60代におすすめの夏うた。邦楽の名曲、人気曲
本稿執筆の2024年現在で60代の方と言えば、1960年代〜1980年代という、日本ミュージックシーンの開花期をリアルタイムで通過されてきたのではないでしょうか。
今回はそんなみなさんのために、懐かしい時代の夏うたを集めてみました!
どの楽曲も他に劣らず、時代を超えた名曲揃い!!きっとそれぞれの作品に思い出、思い入れがあるはずです。
若かりし頃、懐かしい記憶を巡りながら、ぜひとも最後までお楽しみください!
もくじ
- 60代におすすめの夏うた。邦楽の名曲、人気曲
- おまつり四人囃子
- さよなら夏の日山下達郎
- 渚のラブレター沢田研二
- 太陽は泣いているいしだあゆみ
- 天使の誘惑黛ジュン
- Last Summer Whisper杏里
- ペガサスの朝五十嵐浩晃
- 夏が来る大黒摩季
- 裸足の季節松田聖子
- 夏のミラージュ和田加奈子
- 殺意のバカンス本田美奈子
- 君といつまでも加山雄三
- 青い珊瑚礁松田聖子
- サザン・ウィンド中森明菜
- 渚のはいから人魚小泉今日子
- 涙の太陽安西マリア
- さよなら・夏休み岡田有希子
- 夏色のナンシー早見優
- 十七の夏桜田淳子
- OH! ギャル沢田研二
- 夏のヒロイン河合奈保子
- 渚から西城秀樹
- 真夏の夜の夢野口五郎
- 真夏のストレンジャーTHE ALFEE
- 燃えろいい女世良公則&ツイスト
- 夕陽と共にザ・ワイルドワンズ
- シーズンインザサンTUBE
- ゆ・れ・て湘南石川秀美
- 夏のクラクション稲垣潤一
- ENDLESS SUMMER NUDE真心ブラザーズ
- シーサイド・バウンドザ・タイガース
- Mr.サマータイムサーカス
- 君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね中原めいこ
- ふたりの夏物語-NEVER ENDING SUMMER-杉山清貴 & オメガトライブ
- 虹とスニーカーの頃チューリップ
- 夏休み吉田拓郎
- 真赤な太陽美空ひばり
- 渚のシンドバッドピンクレディー
- 高気圧ガール山下達郎
- あの娘とスキャンダルチェッカーズ
- 暑中お見舞い申し上げますキャンディーズ
- 恋のバカンスザ・ピーナッツ
- 夏にご用心桜田淳子
- コーヒー・ルンバ西田佐知子
- あー夏休みTUBE
- 太陽がくれた季節青い三角定規
- 少年時代井上陽水
- 恋する夏の日天地真理
- 夏のお嬢さん榊原郁恵
- 想い出の渚ザ・ワイルドワンズ
- ひと夏の経験山口百恵
- 二人の夏浜田省吾
- 白いブランコビリーバンバン
- 黄色いさくらんぼスリー・キャッツ
- さらば恋人堺正章
- 真夏の果実サザンオールスターズ
- セクシー・ユー郷ひろみ
- ルイジアナ・ママ飯田久彦
- 精霊流しグレープ
- 夏の扉松田聖子
- 星影のワルツ千昌夫
- 踊ろよ、フィッシュ山下達郎
- 時間よ止まれ矢沢永吉
60代におすすめの夏うた。邦楽の名曲、人気曲(1〜20)
おまつりNEW!四人囃子

お祭りの華やかな雰囲気の中で、ふと一人ぼっちだと感じてしまう。
そんな繊細な心模様を描き出しているのが本作です。
この楽曲は1974年リリースのアルバム『一触即発』に収録された楽曲で、11分もの演奏時間を誇る超大作。
お祭りの後にそっと余韻に浸りたい時や、一人静かに物思いにふけりたい夜に、ぜひ聴いてみてください。
きっと心に寄り添ってくれるはずですよ。
さよなら夏の日NEW!山下達郎

