60年代懐かしの邦楽ポップスの名曲・ヒット曲
いわゆる「高度経済成長期」の真っ只中、東洋の奇跡と呼ばれた経済の発展や東京オリンピックに大阪万博の開催など、激動の時代と言える1960年代の日本。
音楽シーンにおいてはザ・ビートルズの来日という熱狂はもちろん、坂本九さんの名曲『上を向いて歩こう』が『SUKIYAKI』の名前で全米チャート1位を記録するなどエポックメイキング名出来事も多かったのですね。
こちらの記事では、そんな60年代の日本を彩った懐かしの邦楽ポップスをご紹介。
歌謡曲やフォークソング、GSなど今の若い世代にも人気の名曲たちをお楽しみください!
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60年代懐かしの邦楽ポップスの名曲・ヒット曲(11〜20)
三百六十五歩のマーチ水前寺清子

昭和の名曲として今も愛され続けているこの楽曲は、水前寺清子さんの代表曲の1つとして知られています。
1968年11月にリリースされ、ミリオンセラーを記録した本作は、高度経済成長期の真っただ中にあった日本の活気を象徴するような、力強さと圧倒的なポジティブさが特徴的ですね。
実は、演歌歌手として活動していた水前寺さんにとっては、タイプの違う作風のこの曲のリリースは不本意だったそうです。
結果的には、水前寺さんのキャリアの中でも最大のヒットを記録し、翌年の1969年には第41回選抜高校野球大会の入場行進曲にも選ばれるなど、幅広く受け入れられました。
空に星があるように荒木一郎

『空に星があるように』は1966年に発売された荒木一郎さんのデビューシングル曲です。
日本レコード大賞・新人賞を受賞しました。
東海ラジオの全国ネット番組『星に唄おう』のテーマ曲として使われ広く知られるようになりました。
ルイジアナ・ママ飯田久彦

『ルイジアナ・ママ』は1962年に発売された飯田久彦さんのシングル曲です。
アメリカの歌手『ジーン・ピットニー』が歌った曲のカバーです。
原曲はアメリカであまりヒットしませんでしたが『飯田久彦』の曲はロカビリー全盛期の日本で大ヒットしました。
ブルー・シャトウジャッキー吉川とブルー・コメッツ

森と泉に囲まれた青い城を舞台に、切ない恋心を歌い上げる1960年代を代表する名曲です。
洋楽に影響を受けたGSに歌謡曲のエッセンスを注入、リスナーの心を鷲掴みにします。
1967年1月にリリースされたこの曲は、第9回日本レコード大賞を受賞。
第18回NHK紅白歌合戦にも出場を果たし、一躍時代を代表する楽曲となりました。
恋に悩む人はもちろん、青春時代を思い出したい方にもおすすめです。
ジャッキー吉川さんの歌声と共に、甘く切ない恋の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。
君といつまでも加山雄三

『君といつまでも』は1965年に発売された加山雄三による5枚目のシングル曲です。
売上300万枚を超え日本レコード大賞・特別賞を受賞しました。
若大将『加山雄三』の代表曲で結婚式等で歌われる曲です。
間奏のセリフ『しあわせだなぁ』は流行語になりました。
いつでも夢を橋幸夫/吉永小百合

60年代に発表された本作は、橋幸夫さんと吉永小百合さんのデュエット曲として大ヒットを記録した楽曲です。
静かに降る雨や星のように、人々の心に優しく語りかける歌詞が特徴的で、寂しさや悲しみを抱えながらも夢を持ち続けることの大切さを伝えています。
1962年9月にリリースされると、わずか1ヶ月で30万枚を売り上げる大ヒットとなり、第4回日本レコード大賞を受賞。
翌年には同名の映画も公開され、さらに人気を博しました。
落ち込んだ時や励ましが必要な時に聴くと、きっと勇気をもらえる一曲です。
60年代懐かしの邦楽ポップスの名曲・ヒット曲(21〜30)
初恋村下孝蔵

ニューミュージックとフォークソングをミックスした独創性にあふれた音楽性で人気を集めたシンガーソングライター、村下孝蔵さん。
歌謡曲的な流れのなかにも、スムーズさを感じさせるメロディーセンスにとりこになった60代男性も多いのではないでしょうか?
こちらの『初恋』は、そんな村下孝蔵さんの最大のヒットナンバー。
mid1F~mid2G#と狭い音域ですが、サビでは「つ」の発音で高温部分を歌わなければならないため、適正キーから1つ下げて歌うくらいが最もピッチが安定するでしょう。





