RAG Musicartist
素敵なアーティスト
search

【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ

ジャマイカで生まれた音楽ジャンル「スカ」は、誕生以来さまざまなジャンルへと波及して、ここ日本でもスカに影響を受けた多くのバンドが活躍しています。

一口にスカといってもオーセンティックなスカを鳴らすグループや、スカにパンクやメタルの要素を融合させたミクスチャーサウンドまで、実にバラエティ豊かなバンドが存在するんです。

この記事では、王道のスカバンドはもちろん、スカコアやスカパンク、ホーンセクション不在ながらもスカを感じさせるサウンドを鳴らすグループも含めて、幅広い意味での日本のスカバンドをまとめています。

日本のスカが知りたい、という方はぜひチェックしてみてくださいね!

【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ(51〜60)

Cool SkaBlue Beat Players

Blue Beat Playersは1994年に結成されたスカバンドです。

東京スカパラダイスオーケストラのメンバーでもあったマーク林さんを中心として結成されたバンドで、スカパラ時代はギタリストであったマーク林さんがサックスを担当するといいう部分でも注目されました。

60年代のイギリスで演奏されたスカに影響を受けたバンド名だと語られており、大人の色気があるゆったりとした裏打ちのサウンドが魅力的ですね。

2003年に惜しまれつつ解散し、長く伝説のバンドとして語られてきましたが、2010年に再結成、当時から変わらぬサウンドを武器に突き進むバンドです。

MY FRiEND MY CiRCLEMY SHOES MY CAP

スカパンクやスカコアの要素を持ちながら、ジャズやファンクまでを飲み込んだミクスチャーな音楽性が魅力のMY SHOES MY CAP。

東京を拠点に2010年代初頭から活動を開始し、ライブハウスやクラブイベントでのエネルギッシュなパフォーマンスで熱心なファンを獲得してきました。

2015年には業界の注目を集めたフルアルバム『MY FRiEND MY CiRCLE』をリリース。

アルバムはインディーズチャートで上位にランクインを果たしました。

2018年には「NISSAN presents JAZZ JAPAN AWARD」のアルバムオブザイヤー部門を受賞し、音楽性の高さが証明されました。

ボーカルYukiさんの表現力豊かな歌声と、多彩な楽器編成による重層的なサウンドメイクは必聴です。

ジャンルレスな音楽を求める方に強くおすすめしたいバンドです。

SPIRIT!!INSK@UT

東京にて結成された7人組のスカバンド、女性ボーカルスカバンドブームをけん引したバンドの一つです。

ホーン隊のレベル高さはファンや他のバンドからも評価が高く、メンバーが他のバンドのサポートメンバーを務めることもありました。

My FriendOri-ska

2006年に結成された東京発のスカバンドとして注目を集めるOri-skaは、スカを基盤にポップやビッグバンド、吹奏楽の要素を取り入れた多彩なサウンドが魅力です。

リーダーであるTakuroさんが映画『スウィングガールズ』の影響で楽器に興味を持ったことをきっかけに結成され、アルバム『the sky the limit’s』『happy! happy!』など意欲的な作品を次々と発表してきました。

2010年3月にはSHURE主催の音楽コンテスト「sing-a-city」ジャストフォーファン部門で入賞を果たし、サークル的な活動スタイルながら高い音楽性が評価されています。

大所帯のホーン隊とツインボーカルによる明るくキャッチーなサウンドは、爽やかでポジティブな気分になりたい音楽ファンにぴったりでしょう。

【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ(61〜70)

Run Rudy RunRollings

千葉で生まれたネオスカバンドのROLLINGSは、1996年の結成以来、英国2トーン・スカの影響を強く受けたサウンドで魅せるダンサブルなバンドです。

1997年に千葉のライブハウスで初ライブを行い、2000年には初の音源『GONE WITH THE SMELL』を世に送り出しました。

その後も国内外で精力的に活動を展開し、2003年からはヨーロッパツアーも実現。

アジア最大級のインディーズ音楽アワード「AVIMA」にノミネートされるなど、国際的な評価も高いバンドです。

最大9人編成の大所帯で、パワフルなホーンセクションと英語詞を中心としたルードボーイスタイルが持ち味。

スカの本場でも通用する実力派として、海外のスカファンからも熱い支持を集めています。

ダンスグルーヴとエネルギッシュなサウンドを求めるリスナーにぴったりの一枚です。

TonightSUNSET BUS

SUNSET BUS “Tonight” Official Music Video
TonightSUNSET BUS

SUNSET BUSは、2007年に結成された大阪を拠点に活動する実力派スカパンク・バンドです。

3.6MILKというバンドの解散後、SATOBOYさんとTEPPEIさんを中心に新たなスタートを切り、その独自のサウンドで注目を集めています。

パンクロック、スカ、レゲエなどの要素を絶妙なバランスで織り交ぜた彼らの音楽は、西海岸のレゲエパンク・バンドSUBLIMEからの影響を感じさせる新鮮な響きを持っています。

CAFFEINEBOMBレコードからは『BEER GARDEN』『HAPPY HOUR』など複数のアルバムを世に送り出し、2016年には大阪のパンク・フェス「FOUR SEASONS 2016」への出演を果たしました。

音楽活動の傍ら、SATOBOYさんは「LOUDOG」というショップを運営し、「One Big Family」レーベルも主宰するなど、音楽とファッションの融合にも挑戦しています。

陽気でポジティブなエネルギーに満ちた彼らの音楽は、夏のフェスやドライブのお供に最適です。

I Feel So SorryCoquettish

1998年に東京で結成されたCOQUETTISHは、スカの軽快さとハードコアパンクの激しさを巧みに融合させた独自のスタイルで、国内外のスカパンクシーンを牽引しているバンドです。

2000年にはアメリカのAsian Man Recordsから初のEP『Total Pops Madness』を公開、その後も国境を越えた活動を精力的に展開しています。

The Suicide MachinesのギタリストDanをプロデューサーに迎えたアルバム『High Energy Politics』は海外でも高い評価を獲得、アメリカやヨーロッパの著名なスカパンクバンドとの共演も果たしています。

社会的なメッセージと力強いサウンドが響き合う彼らの音楽は、パンクロックの熱いエネルギーとスカのグルーヴ感を求める音楽ファンにぴったりの1枚となっているはずです。