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60年代懐かしの歌謡曲の名曲・ヒット曲

グループサウンズやロックなどが注目されがちな1960年代ですが、当時のチャートの大半を占めていたのは歌謡曲でした。

実際、まだまだ演歌も人気な時代で、当時に子どもとして過ごしていた方でも演歌や歌謡曲のレパートリーはたくさんあると思います。

今回はそんな1960年代の音楽のなかでも、懐かしの歌謡曲をピックアップしました。

1960年代は王道の歌謡曲が最も注目を集めた時代です。

音楽とともに当時の想い出を振り返りたい方は、ぜひ本記事を最後までチェックしてみてください。

60年代懐かしの歌謡曲の名曲・ヒット曲(31〜35)

愛と死をみつめて青山和子

1960年代を代表する歌謡曲の一つとして、多くの人々の心に残る名曲です。

テーマは愛と死という普遍的なものですが、まるで目の前で物語が展開しているような臨場感あふれる歌詞が印象的です。

1964年7月にリリースされ、同年の第6回日本レコード大賞を受賞。

累計売上は70万枚を超える大ヒットを記録しました。

青山和子さんの18歳とは思えない落ち着いた歌声が、切ない恋心と儚さを見事に表現しています。

静かな夜にしっとりと聴きたい1曲ですね。

トンネル天国ザ・ダイナマイツ

60年代のグループサウンズを象徴する青春のロックソングとして、1967年11月にビクターレコードから発売された作品です。

瀬川洋さんのエネルギッシュなシャウトと山口冨士夫さんの印象的なギターサウンドが、当時の若者たちの心をわしづかみにしました。

アルバム『ヤングサウンドR&Bはこれだ!』に収録されている本作は、田舎町への旅立ちと自由を求める若者の夢を描いた叙情的な歌詞とロック色の強いサウンドが見事に調和しています。

オリコンチャート73位を記録し、後にダウン・タウン・ブギウギ・バンドにカバーされるなど、R&B志向の名曲として音楽ファンの間で支持を集めました。

夏の旅行や友達とのドライブなど、解放感を味わいたい瞬間にピッタリの一曲です。

ハ・ハ・ハザ・リンド&リンダーズ

ハ・ハ・ハ – ザ・リンド&リンダース(’68.8.25)
ハ・ハ・ハザ・リンド&リンダーズ

軽快なリズムと明るいメロディに乗せて、1968年8月に発売されたザ・リンド&リンダースの元気いっぱいのポップチューン。

関西を代表するグループサウンズの一つとして、当時大きな人気を集めたノーベル製菓『アマンド・キッス』のCMにも起用され、首都圏でも認知度が高まりました。

関西を代表するGSグループのナンバーとして、B面には叙情的なバラード『フォー・デイズ・ラブ』を収録。

本作は2000年1月にアルバム『ザ・リンド&リンダース Meets ザ・ヤンガーズ コンプリート シングルズ』に収められ、新たな世代のファンにも親しまれています。

グループ・サウンズ全盛期の息吹を感じたい方や、青春時代のノスタルジーに浸りたい方にオススメの一曲です。

サハリンの灯は消えずザ・ジェノバ

クラウンレコードが誇る1960年代グループサウンズの金字塔。

哀愁漂うメロディと北国の情景を織り込んだロシア民謡風の歌詞で、聴く人の心を揺さぶる魂の一曲です。

懐かしいようで新鮮な、唯一無二の作品世界を築き上げています。

ザ・ジェノバの1968年2月のデビューシングルは、1960年代グループサウンズの中でも異色の存在として知られ、10万枚を超える驚異的なセールスを記録。

エレキギターとバンドサウンドに歌謡曲の要素が見事に調和した本作は、故郷や愛を失った人々の切ない思いに寄り添う、珠玉のバラードとして心に残ります。

失恋や別れを経験した人、心に深い思いを秘めている人に、静かな夜に聴いていただきたい名曲です。

高校三年生舟木一夫

高校三年生/舟木一夫 cover Keizo
高校三年生舟木一夫

1963年発売いくつかの諸説はありますが、この歌のモデルは東京都の私立高校か都立高校とされています。

高校三年生といえば、まだまだ大学への進学率が高くなかった日本で進学か就職かで人生の分岐点となっている時代ですので、深めた友情はいつまでもという歌詞はずっと歌い続けて欲しい曲です。