60年代懐かしの邦楽ポップスの名曲・ヒット曲
いわゆる「高度経済成長期」の真っ只中、東洋の奇跡と呼ばれた経済の発展や東京オリンピックに大阪万博の開催など、激動の時代と言える1960年代の日本。
音楽シーンにおいてはザ・ビートルズの来日という熱狂はもちろん、坂本九さんの名曲『上を向いて歩こう』が『SUKIYAKI』の名前で全米チャート1位を記録するなどエポックメイキング名出来事も多かったのですね。
こちらの記事では、そんな60年代の日本を彩った懐かしの邦楽ポップスをご紹介。
歌謡曲やフォークソング、GSなど今の若い世代にも人気の名曲たちをお楽しみください!
- 1960年代懐かしの邦楽ヒット曲。昭和の人気懐メロ集
- 懐かしのあの頃へ…60年代の洋楽名曲・ヒット曲
- 60年代懐かしの歌謡曲の名曲・ヒット曲
- 60年代伝説の邦楽ロックの名曲・ヒット曲
- 人気の昭和ポップス。色褪せないヒット曲
- 昭和40年代の日本のヒット曲
- 60年代の女性シンガーソングライター・人気曲ランキング【2025】
- 人気の懐メロ・名曲ランキング【60年代邦楽ランキング】
- 60年代の偉大な洋楽ロックの名曲・ヒット曲
- 【再注目】今はやっている昭和の人気曲・名曲まとめ【2025】
- 60代の男性に人気の邦楽。おすすめの名曲、定番曲
- 古き良き時代を感じさせる。現代でも愛されている昭和の感動ソング
- 70年代の女性シンガーソングライター・人気曲ランキング【2025】
- 60代女性の心に響くラブソング。青春の記憶が蘇る珠玉の恋唄たち
60年代懐かしの邦楽ポップスの名曲・ヒット曲(1〜20)
好きさ好きさ好きさザ・カーナビーツ

イギリスのロックバンド、ザ・ゾンビーズの楽曲をカバーした、ザ・カーナビーツのデビュー作。
1967年6月に発売されたこの楽曲は、グループサウンズブームの先駆けとなり、120万枚から150万枚の売上を記録しました。
エネルギッシュなリズムとキャッチーなメロディが魅力の本作は、アイ高野さんのドラムと歌を同時にこなすパフォーマンスが話題を呼びました。
後年、Mi-Keのカバーで日本テレビ系『ん!?さんま』のオープニングテーマに起用され、アニメ『テニスの王子様』でも採用されるなど、世代を超えて愛される楽曲となっています。
青春時代の甘い恋心を歌ったGSサウンドを堪能したい方にオススメです。
ノー・ノー・ボーイザ・スパイダース
ブリティッシュ・ビートの影響を受けた洗練されたコード進行と、魂を揺さぶるロックンロールサウンドが融合した楽曲です。
かまやつひろしさんが手がけた音楽性は、当時の日本のロックシーンに新たな可能性を示しました。
1966年2月にフィリップス・レコードから発売されたシングルで、同年の日活映画『青春ア・ゴーゴー』でも披露されています。
恋愛を題材にしたキャッチーなフレーズが何度も繰り返され、聴く人の心に深く刻まれる印象的な作品です。
斬新なメロディーラインとシャレた雰囲気を持つ本作は、青春時代の甘酸っぱい思い出に浸りたい方や、日本のロック黄金期を代表する名曲を堪能したい音楽ファンにオススメの一曲です。
夏の日の想い出日野てる子

『夏の日の思い出』は1965年に発売された日野てる子さんによる7枚目のシングル曲です。
ミリオンセラーとなりNHK紅白歌合戦にも出場しました。
ハワイアン歌手としてデビューした日野さんによる、哀愁のこもったスローテンポの歌が人気でした。
こんにちは赤ちゃん梓みちよ

1963年、小さな命への愛と希望を歌った楽曲が世に生まれました。
梓みちよさんの優しく温かな歌声が、新生児への無償の愛を表現しています。
永六輔さん作詞、中村八大さん作曲によるこの楽曲は、梓さんの代表曲の一つとして広く親しまれています。
本作は、東宝と日活によって異なるストーリーで映画化され、両作品ともに主題歌として使用されました。
また、日本テレビ系バラエティ『ぐるぐるナインティナイン』の名物コーナー「ゴチになります!」でも使われるなど、幅広い世代に愛され続けています。
赤ちゃんの誕生を喜ぶ家族や、新しい命の大切さを感じたい方におすすめの一曲です。
三百六十五歩のマーチ水前寺清子

昭和の名曲として今も愛され続けているこの楽曲は、水前寺清子さんの代表曲の1つとして知られています。
1968年11月にリリースされ、ミリオンセラーを記録した本作は、高度経済成長期の真っただ中にあった日本の活気を象徴するような、力強さと圧倒的なポジティブさが特徴的ですね。
実は、演歌歌手として活動していた水前寺さんにとっては、タイプの違う作風のこの曲のリリースは不本意だったそうです。
結果的には、水前寺さんのキャリアの中でも最大のヒットを記録し、翌年の1969年には第41回選抜高校野球大会の入場行進曲にも選ばれるなど、幅広く受け入れられました。
亜麻色の髪の乙女ヴィレッジ・シンガーズ

輝くような青春の清らかさと甘酸っぱい恋心を優しいメロディに乗せて描いたヴィレッジ・シンガーズの1968年2月の作品です。
穏やかでメロディアスなグループサウンズらしい楽曲展開と、すぎやまこういちさんの洗練された作曲、橋本淳さんの詩情豊かな歌詞が見事に調和しています。
本作は、TBSの朝の番組『ヤング720』のテーマソングとしても起用され、オリコンチャート7位を記録する大ヒットとなりました。
爽やかな春風のような軽やかなサウンドと、切ない恋心を歌い上げる透明感のある歌声は、心が踊るような高揚感を与えてくれます。
春の訪れを感じる季節や、恋に心踊る瞬間に聴きたい一曲です。