【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ
ジャマイカで生まれた音楽ジャンル「スカ」は、誕生以来さまざまなジャンルへと波及して、ここ日本でもスカに影響を受けた多くのバンドが活躍しています。
一口にスカといってもオーセンティックなスカを鳴らすグループや、スカにパンクやメタルの要素を融合させたミクスチャーサウンドまで、実にバラエティ豊かなバンドが存在するんです。
この記事では、王道のスカバンドはもちろん、スカコアやスカパンク、ホーンセクション不在ながらもスカを感じさせるサウンドを鳴らすグループも含めて、幅広い意味での日本のスカバンドをまとめています。
日本のスカが知りたい、という方はぜひチェックしてみてくださいね!
【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ(1〜20)
Favorite ShoesSKA FREAKS

SKA FREAKSは2003年に滋賀県で結成されました。
ボーカルのSyusakuさんの独特な揺れを持つ歌声、素早く重く響くサウンドなど、スカをベースにした攻撃的な音楽性が大きな魅力ではないでしょうか。
タイムが短い楽曲が多いこともバンドの特徴で、曲のメッセージが簡潔に凝縮されて投げかけるイメージが伝わってきます。
2016年からは滋賀県の米原市で北近江 FREAKY JAMMiN’を主催したりと、スカという音楽と、地元である滋賀県への強い愛を感じられるバンドです。
Summer CampFRUITY

日本のスカパンクシーンに鮮烈な足跡を残したFRUITY。
1995年に結成され、わずか2年間の活動期間でしたが、その独特なサウンドは多くのファンを魅了しました。
スカのリズムにパンクのエネルギーを融合させた彼らの楽曲は、リズミカルなホーンセクションと激しいギターリフが特徴的。
1996年にはLess Than TVから7インチレコードをリリースし、国内外のスカコアバンドとの共演も果たしています。
驚くべきことに、後期には14歳の中学生であるユキさんをボーカルに迎え、アメリカツアーまで敢行。
解散後も彼らの音楽は高く評価され続け、2001年にはコンプリート盤『SONGS』がリリースされました。
FRUITYの熱量あふれる音楽は、スカとパンクの融合に興味がある方にぜひオススメです!
O.K. MANFEELFLIP

FEELFLIPは2004年に結成されたスカバンドです。
スカとカオティックを融合したスカオティックという独自の音楽ジャンルを提唱しているところも大きな特徴ですね。
それぞれの楽器が強烈な攻撃性を持って奏でられ、テクニカルで勢いのあるサウンドが作り出されています。
分厚くパワフルなサウンドとともに、攻撃的な勢いをもつ歌声も大きな特徴で、体の底にパワーを与えてくれるような印象です。
重量感がまず伝わってきますが、スカの要素もしっかりと取り入れられており、踊れる楽しさも伝わるところがポイントです。
620SHANK

2004年に結成の長崎発精鋭スカバンドSHANK。
今では国内のパンクフェスには必ずといっていいほどその名を見かけます。
自身主催のフェス、BLAZE UP NAGASAKIも地元長崎で例年開催していますよね。
そんな彼らの楽曲はなんといってもおしゃれなんです。
繊細に作りこまれたギターリフや、巧妙なドラムプレイ、そしてほれぼれしてしまうような突き抜けるハスキーボイス。
ライブでみせる淡々としたMCも味があっていいんですよね。
しっかり予習してスカダンしてくださいね。
Hands Up GirlsORESKABAND

ORESKABANDは2003年に大阪府堺市で結成されたガールズスカバンドです。
中学校の同級生、ブラスバンド部に所属していたメンバーを中心に活動を始めました。
活動の初期はありのままの学生のすがたを感じられる、ポジティブでポップな楽曲が印象的でしたが、年齢を重ねていくことで、スカを主体とした点は変えずに幅広い音楽性を身につけていったイメージが伝わります。
結成当初からの積極的なライブ活動、メンバーの変遷などのさまざまな経験を重ね、スカバンドとして確かな実力を蓄積していきました。
他のバンドのサポートを務めるメンバーもいたりと、日本のスカを語る上ではに欠かせないスカバンドです。