60年代懐かしの邦楽ポップスの名曲・ヒット曲
いわゆる「高度経済成長期」の真っ只中、東洋の奇跡と呼ばれた経済の発展や東京オリンピックに大阪万博の開催など、激動の時代と言える1960年代の日本。
音楽シーンにおいてはザ・ビートルズの来日という熱狂はもちろん、坂本九さんの名曲『上を向いて歩こう』が『SUKIYAKI』の名前で全米チャート1位を記録するなどエポックメイキング名出来事も多かったのですね。
こちらの記事では、そんな60年代の日本を彩った懐かしの邦楽ポップスをご紹介。
歌謡曲やフォークソング、GSなど今の若い世代にも人気の名曲たちをお楽しみください!
もくじ
- 60年代懐かしの邦楽ポップスの名曲・ヒット曲
- 高校三年生舟木一夫
- 上を向いて歩こう坂本九
- ドリフのズンドコ節ザ・ドリフターズ
- 夜明けのスキャット由紀さおり
- 若者たちザ・ブロードサイド・フォー
- 恋の季節ピンキーとキラーズ
- こまっちゃうナ山本リンダ
- 君だけに愛をザ・タイガース
- 恋のバカンスザ・ピーナッツ
- 禁じられた恋森山良子
- ブルー・ライト・ヨコハマいしだあゆみ
- 白いブランコビリーバンバン
- 好きさ好きさ好きさザ・カーナビーツ
- ノー・ノー・ボーイザ・スパイダース
- 夏の日の想い出日野てる子
- こんにちは赤ちゃん梓みちよ
- 三百六十五歩のマーチ水前寺清子
- 亜麻色の髪の乙女ヴィレッジ・シンガーズ
- ブルー・シャトウジャッキー吉川とブルー・コメッツ
- トンネル天国ザ・ダイナマイツ
- 神様お願い!ザ・テンプターズ
- あなたが欲しいザ・ハプニングス・フォー
- ケメ子の歌ザ・ダーツ
- 空に星があるように荒木一郎
- 夕陽と共にザ・ワイルドワンズ
- 青い瞳ジャッキー吉川とブルー・コメッツ
- サハリンの灯は消えずザ・ジェノバ
- いつでも夢を橋幸夫/吉永小百合
- 君といつまでも加山雄三
- 君なき世界ザ・ビーバーズ
- ブラインド・バードザ・モップス
- 離したくないザ・ヤンガーズ
- ハ・ハ・ハザ・リンド&リンダーズ
- レッツ・ゴー・シェイク!寺内タケシ & バニーズ
- ルイジアナ・ママ飯田久彦
- 帰って来たヨッパライザ・フォーク・クルセダーズ
- 忘れていた朝山本潤子
- 別れのサンバ長谷川きよし
- 恋の季節ピンキーとキラーズ
- 天使の誘惑黛ジュン
- 夜と朝のあいだにピーター
- 霧の摩周湖布施明
- 僕は泣いちっち守屋浩
- 学生時代ペギー葉山
- パイナップル・プリンセス田代みどり
- 悲しき願い尾藤イサオ
- ふりむかないでザ・ピーナッツ
- ゴマスリ行進曲ハナ肇とクレージーキャッツ
- ナカナカ見つからないスリーファンキーズ
- 硝子のジョニーアイ・ジョージ
- ヘイ・ポーラ田辺靖雄、梓みちよ
- 月影のナポリ森山加代子
- ラブユー東京黒沢明 & ロス・プリモス
- 悲しきカンガルーダニー飯田とパラダイス・キング
- 虹色の湖中村晃子
- コーヒー・ルンバ西田佐知子
- ジェニ・ジェニ鈴木やすし
- オリビアの調べフォーリーブス
- 川は流れる中曾根美樹
- 君だけを西郷輝彦
60年代懐かしの邦楽ポップスの名曲・ヒット曲(1〜20)
高校三年生舟木一夫

