【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ
ジャマイカで生まれた音楽ジャンル「スカ」は、誕生以来さまざまなジャンルへと波及して、ここ日本でもスカに影響を受けた多くのバンドが活躍しています。
一口にスカといってもオーセンティックなスカを鳴らすグループや、スカにパンクやメタルの要素を融合させたミクスチャーサウンドまで、実にバラエティ豊かなバンドが存在するんです。
この記事では、王道のスカバンドはもちろん、スカコアやスカパンク、ホーンセクション不在ながらもスカを感じさせるサウンドを鳴らすグループも含めて、幅広い意味での日本のスカバンドをまとめています。
日本のスカが知りたい、という方はぜひチェックしてみてくださいね!
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【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ(61〜70)
ショースカ – ハートフルロッカーSHOW-SKA

湘南発のスカサウンドを追求し続けるバンドです。
1993年に結成されたSHOW-SKAは、湘南出身という土地柄とスカを基調としたグルーヴィーなサウンドが織りなす、オリジナリティ溢れる音楽性を確立しています。
2009年にアルバム『横SKA愚連隊東へ』でメジャーデビューを果たし、スカシーンに新たな風を吹き込みました。
多彩な編成のホーンセクションを擁し、ロック、ジャズ、ムード歌謡まで幅広いジャンルを取り入れたインストゥルメンタル中心の演奏スタイルが魅力です。
東京・西麻布のCLUB YELLOWでは8年間にわたりレギュラーイベントを開催し、吉川ひなのさんや金子貴俊さんとのコラボレーションなど、数々の印象的なステージを繰り広げました。
ダンサブルなスカビートとジャパニーズテイストが絶妙に調和した、独特の世界観を持つバンドです。
ハチクマfunnySkash

大阪を拠点に活動するブラスロックバンドfunnySkashは、2001年に「in your own style.」というコンセプトを掲げて結成されました。
ロックのエネルギーとブラスセクションの華やかさを融合させた彼らは、アルバム『Chorus』で全国流通デビューを飾り、以降アルバム『1815』『羽音』など数々の作品を手がけています。
バンドの中心人物である帖佐洋一さんは、結成当初からのオリジナルメンバーとして作詞作曲を担当。
2017年3月には斉藤一馬さん、木藤祐貴さんが再加入し、現在の7人編成となっています。
観客を巻き込む熱量あるライブパフォーマンスと、高い演奏技術が魅力のfunnySkashは、関西のライブハウスシーンを代表するバンドとして親しまれています。
スカとロックの融合に興味がある方は、ぜひその迫力のサウンドを体感してみてください。
UTAGE MUSICCRAZY HiTMAN

神奈川県厚木市を拠点に、2003年から活動を続けるレゲエ・ロックバンド。
アメリカ西海岸のSublimeから影響を受けたCRAZY HiTMANは、スカパンクやレゲエ、ダブ、サーフ、ヒップホップなど多様なジャンルを自在に融合させた唯一無二のサウンドが魅力です。
2006年にアルバム『Dear,JAUNTY PEOPLE』でデビューを飾り、以降も独自の進化を遂げながら音源を発表。
2012年にオルガン奏者のDaichanさんが加入してからは、自身の音楽スタイルを「UTAGE MUSIC」と称し、宴のようなライブパフォーマンスで観客を巻き込む至福の空間を作り上げてきました。
まさに「笑顔」をテーマに掲げる彼らならではの世界観です。
ジャンルレスかつ陽気なサウンドに心躍る方は、ぜひライブで体感してみてください。
ヴェーダThe Chorizo Vibes

大阪・堺市を拠点に活動する4人組バンド、The Chorizo Vibesは、パンクロックとスカの要素を巧みに組み合わせた唯一無二のサウンドで注目を集めています。
2009年に結成され、メンバーチェンジを経て2013年に現体制となったバンドは、メロディックパンクを軸としながらも、ラテンやジャズといった多彩な音楽性を内包したハイブリッドなスタイルを確立しました。
野口僚平さんの卓越した作曲センスと、神門勇さんのギター/サックス持ち替えプレイが生み出す重層的なアンサンブルは、ライブの度に熱狂的な反応を生んでいます。
2014年にAilet Recordsに加入し、2018年には『地獄の平成ラプソディー』で待望の1stフルアルバムをリリースしています。
ジャンルの垣根を軽々と飛び越えていく自由な音楽性と、河童や三国志をモチーフにしたユニークな世界観が魅力のバンドで、異色のクロスオーバーミュージックに心惹かれる音楽ファンにぴったりの存在でしょう。
I’m Ready For LoveThe DROPS

1980年代後半に結成された女性主体のスカ・バンド、The DROPSは、下北沢のライブハウス「ZOO」を拠点に活動を展開したパイオニア的存在です。
スカ、ロックステディ、ブルービートを軸に独自のサウンドを確立し、東京のアンダーグラウンドシーンで熱い支持を集めました。
1991年に元ZOO店長の山下直樹さんが立ち上げたOBI・WAN Recordsから7インチ・シングル『Meet the Drops』を発売。
新宿JAM STUDIOでレコーディングされたこの作品は、現在でもレア盤として音楽マニアの間で語り継がれています。
伝統的なスカサウンドを追求しながらも、女性ならではの視点で新たな魅力を引き出した彼女たちの音楽は、ジャマイカンミュージックファンに強くおすすめですよ。
In The GreenThe KING LION

ジャマイカの伝統的なスカを追求する秋田県発のバンド、The KING LIONは1999年に結成以来、東北地方を拠点に精力的な活動を続けています。
オーセンティックなスカサウンドの再現を掲げる彼らは、「退行という名の進化」というユニークな理念のもと、25年に一度となるホーン6管、ギター3本の大編成でのパフォーマンスを実現しました。
THE SKA FLAMESやDETERMINATIONS、RICO RODRIGUEZといったスカのレジェンドたちとの共演も果たし、アルバム『BLANK』は2019年にミュージックマガジン誌の「ベストアルバム2019」日本レゲエ部門で第2位を獲得。
秋田という地方都市から発信される彼らの活動は、スカファンのみならず、伝統的な音楽への造詣が深い方にもおすすめです。
Fruity!Fruity!!Too Much Too Young

名古屋発のスカパンクシーンを牽引するバンドとして知られています。
2トーンスカバンド「The Specials」から影響を受けたサウンドで、ファストでショートなスカパンクを鳴らすToo Much Too Young。
2010年には名古屋市内のライブハウス「栄TIGHT ROPE」や「鶴舞DAY TRIP」を舞台に、東京のスカパンクバンドとの共演を重ねてきました。
スカとパンクのエネルギッシュな融合を体現する彼らの音楽性は、インディーズシーンならではの自由な表現と、ジャンルへの深い愛情が感じられます。
2010年のツアー「人間になれる本」では地元ファンとの交流を深め、名古屋の音楽シーンに独自の存在感を放っています。
スカパンクの爽快感とパンクロックの疾走感を求める音楽ファンにぴったりのバンドです。






