RAG Music夏歌
素敵な夏ソング
search

60代におすすめの夏うた。邦楽の名曲、人気曲【2025】

本稿執筆現在、60代の方が過ごされた青春時代は1960年代後半〜1980年代前半という、日本ミュージックシーンの開花期とも言える時期ですよね。

今も歌い継がれる多くの名曲が誕生し、その中にはもちろん夏ソングも多数含まれています。

こちらの記事では、60代の方々にとっては懐かしいおすすめの夏うたをピックアップ、さまざまなアーティストやアイドル、バンドが歌ってきた昭和の夏の名曲たちをまとめてみました!

思い出の名曲を聴いて、青春の一ページを思い出してみませんか?

60代におすすめの夏うた。邦楽の名曲、人気曲【2025】(21〜30)

君に、胸キュンYellow Magic Orchestra

Yellow Magic Orchestra – “Kimi Ni Mune Kyun“ (Official Music Video)
君に、胸キュンYellow Magic Orchestra

テクノミュージック特有の無機質さを破壊するかのような、「かわいいおじさんたち」をコンセプトに掲げ、最高に甘酸っぱくキャッチーなメロディで日本の音楽シーンにその名を刻んだ大名曲!

本作は1983年3月に先行シングルとしてリリースされ、アルバム『浮気なぼくら』にも収録、カネボウ化粧品のCMソングとしても起用されました。

歌詞は、夏の開放感に心ときめかせつつも、相手に気持ちを読まれて戸惑う純粋な恋心を見事に描いており、メンバーの細野晴臣さんが在籍した、はっぴいえんどの松本隆さんが手掛けたものです。

YMOの最大のヒット曲となったのも納得のキラーチューンですよね!

太陽は泣いているいしだあゆみ

いしだあゆみ 「太陽は泣いている」 1968
太陽は泣いているいしだあゆみ

太陽がモチーフでありながら、どこか切ない感情を鮮烈に描き出すこの名曲は、いしだあゆみさんにとって1968年6月に発売された、コロムビア移籍後の第1弾シングルですね。

橋本淳さんの情感豊かな詞に、筒美京平さんがGS風のリズムと当時としては斬新なチェンバロを大胆に取り入れたサウンドを融合させ、いしださんのエモーショナルかつクールな歌声が見事に花開いています。

オリコン最高18位を記録し、続く大ヒットへの布石となった本作は、まさに昭和の夏を象徴する一曲といっても過言ではないでしょう。

夏のドライブで少し切ないBGMをお探しの方や、当時の洗練されたポップスに触れてみたい方にぜひ聴いてほしいですね。

60代におすすめの夏うた。邦楽の名曲、人気曲【2025】(31〜40)

殺意のバカンス本田美奈子

夏のきらめきとスリリングな恋の予感をまとったサウンドが印象的な本作は、当時のアイドルらしからぬ大人びた歌詞で、夏の情景に揺れる情熱的な恋心を歌い上げています。

筒美京平さん作曲のメロディも、キャッチーさの中に切なさが光ります。

1985年4月に発売された本田美奈子さんのデビュー作で、オリコン最高21位を記録。

東芝ジューサーミキサーのラジオCMソングとしても流れました。

ライブ盤『ザ・ヴァージン・コンサート』などでも聴くことができます。

80年代の夏を懐かしむ方はもちろん、本田美奈子さんの原点に触れたい若い世代にもぜひ。

少し背伸びした夏のBGMにぴったりですよ。

裸足の季節松田聖子

春風のような爽やかさで、80年代の幕開けを飾った松田聖子さんのデビューシングルですね。

1980年4月に発売されたこの作品は、オリコン週間チャートで最高12位を記録し、資生堂「エクボ」のCMソングとしても親しまれ、初々しい歌声と軽快なメロディが多くの人の心をときめかせました。

歌詞には、夏の訪れとともに芽生える淡い恋心や胸の高鳴りが描かれており、聴いているだけで甘酸っぱい青春の日々が鮮やかに蘇るようです。

本作は、彼女の記念すべきファーストアルバム『SQUALL』にも収められ、その後の輝かしいキャリアの序章となりました。

あの頃の夏を懐かしむ方や、80年代のキラキラした空気感に触れたい方にぜひ聴いていただきたい名曲です。

ペガサスの朝五十嵐浩晃

アコースティックギターとピアノの澄んだ音色が印象的で、イントロを聴くだけで心が洗われるような清々しい気持ちになりますよね。

北海道出身の五十嵐浩晃さんの名を広めた一曲で、1980年代初頭の爽やかな空気感を見事に捉えています。

夢と希望に満ちた未来への旅立ちを歌う歌詞は、聴く人の背中を優しく押してくれる温かさがありますね。

1980年にシングル、そしてデビューアルバム『NORTHERN LIGHTS -北斗七星-』に収録された本作は、五十嵐さんの初期を代表する作品です。

NHK『みんなのうた』でも流れ、広く親しまれるきっかけとなったのではないでしょうか。

新しい一歩を踏み出す時や、少し元気がない朝に聴くと、清々しいパワーをもらえそうですね。

あの頃の夏を思い出し、胸がキュンとなる方もいらっしゃるかもしれませんね。

夏のミラージュ和田加奈子

【アニソン】夏のミラージュ/和田加奈子 (歌詞字幕付き) きまぐれオレンジ☆ロード、エンディング・テーマ
夏のミラージュ和田加奈子

都会的で洗練されたサウンドに乗せて歌われるこの楽曲は、夏の終わりのような切なさと淡い恋心のときめきを見事に描き出していますね。

和田加奈子さんの透き通る歌声、エコー処理された音響や流麗なスライドギターが絡み合い、陽炎のように揺らめく幻想的な夏の情景を巧みに表現しています。

歌詞の英詞も洒落た雰囲気を醸していますよ。

本作は1987年5月に東芝EMIからリリースされたシングルで、人気テレビアニメ『きまぐれオレンジ☆ロード』の初代エンディングテーマとして、多くのファンに愛されましたね。

アルバム『Esquisse』にもその歌声も収められています。

夏の夕暮れ、感傷的な気分に浸りたい時にぴったりの一曲ですよ。

Last Summer Whisper杏里

ANRI アンリ 杏里”Last Summer Whisper” Music Video 45th Anniversary Version
Last Summer Whisper杏里

夏の終わりの、あの何とも言えないセンチメンタルな気持ちを呼び覚ます名曲ですよね。

角松敏生さんが生み出したメロウで都会的なサウンドスケープの上を、杏里さんの透き通るような歌声が心地よく漂い、過ぎ去った恋の甘美な記憶と切ない余韻を感じさせてくれます。

聴いていると、まるで自分だけの映画のワンシーンが蘇るようです。

本作は、1982年11月に発売された杏里さんのアルバム『Heaven Beach』に収められた一曲で、角松敏生さんとの記念すべき初タッグから生まれた作品としてファンの間では語り継がれていますね。

アルバム全体が夏の情景をテーマにしており、本作もその世界観を代表するような輝きを放っています。

あの頃のきらめく夏の日々を思い出したい方々にはもちろん、当時のシティポップ特有の洗練された空気感を味わいたい若い世代の方々にも、夕暮れ時にそっと耳を傾けてほしいですね。

きっと、日常が少しだけドラマチックに感じられますよ。