【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ
ジャマイカで生まれた音楽ジャンル「スカ」は、誕生以来さまざまなジャンルへと波及して、ここ日本でもスカに影響を受けた多くのバンドが活躍しています。
一口にスカといってもオーセンティックなスカを鳴らすグループや、スカにパンクやメタルの要素を融合させたミクスチャーサウンドまで、実にバラエティ豊かなバンドが存在するんです。
この記事では、王道のスカバンドはもちろん、スカコアやスカパンク、ホーンセクション不在ながらもスカを感じさせるサウンドを鳴らすグループも含めて、幅広い意味での日本のスカバンドをまとめています。
日本のスカが知りたい、という方はぜひチェックしてみてくださいね!
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【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ(61〜70)
SWEET STORYMINI SKA BOX

大阪を拠点に全国的に活動していたスカバンド。
女性ボーカル、女性のホーン隊を擁し、非常に高い人気を獲得していました。
キャッチーなサウンドに加え、かわいい歌詞も人気があり、男性ファンだけではなく、女性ファンからの評価も高いバンドです。
I Feel So SorryCoquettish

1998年に東京で結成されたCOQUETTISHは、スカの軽快さとハードコアパンクの激しさを巧みに融合させた独自のスタイルで、国内外のスカパンクシーンを牽引しているバンドです。
2000年にはアメリカのAsian Man Recordsから初のEP『Total Pops Madness』を公開、その後も国境を越えた活動を精力的に展開しています。
The Suicide MachinesのギタリストDanをプロデューサーに迎えたアルバム『High Energy Politics』は海外でも高い評価を獲得、アメリカやヨーロッパの著名なスカパンクバンドとの共演も果たしています。
社会的なメッセージと力強いサウンドが響き合う彼らの音楽は、パンクロックの熱いエネルギーとスカのグルーヴ感を求める音楽ファンにぴったりの1枚となっているはずです。
My FriendOri-ska

2006年に結成された東京発のスカバンドとして注目を集めるOri-skaは、スカを基盤にポップやビッグバンド、吹奏楽の要素を取り入れた多彩なサウンドが魅力です。
リーダーであるTakuroさんが映画『スウィングガールズ』の影響で楽器に興味を持ったことをきっかけに結成され、アルバム『the sky the limit’s』『happy! happy!』など意欲的な作品を次々と発表してきました。
2010年3月にはSHURE主催の音楽コンテスト「sing-a-city」ジャストフォーファン部門で入賞を果たし、サークル的な活動スタイルながら高い音楽性が評価されています。
大所帯のホーン隊とツインボーカルによる明るくキャッチーなサウンドは、爽やかでポジティブな気分になりたい音楽ファンにぴったりでしょう。
TonightSUNSET BUS

SUNSET BUSは、2007年に結成された大阪を拠点に活動する実力派スカパンク・バンドです。
3.6MILKというバンドの解散後、SATOBOYさんとTEPPEIさんを中心に新たなスタートを切り、その独自のサウンドで注目を集めています。
パンクロック、スカ、レゲエなどの要素を絶妙なバランスで織り交ぜた彼らの音楽は、西海岸のレゲエパンク・バンドSUBLIMEからの影響を感じさせる新鮮な響きを持っています。
CAFFEINEBOMBレコードからは『BEER GARDEN』『HAPPY HOUR』など複数のアルバムを世に送り出し、2016年には大阪のパンク・フェス「FOUR SEASONS 2016」への出演を果たしました。
音楽活動の傍ら、SATOBOYさんは「LOUDOG」というショップを運営し、「One Big Family」レーベルも主宰するなど、音楽とファッションの融合にも挑戦しています。
陽気でポジティブなエネルギーに満ちた彼らの音楽は、夏のフェスやドライブのお供に最適です。
In The GreenThe KING LION

ジャマイカの伝統的なスカを追求する秋田県発のバンド、The KING LIONは1999年に結成以来、東北地方を拠点に精力的な活動を続けています。
オーセンティックなスカサウンドの再現を掲げる彼らは、「退行という名の進化」というユニークな理念のもと、25年に一度となるホーン6管、ギター3本の大編成でのパフォーマンスを実現しました。
THE SKA FLAMESやDETERMINATIONS、RICO RODRIGUEZといったスカのレジェンドたちとの共演も果たし、アルバム『BLANK』は2019年にミュージックマガジン誌の「ベストアルバム2019」日本レゲエ部門で第2位を獲得。
秋田という地方都市から発信される彼らの活動は、スカファンのみならず、伝統的な音楽への造詣が深い方にもおすすめです。
ハチクマfunnySkash

大阪を拠点に活動するブラスロックバンドfunnySkashは、2001年に「in your own style.」というコンセプトを掲げて結成されました。
ロックのエネルギーとブラスセクションの華やかさを融合させた彼らは、アルバム『Chorus』で全国流通デビューを飾り、以降アルバム『1815』『羽音』など数々の作品を手がけています。
バンドの中心人物である帖佐洋一さんは、結成当初からのオリジナルメンバーとして作詞作曲を担当。
2017年3月には斉藤一馬さん、木藤祐貴さんが再加入し、現在の7人編成となっています。
観客を巻き込む熱量あるライブパフォーマンスと、高い演奏技術が魅力のfunnySkashは、関西のライブハウスシーンを代表するバンドとして親しまれています。
スカとロックの融合に興味がある方は、ぜひその迫力のサウンドを体感してみてください。
STAY YOUNGTHE SENSATIONS

THE SENSATIONSは2008年にUNITED SKATESのメンバーを中心に結成されました。
メンバーが影響を受けてきたスカやハードコアに、60年代のモータウン、ノーザンソウルなどの要素を取り入れるといった試みをするバンドです。
ホーンセクションも加えた重量感とスピード感を持ったにぎやかなサウンドの中に、どこか懐かしいような空気があるのが印象的です。
日本においてのスカパンクの王道ともいえる、シンプルな英語の歌詞、明るさが伝わってくる聞き取りやすいボーカルもバンドの特徴ではないでしょうか。
スカのサウンドを中心としつつ、自分たちがいいと思うものを全部取り入れているような、楽しく演奏していることが強く伝わる空気感が魅力的なバンドですね。