60年代懐かしの邦楽ポップスの名曲・ヒット曲
いわゆる「高度経済成長期」の真っ只中、東洋の奇跡と呼ばれた経済の発展や東京オリンピックに大阪万博の開催など、激動の時代と言える1960年代の日本。
音楽シーンにおいてはザ・ビートルズの来日という熱狂はもちろん、坂本九さんの名曲『上を向いて歩こう』が『SUKIYAKI』の名前で全米チャート1位を記録するなどエポックメイキング名出来事も多かったのですね。
こちらの記事では、そんな60年代の日本を彩った懐かしの邦楽ポップスをご紹介。
歌謡曲やフォークソング、GSなど今の若い世代にも人気の名曲たちをお楽しみください!
60年代懐かしの邦楽ポップスの名曲・ヒット曲(11〜20)
ブルー・ライト・ヨコハマいしだあゆみ

横浜の夜景を背景に恋人たちの切ない情景を描いたヒット曲。
1968年12月にリリースされ、オリコン週間1位を獲得し、150万枚を超える売上を記録しました。
いしだあゆみさんのキャリアを確立させた代表曲で、第20回NHK紅白歌合戦にも初出場しています。
作曲の筒美京平さんにとっても初のオリコン週間1位となった出世作です。
横浜と川崎の工業地帯の夜景と、フランス・カンヌの夜景の美しさを重ね合わせた歌詞が印象的で、地中海を思わせる異国情緒溢れる雰囲気が魅力的。
本作は、甘い恋心を抱く大人の女性の心情を歌った名曲で、夜景を眺めながら恋人と過ごすロマンチックな時間を楽しみたい方におすすめです。
こんにちは赤ちゃん梓みちよ

1963年、小さな命への愛と希望を歌った楽曲が世に生まれました。
梓みちよさんの優しく温かな歌声が、新生児への無償の愛を表現しています。
永六輔さん作詞、中村八大さん作曲によるこの楽曲は、梓さんの代表曲の一つとして広く親しまれています。
本作は、東宝と日活によって異なるストーリーで映画化され、両作品ともに主題歌として使用されました。
また、日本テレビ系バラエティ『ぐるぐるナインティナイン』の名物コーナー「ゴチになります!」でも使われるなど、幅広い世代に愛され続けています。
赤ちゃんの誕生を喜ぶ家族や、新しい命の大切さを感じたい方におすすめの一曲です。
三百六十五歩のマーチ水前寺清子

昭和の名曲として今も愛され続けているこの楽曲は、水前寺清子さんの代表曲の1つとして知られています。
1968年11月にリリースされ、ミリオンセラーを記録した本作は、高度経済成長期の真っただ中にあった日本の活気を象徴するような、力強さと圧倒的なポジティブさが特徴的ですね。
実は、演歌歌手として活動していた水前寺さんにとっては、タイプの違う作風のこの曲のリリースは不本意だったそうです。
結果的には、水前寺さんのキャリアの中でも最大のヒットを記録し、翌年の1969年には第41回選抜高校野球大会の入場行進曲にも選ばれるなど、幅広く受け入れられました。
いつでも夢を橋幸夫/吉永小百合

60年代に発表された本作は、橋幸夫さんと吉永小百合さんのデュエット曲として大ヒットを記録した楽曲です。
静かに降る雨や星のように、人々の心に優しく語りかける歌詞が特徴的で、寂しさや悲しみを抱えながらも夢を持ち続けることの大切さを伝えています。
1962年9月にリリースされると、わずか1ヶ月で30万枚を売り上げる大ヒットとなり、第4回日本レコード大賞を受賞。
翌年には同名の映画も公開され、さらに人気を博しました。
落ち込んだ時や励ましが必要な時に聴くと、きっと勇気をもらえる一曲です。
空に星があるように荒木一郎

『空に星があるように』は1966年に発売された荒木一郎さんのデビューシングル曲です。
日本レコード大賞・新人賞を受賞しました。
東海ラジオの全国ネット番組『星に唄おう』のテーマ曲として使われ広く知られるようになりました。
ブルー・シャトウジャッキー吉川とブルー・コメッツ

森と泉に囲まれた青い城を舞台に、切ない恋心を歌い上げる1960年代を代表する名曲です。
洋楽に影響を受けたGSに歌謡曲のエッセンスを注入、リスナーの心を鷲掴みにします。
1967年1月にリリースされたこの曲は、第9回日本レコード大賞を受賞。
第18回NHK紅白歌合戦にも出場を果たし、一躍時代を代表する楽曲となりました。
恋に悩む人はもちろん、青春時代を思い出したい方にもおすすめです。
ジャッキー吉川さんの歌声と共に、甘く切ない恋の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。
60年代懐かしの邦楽ポップスの名曲・ヒット曲(21〜30)
君といつまでも加山雄三

『君といつまでも』は1965年に発売された加山雄三による5枚目のシングル曲です。
売上300万枚を超え日本レコード大賞・特別賞を受賞しました。
若大将『加山雄三』の代表曲で結婚式等で歌われる曲です。
間奏のセリフ『しあわせだなぁ』は流行語になりました。