60年代懐かしの歌謡曲の名曲・ヒット曲
グループサウンズやロックなどが注目されがちな1960年代ですが、当時のチャートの大半を占めていたのは歌謡曲でした。
実際、まだまだ演歌も人気な時代で、当時に子どもとして過ごしていた方でも演歌や歌謡曲のレパートリーはたくさんあると思います。
今回はそんな1960年代の音楽のなかでも、懐かしの歌謡曲をピックアップしました。
1960年代は王道の歌謡曲が最も注目を集めた時代です。
音楽とともに当時の想い出を振り返りたい方は、ぜひ本記事を最後までチェックしてみてください。
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60年代懐かしの歌謡曲の名曲・ヒット曲(1〜20)
女ひとりデューク・エイセス

1965年発売失恋した女性を京都の美しい景色の中で間接的に表現している曲なのですが、京都の見どころを女性の悲しさなどを客観的に表現しており、日本語の美しさをあらためて感じるきれいな曲であり、それをハーモニーで歌いこなしているデューク・エイセスも素敵です。
花はおそかった美樹克彦

1967年発売当時の映像を探したのですが、見つかりませんでした。
当時はヘルメットなどをかぶりライダーの姿で歌っていたのが印象的でした。
かおるちゃんの好きなクロッカスを探してやっと手に入ったのもつかの間かおるちゃんはこの世から去ってしまったという悲しい歌なのですが、最後にセリフが「バカヤロー」と叫ぶのが、物議をかもした時代でした。
ケメ子の歌ザ・ダーツ
甘酸っぱい青春の香りが漂う1968年2月1日発売の作品です。
中学3年生がクラスメイトへの恋心を詩につづったことから生まれた本作は、爽やかなメロディと、化学が得意な少女への切ない恋愛を描いた物語に心が躍ります。
実験室でほほ笑む少女へのピュアな思いを込めた歌詞に、明るくコミカルな曲調が重なり、当時の学生たちの共感を呼びました。
ザ・ダーツの歌唱版はオリコンチャート2位、累計60万枚のヒットを記録。
フジテレビ『お笑いタッグマッチ』やアニメ『ケメコデラックス!』でも使用され、数々のアーティストによってカバーされています。
誰しも経験した初恋の記憶を優しく包み込むような楽曲として、永遠の少年少女の心に寄り添い続けています。
あなたが欲しいザ・ハプニングス・フォー

グループサウンズ時代の名曲を今に伝えるシングルで、1967年11月に発売された作品です。
キーボードを前面に押し出した独自の編成で、バロック音楽からラテン、ジャズまで、多彩な音楽性を融合させた実験的なサウンドが魅力です。
愛する人への深い思いをつづった切実な歌詞は、当時の若者たちの心に強く響きました。
ザ・ハプニングス・フォーは、クラシック音楽の要素を取り入れた斬新なアレンジで、他のGSバンドとは一線を画す存在となりました。
ジャケットは横尾忠則氏のデザインが印象的です。
青春時代の甘い思い出に浸りたい方や、60年代の実験的な音楽に興味がある方にオススメの一枚です。
悲しくてやりきれないザ・フォーク・クルセダーズ

耳に残る美しいメロディと深い哀愁が印象的な本作。
1968年にリリースされ、日本のフォークソングを代表する名曲として知られています。
サトウハチローさんの切ない詩と加藤和彦さんの繊細な曲調が見事に調和し、心に染み入る楽曲に仕上がっています。
1992年にはTBSドラマの主題歌として使用され、映画『シコふんじゃった。』にも登場。
さらに2016年公開のアニメ映画『この世界の片隅に』でもカバーされるなど、幅広い世代に愛され続けています。
失恋や人生の困難に直面している時、この曲を聴くと深い共感を覚えるはずです。
ぜひ静かな夜に耳を傾けてみてください。
再会松尾和子

松尾和子さんの歌唱力が存分に発揮された泣ける名曲ですね。
離れ離れになった恋人との再会を願う切ない想いが、心に染みわたります。
1960年1月にリリースされたこの楽曲は、松尾さんのキャリアの中でも重要な位置を占める作品。
吉田正さんの素晴らしい作曲と佐伯孝夫さんの心揺さぶる歌詞が見事にマッチしています。
別れを経験した方や、大切な人との再会を待ち望む方にぜひ聴いていただきたい1曲です。
ムード歌謡の名曲として、今なお多くの人々に愛され続けていますよ。