を持ち続けようというメッセージが込められています。
本作は1963年に日活で映画化され、高校野球の入場行進曲にも採用されました。
寒い冬の日に、あたたかな室内で皆さんと一緒に口ずさんでいただきたい一曲です。
優しいメロディーに乗せて、希望に満ちた若き日の思い出を語り合う時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
北酒場細川たかし

1970年代から活躍する歌手の細川たかしさんが1982年にリリースした本作。
昭和の歌謡曲らしい軽快なメロディーラインにのせて、北の街の酒場を舞台にした大人の恋模様が描かれています。
煙草の火をつけてくれた相手との運命的な出会いや、グラスを傾けながら思い出を振り返る男性の切なさが印象的です。
日本レコード大賞や日本有線大賞のグランプリを受賞し、オリコンチャートでも年間第5位を記録した名曲で、カラオケでも根強い人気があります。
お酒や恋愛をテーマにした楽曲なので、思い出を語りあいながら聴いてみるのもオススメです。
彼の優しい歌声にのせて、一緒に歌ったりコーラスしても盛り上がりますよ。