1960年代の学園ソングの定番として、揺れ動く10代の心情を歌い上げた青春歌謡の金字塔です!
舟木一夫さんが実際に高校三年生だった当時の録音で、みずみずしい歌唱が魂を吹き込んでいます。
1963年6月のリリースから1年足らずで100万枚を突破する大ヒットを記録し、第5回日本レコード大賞新人賞も受賞。
同名の映画も公開され、舟木さんはこのデビュー曲で一躍スター歌手へと上り詰めました。
卒業を目前に控えた高校生の複雑な思いを描いた本作は、学生時代を懐かしむ大人から、現役の学生まで幅広い世代に愛され続けています。
上を向いて歩こう坂本九

60年代を代表する名曲として今も愛され続けている楽曲です。
永六輔さんの心温まる歌詞と中村八大さんのメロディアスな曲調が見事に調和し、坂本九さんの優しい歌声が聴く人の心に深く響きます。
涙を堪えながらも前を向いて歩こうとする強さと、どんな時も幸せを信じる希望に満ちた歌詞は、多くの人の心の支えとなってきました。
1961年にリリースされて以来、日本国内だけでなく世界中で大ヒット。
特にアメリカでは『SUKIYAKI』というタイトルで親しまれ、ビルボードHot 100で1位を獲得する快挙を成し遂げました。
つらい時や悲しい時、前を向いて頑張りたい時に聴くと、勇気をもらえる一曲です。
ドリフのズンドコ節ザ・ドリフターズ

ザ・ドリフターズが歌う愉快な楽曲は、青春時代の甘酸っぱい恋愛模様を軽快なリズムで描いた名曲です。
学校帰りの森蔭でのキスや、学食でのほのぼのとしたエピソードなど、若い頃の恋の思い出が歌詞に詰まっています。
1969年11月にリリースされたこの曲は、当時の若者たちの心を掴み、大ヒットを記録しました。
テレビ番組『8時だョ!全員集合』でも披露され、お茶の間の人気者となりました。
懐かしい思い出を振り返りたい方や、明るく楽しい気分になりたい方におすすめの一曲です。
夜明けのスキャット由紀さおり

60年代の日本の音楽シーンに大きな衝撃を与えた、由紀さおりさんの代表作です。
スキャットを巧みに取り入れたユニークな楽曲で、まさに時代を象徴する一曲といえるでしょう。
1969年にリリースされ、オリコンシングル週間チャートで8週連続1位を獲得、109万枚を売り上げるミリオンセラーとなりました。
本作は元々TBSラジオの深夜番組のオープニングテーマとして制作されたものですが、リスナーからの反響が大きく、シングルカットされることになったんです。
夜明け前のひととき、新しい一日への期待感を感じさせる爽やかな雰囲気は、朝のドライブや通勤・通学時にぴったりですね。
若者たちザ・ブロードサイド・フォー

60年代の若者の希望と不安を鮮やかに描き出した名曲が、ザ・ブロードサイド・フォーの代表作です。
シンプルで力強いアコースティック・サウンドに乗せて、未来へ向かって歩み続ける若者の姿を歌い上げています。
1966年4月にシングルとしてリリースされ、同年9月には同名のアルバムにも収録されました。
本作は、フジテレビの同名連続ドラマの主題歌としても起用され、大ヒットを記録。
フォークソングの金字塔として、後の音楽シーンに多大な影響を与えました。
人生の岐路に立つ方や、新たな一歩を踏み出そうとしている方におすすめの一曲です。
恋の季節ピンキーとキラーズ

ピンキーとキラーズのデビュー曲として1968年7月にリリースされ、オリコンシングルチャートで17週連続1位を記録する大ヒットとなった『恋の季節』も1,960年代を代表sる名曲ですね。
シンプルでキャッチーなメロディと、ボサノヴァの要素を取り入れたラテン的なグルーヴ感が特徴的です。
歌詞には、過去の燃え上がるような恋心と現在の冷めた感情との対比が描かれており、女性ならではの瑞々しい感性が光ります。
1968年の風邪薬CMや1969年公開の映画『花ひらく娘たち』でも使用され、幅広い世代に愛され続けています。
夏の夜、海辺で聴きたくなる一曲ですね。