60年代懐かしの邦楽ポップスの名曲・ヒット曲
いわゆる「高度経済成長期」の真っ只中、東洋の奇跡と呼ばれた経済の発展や東京オリンピックに大阪万博の開催など、激動の時代と言える1960年代の日本。
音楽シーンにおいてはザ・ビートルズの来日という熱狂はもちろん、坂本九さんの名曲『上を向いて歩こう』が『SUKIYAKI』の名前で全米チャート1位を記録するなどエポックメイキング名出来事も多かったのですね。
こちらの記事では、そんな60年代の日本を彩った懐かしの邦楽ポップスをご紹介。
歌謡曲やフォークソング、GSなど今の若い世代にも人気の名曲たちをお楽しみください!
60年代懐かしの邦楽ポップスの名曲・ヒット曲(1〜10)
こまっちゃうナ山本リンダ

『こまっちゃうナ』は1966年にミノルフォンレコードから発売された山本リンダさんのデビューシングル曲です。
70万枚を売上げるヒット曲になりました。
特徴的な舌っ足らずな歌い方が可愛いと評判で、憧れた方も多いでしょう。
若者たちザ・ブロードサイド・フォー

60年代の若者の希望と不安を鮮やかに描き出した名曲が、ザ・ブロードサイド・フォーの代表作です。
シンプルで力強いアコースティック・サウンドに乗せて、未来へ向かって歩み続ける若者の姿を歌い上げています。
1966年4月にシングルとしてリリースされ、同年9月には同名のアルバムにも収録されました。
本作は、フジテレビの同名連続ドラマの主題歌としても起用され、大ヒットを記録。
フォークソングの金字塔として、後の音楽シーンに多大な影響を与えました。
人生の岐路に立つ方や、新たな一歩を踏み出そうとしている方におすすめの一曲です。
夏の日の想い出日野てる子

『夏の日の思い出』は1965年に発売された日野てる子さんによる7枚目のシングル曲です。
ミリオンセラーとなりNHK紅白歌合戦にも出場しました。
ハワイアン歌手としてデビューした日野さんによる、哀愁のこもったスローテンポの歌が人気でした。
60年代懐かしの邦楽ポップスの名曲・ヒット曲(11〜20)
禁じられた恋森山良子

60年代のフォークソングの中で傑作と言われる楽曲です。
切ない恋心を綴った歌詞と、心に響くメロディが多くの人の心を捉え、今なお愛され続けています。
本作は1969年3月にリリースされ、オリコン週間シングルチャートで1位を獲得。
第20回NHK紅白歌合戦でも披露され、一躍森山良子さんの代表曲となりました。
累計売上は80万枚を超え、第11回日本レコード大賞作詞賞も受賞しています。
恋に悩む人や、純粋な愛を信じる人にぴったりの1曲。
静かな夜に1人で聴くのもおすすめですよ。
君だけに愛をザ・タイガース

1960年代の日本を象徴するグループ・サウンズの王者、ザ・タイガースが世に送り出した名曲について、ご存じでしょうか。
1968年1月にリリースされた本作は、橋本淳さんの作詞、すぎやまこういちさんの作曲・編曲という豪華布陣で制作された4枚目のシングルです。
純粋で情熱的な愛のメッセージを込めたこの楽曲は、ザ・タイガースの代表作として今なお多くの人々に親しまれています。
甘く切ないメロディーに乗せて歌われる歌詞は、恋人たちの間の愛を信じ合う気持ちを表現しており、聴く人の心に深く響きます。
若い世代の方にも、純粋な恋心を思い出させてくれる一曲としておすすめですよ。
恋のバカンスザ・ピーナッツ

1960年代を代表する歌姫デュオの名曲をご紹介します。
軽やかで楽しいメロディーと、甘美な恋の瞬間を描いた歌詞が魅力的です。
砂浜での情熱的なキスやささやかれる約束など、恋する二人の特別な時間が歌われています。
1963年4月にリリースされたこの楽曲は、第5回日本レコード大賞で編曲賞を受賞。
同年の第14回NHK紅白歌合戦でも披露され、大きな話題を呼びました。
テレビやレコードプレーヤーが普及し始めた時代背景も、本作の人気に一役買ったのかもしれません。
夏のドライブや海辺のデートのBGMにぴったりですよ。
白いブランコビリーバンバン

60年代、フォークソングの先駆者として登場したビリー・バンバンのデビュー曲は、温かみのあるメロディと心に響く歌詞で多くの人々を魅了しました。
兄弟デュオならではの息の合った歌声が印象的な本作は、過ぎ去った日々の中で二人が共有した思い出や感情をブランコに託して表現しています。
1969年のリリース後、15万枚を売り上げる大ヒットとなり、彼らの音楽キャリアの転機となりました。
ビリー・バンバンの音楽は、フォークソングを基盤としながらも、日本の歌謡曲の要素を取り入れた独自のスタイルが特徴です。
懐かしい思い出に浸りたい時や、大切な人との関係を振り返りたい時におすすめの一曲ですよ。