夏の日の鮮やかな思い出と、過ぎゆく季節への切なさが溶け合うこの作品は、聴く人の心に深く染み入りますよね。
山下達郎さん自身の高校時代の体験、ガールフレンドと訪れた遊園地のプールでの夕立と、雨上がりに見た虹という情景が、情感豊かな歌詞とメロディの源泉となっているのですね。
主人公が感じるであろう、青春の一瞬の輝きと、それが永遠ではないという予感が、巧みに表現されているのではないでしょうか。
本作は1991年5月に発売された、アルバム『ARTISAN』からの先行シングルです。
第一生命のCMソングとしても親しまれましたね。
全ての楽器演奏を山下さん一人が手がけたという点も、彼の音楽への深いこだわりが感じられますよね。
夏の終わりに、少しセンチメンタルな気分で、若き日の思い出に浸りたい時にぴったりの一曲ではないでしょうか。
渚のラブレターNEW!沢田研二
夏の終わりの浜辺、愛する人との別れを惜しむ切ない心情が胸に迫る……そんな情景が浮かぶ名曲です。
抑制の効いたバラード調のメロディが、切なさを一層際立たせます。
アマルフィやニースといった異国のリゾート地を織り込んだ歌詞は、まるで映画のワンシーンのようですよね。
口笛を最後の愛の言葉とする文学的な別れの儀式が、聴く者の心を切なく揺さぶるのではないでしょうか。
沢田研二さんの繊細かつ力強い歌声が主人公のやるせない想いを伝えるこの楽曲は、1981年5月発売の彼の33枚目のシングル。
マックスファクター夏のキャンペーンソングに起用され、オリコンチャートで8位を記録しました。
B面には『バイバイジェラシー』が、後にアルバム『S/T/R/I/P/P/E/R』にも収められています。
過ぎ去った夏の恋に感傷を覚える時、心に寄り添ってくれるはずです。
太陽は泣いているNEW!いしだあゆみ

太陽がモチーフでありながら、どこか切ない感情を鮮烈に描き出すこの名曲は、いしだあゆみさんにとって1968年6月に発売された、コロムビア移籍後の第1弾シングルですね。
橋本淳さんの情感豊かな詞に、筒美京平さんがGS風のリズムと当時としては斬新なチェンバロを大胆に取り入れたサウンドを融合させ、いしださんのエモーショナルかつクールな歌声が見事に花開いています。
オリコン最高18位を記録し、続く大ヒットへの布石となった本作は、まさに昭和の夏を象徴する一曲といっても過言ではないでしょう。
夏のドライブで少し切ないBGMをお探しの方や、当時の洗練されたポップスに触れてみたい方にぜひ聴いてほしいですね。
天使の誘惑NEW!黛ジュン

昭和の夏を鮮やかに彩った数々のヒット曲の中でも、黛ジュンさんが歌い上げたこの名曲が強く印象に残っているという方は少なくないはず。
1968年5月に発売された本作は、グループ・サウンズ風の軽快なリズムに、どこかエキゾチックなハワイアンテイストが絶妙にブレンドされた、まさに夏のリゾート気分を盛り上げる一曲なのですね。
黛ジュンさんのパンチの効いた、それでいてコケティッシュな歌声が、甘く危険な恋の駆け引きを予感させ、多くの人々を夢中にさせました。
この曲で第10回日本レコード大賞に輝き、同名映画では主演も務め、年末のNHK紅白歌合戦でもその歌声を披露するなど、当時の熱狂ぶりは語り草でしょう。
夏のドライブのお供に、また、当時の空気を感じたい方にぜひ聴いてみてほしいですね。
Last Summer WhisperNEW!杏里

夏の終わりの、あの何とも言えないセンチメンタルな気持ちを呼び覚ます名曲ですよね。
角松敏生さんが生み出したメロウで都会的なサウンドスケープの上を、杏里さんの透き通るような歌声が心地よく漂い、過ぎ去った恋の甘美な記憶と切ない余韻を感じさせてくれます。
聴いていると、まるで自分だけの映画のワンシーンが蘇るようです。
本作は、1982年11月に発売された杏里さんのアルバム『Heaven Beach』に収められた一曲で、角松敏生さんとの記念すべき初タッグから生まれた作品としてファンの間では語り継がれていますね。
アルバム全体が夏の情景をテーマにしており、本作もその世界観を代表するような輝きを放っています。
あの頃のきらめく夏の日々を思い出したい方々にはもちろん、当時のシティポップ特有の洗練された空気感を味わいたい若い世代の方々にも、夕暮れ時にそっと耳を傾けてほしいですね。
きっと、日常が少しだけドラマチックに感じられますよ。