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60代におすすめの夏うた。邦楽の名曲、人気曲【2025】

本稿執筆現在、60代の方が過ごされた青春時代は1960年代後半〜1980年代前半という、日本ミュージックシーンの開花期とも言える時期ですよね。

今も歌い継がれる多くの名曲が誕生し、その中にはもちろん夏ソングも多数含まれています。

こちらの記事では、60代の方々にとっては懐かしいおすすめの夏うたをピックアップ、さまざまなアーティストやアイドル、バンドが歌ってきた昭和の夏の名曲たちをまとめてみました!

思い出の名曲を聴いて、青春の一ページを思い出してみませんか?

60代におすすめの夏うた。邦楽の名曲、人気曲【2025】(21〜30)

白い珊瑚礁ズー・ニー・ヴー

哀愁を帯びたメロディラインと南国情緒あふれるサウンドが、切ない夏の恋物語を鮮やかに描き出しますよね。

作詞家の阿久悠さんと作曲家の村井邦彦さんという、後のJ-POPシーンを支える名コンビが生み出した、グループ・サウンズ史上に残る珠玉のバラードでしょう。

愛する人を失った悲しみを白い砂浜で受け止める、そんな情景が目に浮かんでくるようです。

町田義人さんの語りかけるようなボーカルも、本作の物悲しい世界観を見事に表現しています。

1969年4月発売のシングル『涙のオルガン』ではB面扱いでしたが、リスナーからの支持でヒットしたという逸話も、この楽曲が持つ普遍的な魅力を物語っていますよね。

天使の誘惑黛ジュン

黛ジュン 「天使の誘惑」 1968
天使の誘惑黛ジュン

昭和の夏を鮮やかに彩った数々のヒット曲の中でも、黛ジュンさんが歌い上げたこの名曲が強く印象に残っているという方は少なくないはず。

1968年5月に発売された本作は、グループ・サウンズ風の軽快なリズムに、どこかエキゾチックなハワイアンテイストが絶妙にブレンドされた、まさに夏のリゾート気分を盛り上げる一曲なのですね。

黛ジュンさんのパンチの効いた、それでいてコケティッシュな歌声が、甘く危険な恋の駆け引きを予感させ、多くの人々を夢中にさせました。

この曲で第10回日本レコード大賞に輝き、同名映画では主演も務め、年末のNHK紅白歌合戦でもその歌声を披露するなど、当時の熱狂ぶりは語り草でしょう。

夏のドライブのお供に、また、当時の空気を感じたい方にぜひ聴いてみてほしいですね。

さよなら夏の日山下達郎

夏の日の鮮やかな思い出と、過ぎゆく季節への切なさが溶け合うこの作品は、聴く人の心に深く染み入りますよね。

山下達郎さん自身の高校時代の体験、ガールフレンドと訪れた遊園地のプールでの夕立と、雨上がりに見た虹という情景が、情感豊かな歌詞とメロディの源泉となっているのですね。

主人公が感じるであろう、青春の一瞬の輝きと、それが永遠ではないという予感が、巧みに表現されているのではないでしょうか。

本作は1991年5月に発売された、アルバム『ARTISAN』からの先行シングルです。

第一生命のCMソングとしても親しまれましたね。

全ての楽器演奏を山下さん一人が手がけたという点も、彼の音楽への深いこだわりが感じられますよね。

夏の終わりに、少しセンチメンタルな気分で、若き日の思い出に浸りたい時にぴったりの一曲ではないでしょうか。

君といつまでも加山雄三

夏の歌というと晴天をイメージさせる曲が多いですよね。

そこで紹介したいのが『君といつまでも』です。

こちらは加山雄三さんが手掛けた曲で、レコード大賞を受賞したことや、映画のテーマソングに起用されたことなどでも知られています。

その歌詞は夏の夕暮れを舞台にしたラブソングで、男女の深い愛と絆と描く内容。

ぜひ夕暮れ時に聴いて、たそがれてみてください。

また、長年歌われている曲なので、当時から近年までの歌唱を振り返るという楽しみ方もできますよ。

渚のシンドバッドピンクレディー

60代の方、ほぼ全員が知っているといっても過言ではないほどの社会現象を巻き起こしたピンク・レディー。

彼女たちの代表曲の1つが『渚のシンドバッド』です。

こちらは夏の恋愛を題材にした曲で、恋愛に長けた男性をシンドバッドに、また恋を海に例える歌詞に仕上がっています。

タイトルのフレーズが登場する歌詞は、一度聴いたら耳から離れませんよね。

久しぶりに口ずさんだり、振り付けをマネしたりしてみるのも楽しそうです。

虹とスニーカーの頃チューリップ

洋楽の要素を取り入れた作風で知られるバンド、チューリップ。

彼らが夏の失恋をテーマに手掛けたのが『虹とスニーカーの頃』です。

こちらはスニーカーを中心にした歌詞が特徴です。

まず聴くと男性が元恋人にプレゼントしたスニーカーの行方を気にしているのがわかります。

そしてさらにじっくり聴いていくと、白いスニーカーを2人の関係に例え、汚れる様子を関係が壊れる様子と重ねて描いているのがわかります。

そんな味わい深い比ゆ表現が魅力です。

真赤な太陽美空ひばり

太陽のように燃えるような情熱的な恋を描いた名曲です。

1967年5月にリリースされ、その後多くのアーティストにカバーされるほどの人気曲となりました。

美空ひばりさんの力強い歌声で、夏の海辺を舞台にした恋の物語を見事に表現しています。

海辺でのデートや、夕日を眺めながらの語らいを思い出す方も多いはず。

ぜひ改めて、名曲の魅力に触れていってくださいね。