60年代懐かしの歌謡曲の名曲・ヒット曲
グループサウンズやロックなどが注目されがちな1960年代ですが、当時のチャートの大半を占めていたのは歌謡曲でした。
実際、まだまだ演歌も人気な時代で、当時に子どもとして過ごしていた方でも演歌や歌謡曲のレパートリーはたくさんあると思います。
今回はそんな1960年代の音楽のなかでも、懐かしの歌謡曲をピックアップしました。
1960年代は王道の歌謡曲が最も注目を集めた時代です。
音楽とともに当時の想い出を振り返りたい方は、ぜひ本記事を最後までチェックしてみてください。
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60年代懐かしの歌謡曲の名曲・ヒット曲(71〜80)
東京五輪音頭三波春夫

1963年発売1964年開催の東京オリンピックの為に作られた曲で、元は競作で歌われた曲で橋幸夫さんや、三橋美智也さんなど当時の売れっ子歌手がリリースしたのですが、三波春夫さんはこの歌にかける意気込みが凄く、その結果一番レコードが売れました。
というのも三波春夫さん自身も戦争を経験し、シベリアで捕虜になった事もあり日本の復興をぜひ歌いたいと自分の新曲を後回しにしてでも東京五輪音頭を歌い続けた事がミリオンセラーに結びつきました。
骨まで愛して城卓矢

城卓矢がリリースした、同名義での初めてのシングルで1966年に発売されました。
同年には同作を原作とした映画「骨まで愛して」が公開され、この曲が大ヒットし、140万枚を売り上げるミリオンセラーとなりました。
「第17回NHK紅白歌合戦」には初出場を果たしています。
愛の化石浅丘ルリ子

浅丘ルリ子が1969年に発売したシングルレコードで、この曲をモチーフに、翌年の1970年には、浅丘と田宮二郎主演で同名映画も製作されました。
本人のナレーションから始まり、語りと歌が交互に繰り広げられるバラードで浅丘自身久々のヒット曲となりました。
コーヒー・ルンバ西田佐知子

昭和の歌謡界を彩る名曲が、ここに蘇ります。
ハスキーで退廃的な魅力のある歌声で知られる西田佐知子さんが歌う本作は、コーヒーを通じて新たな恋を見つけるストーリーを描いています。
南国の情熱やアロマが感じられるルンバのリズムに乗せて、コーヒーの魅力が存分に表現されているんです。
西田佐知子さんご本人は、実はコーヒーを飲む習慣がなかったそうですが、結婚後に夫の影響で飲むようになったというエピソードも。
2001年3月には、CDシングルとして再リリースされました。
喫茶店で流れると時間を忘れさせてくれる、そんな魅力的な一曲。
コーヒーを片手に、ゆったりと聴いてみてはいかがでしょうか?
上を向いて歩こう坂本九

1961年発売永六輔さん作詞のこの歌の原点は永六輔さんが芸能界で活躍されていた女性と親友との結婚の話を聴いた瞬間に涙がポロポロと止まらなくなり、お父様に電話で相談した時に「上を向いて帰りなさい、涙がこぼれないように」とアドバイスをもらったのがきっかけとなっているのですが、失恋に限らず人間は悲しい時はいくらでもある生き物なので、どことなく淋しいけど、でも明るさも忘れずにという曲の共感は日本人だけでなく世界各国でも歌われています。
日本語だとタイトルが長すぎるという理由で海外では「すきやき」とつけられていますが、特に意味はないようです。
君といつまでも加山雄三

1965年発売ご存じ若大将の代表曲の一つです。
曲の詞といい、歌の中でいうセリフは、はっきりいってクサすぎて、現代では通用しませんが、当時は若大将がちょっと鼻をこすりながら、照れくさそうにしてセリフを言う加山雄三さんに女性は当時の言葉を借りるとシビレていました。
年上の女森進一

森進一が1968年に発売したシングルで、累計売上は約80万枚を記録しました。
オリコンチャートでは4位を記録しており、2014年の第65回NHK紅白歌合戦にて、発売46年目にして紅白初歌唱となりました。
森進一の初期の代表曲の一つとなっています。
おわりに
今回は1960年代を彩った歌謡曲を紹介していったわけですが、お気に入りの楽曲は見つかりましたか?
黎明期ということもあり、王道の歌謡曲が多かったのではないなかと思います。
ラグミュージックでは他にも歌謡曲を特集した記事がございますので、ぜひそちらもチェックしてみてください。