60年代懐かしの歌謡曲の名曲・ヒット曲
グループサウンズやロックなどが注目されがちな1960年代ですが、当時のチャートの大半を占めていたのは歌謡曲でした。
実際、まだまだ演歌も人気な時代で、当時に子どもとして過ごしていた方でも演歌や歌謡曲のレパートリーはたくさんあると思います。
今回はそんな1960年代の音楽のなかでも、懐かしの歌謡曲をピックアップしました。
1960年代は王道の歌謡曲が最も注目を集めた時代です。
音楽とともに当時の想い出を振り返りたい方は、ぜひ本記事を最後までチェックしてみてください。
60年代懐かしの歌謡曲の名曲・ヒット曲(1〜10)
どしゃぶりの雨の中で和田アキ子

和田アキ子さんのこの曲は、彼女の出世作として知られる1曲です。
どしゃぶりの雨の中を歩く女性の姿を通して、切ない失恋の痛みが表現されていますね。
1969年4月にリリースされた本作は、オリコンチャートで19位を獲得する大ヒットを記録しました。
力強いボーカルと心に響く歌詞が印象的で、多くの人々の心を掴んだのでしょう。
雨の中を歩きながら、別れた恋人との思い出を振り返る…そんな切ない気分の時に聴きたくなる1曲です。
和田アキ子さんの歌唱力が存分に発揮された名曲ですよ。
学生時代ペギー葉山

ペギー葉山さんの代表曲の一つとして知られる本作。
かつての学生時代を振り返る懐かしい気持ちを歌った、素敵なポップスです。
ミッションスクールの雰囲気を感じさせる歌詞が印象的ですね。
1964年にリリースされた後、ミリオンセラーを記録し、翌年のNHK紅白歌合戦でも歌唱されました。
青春時代を懐かしく思い出したい方にオススメです。
ペギー葉山さんの優しい歌声に、心癒されることでしょう。
いいじゃないの幸せならば佐良直美

歌謡曲全盛期の1960年代を代表する名曲の一つです。
佐良直美さんの柔らかな歌声が、心に響くメロディーと歌詞を見事に表現しています。
本作は1969年7月にリリースされ、同年の第11回日本レコード大賞で大賞を受賞。
これは女性歌手として初の快挙でした。
岩谷時子さんの作詞、いずみたくさんの作曲による名コンビの楽曲で、人々の評価に縛られず自分の幸せを大切にしようというメッセージが込められています。
幅広い年齢層の方々に愛され続けており、様々なアーティストによってカバーされている点からも、その普遍的な魅力がうかがえます。
夜明けのスキャット由紀さおり

夜が明けるときの情景を美しく表現したスキャット唱法が特徴の楽曲です。
由紀さおりさんの透明感のある歌声と、いずみたくさんの繊細な作曲が見事に調和しています。
1969年5月にリリースされ、オリコンシングル週間チャートで8週連続1位を記録。
同年の第20回NHK紅白歌合戦で歌われ、一躍有名になりました。
本作は、深夜ラジオ番組のオープニングテーマとして制作されたそうです。
朝日が昇る前の静かな時間に聴くと、心が落ち着くでしょう。
忙しい日々を過ごす人にピッタリの1曲ですね。
ブルー・シャトウジャッキー吉川とブルー・コメッツ

1967年発売GS時代を迎えてのブルーコメッツはどちらかというと音楽は正統派で、この歌は子どもから大人まで愛された曲です。
何ともいえない曲のイントロはこの世代の方たちはドレミファドンでスーパーウルトライントロでも正解する筈です。
第9回レコード大賞受賞曲であり、今でも替え歌などで知られ親しまれていますが、音楽的センスも抜群の方たちばかりのグループでした。
空に星があるように荒木一郎

1966年にリリースされた荒木一郎さんの代表曲が、多くの人々の心に響き続けています。
失われた夢や季節の移ろいを繊細に描いた歌詞が印象的で、切なさと哀愁が感じられる内容に仕上がっています。
本作は60万枚を超えるヒットとなり、第8回日本レコード大賞新人賞を受賞。
1976年には10周年記念のリメイク版も発売されました。
2003年のNHK連続テレビ小説『てるてる家族』でも使用されるなど、長年にわたり愛され続けています。
失恋や別れを経験した方に寄り添う1曲として、心に残る歌声をぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
いつでも夢を橋幸夫、吉永小百合

1962年発売第4回レコード大賞受賞曲です。
まだまだ発展途上国であった日本に対してのメッセージソングにも聴こえ、大人気のお二人がデュエットしているので、ヒットしないわけありませんが、以外にも最近でもCM曲などにも起用されています。
それにしても今でもお綺麗ですが、吉永小百合さんの当時の可憐な姿が印象的です。