【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ
ジャマイカで生まれた音楽ジャンル「スカ」は、誕生以来さまざまなジャンルへと波及して、ここ日本でもスカに影響を受けた多くのバンドが活躍しています。
一口にスカといってもオーセンティックなスカを鳴らすグループや、スカにパンクやメタルの要素を融合させたミクスチャーサウンドまで、実にバラエティ豊かなバンドが存在するんです。
この記事では、王道のスカバンドはもちろん、スカコアやスカパンク、ホーンセクション不在ながらもスカを感じさせるサウンドを鳴らすグループも含めて、幅広い意味での日本のスカバンドをまとめています。
日本のスカが知りたい、という方はぜひチェックしてみてくださいね!
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【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ(51〜60)
I’m Ready For LoveThe DROPS

1980年代後半に結成された女性主体のスカ・バンド、The DROPSは、下北沢のライブハウス「ZOO」を拠点に活動を展開したパイオニア的存在です。
スカ、ロックステディ、ブルービートを軸に独自のサウンドを確立し、東京のアンダーグラウンドシーンで熱い支持を集めました。
1991年に元ZOO店長の山下直樹さんが立ち上げたOBI・WAN Recordsから7インチ・シングル『Meet the Drops』を発売。
新宿JAM STUDIOでレコーディングされたこの作品は、現在でもレア盤として音楽マニアの間で語り継がれています。
伝統的なスカサウンドを追求しながらも、女性ならではの視点で新たな魅力を引き出した彼女たちの音楽は、ジャマイカンミュージックファンに強くおすすめですよ。
Big mouthMissile Girl Scoot

スカ調のリズムから激しいニューメタルまで、目まぐるしく変化する音楽性が詰め込まれたMissile Girl Scootのサウンドは、音楽ファンの度肝を抜きます。
女性ツインボーカルによる叫びと歌声が、時に激しく、時に優しく響き渡る本作は、アルバム『FIESTA!』の幕開けを飾る衝撃作です。
2000年2月にリリースされた『FIESTA!』は、スカ、パンク、ハードロックなど多彩なジャンルを織り交ぜた意欲作として、高い評価を獲得しました。
社会への怒りと葛藤をつづった力強いメッセージと、変幻自在なサウンドスケープは、ミクスチャーロックの真髄といえるでしょう。
音楽の可能性を追求したい方、ジャンルの垣根を超えた斬新な音楽体験を求める方にお薦めの一曲です。
CrazyDeterminations

DETERMINATIONSは1990年に大阪府で結成されたスカバンドです。
ジャマイカのスカバンド、The Skatalitesの曲名からバンド名を付けたという点からも、スカへのリスペクトが感じられますね。
バンドの人数が多いところも重要なポイントで、ホーンセクションがしっかりと重なるからこその、音の深みや奥行きがバンドの魅力ともいえます。
オーセンティックスカを大切に奏でているような印象で、おだやかなサウンドや、そこに重なるやさしい歌声が心にゆっくりと響いてきます。
2004年の8月に惜しまれつつ解散してしまった、スカの伝統が感じられるバンドです。
Run Rudy RunRollings

千葉で生まれたネオスカバンドのROLLINGSは、1996年の結成以来、英国2トーン・スカの影響を強く受けたサウンドで魅せるダンサブルなバンドです。
1997年に千葉のライブハウスで初ライブを行い、2000年には初の音源『GONE WITH THE SMELL』を世に送り出しました。
その後も国内外で精力的に活動を展開し、2003年からはヨーロッパツアーも実現。
アジア最大級のインディーズ音楽アワード「AVIMA」にノミネートされるなど、国際的な評価も高いバンドです。
最大9人編成の大所帯で、パワフルなホーンセクションと英語詞を中心としたルードボーイスタイルが持ち味。
スカの本場でも通用する実力派として、海外のスカファンからも熱い支持を集めています。
ダンスグルーヴとエネルギッシュなサウンドを求めるリスナーにぴったりの一枚です。
【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ(61〜70)
ショースカ – ハートフルロッカーSHOW-SKA

湘南発のスカサウンドを追求し続けるバンドです。
1993年に結成されたSHOW-SKAは、湘南出身という土地柄とスカを基調としたグルーヴィーなサウンドが織りなす、オリジナリティ溢れる音楽性を確立しています。
2009年にアルバム『横SKA愚連隊東へ』でメジャーデビューを果たし、スカシーンに新たな風を吹き込みました。
多彩な編成のホーンセクションを擁し、ロック、ジャズ、ムード歌謡まで幅広いジャンルを取り入れたインストゥルメンタル中心の演奏スタイルが魅力です。
東京・西麻布のCLUB YELLOWでは8年間にわたりレギュラーイベントを開催し、吉川ひなのさんや金子貴俊さんとのコラボレーションなど、数々の印象的なステージを繰り広げました。
ダンサブルなスカビートとジャパニーズテイストが絶妙に調和した、独特の世界観を持つバンドです。
Fruity!Fruity!!Too Much Too Young

名古屋発のスカパンクシーンを牽引するバンドとして知られています。
2トーンスカバンド「The Specials」から影響を受けたサウンドで、ファストでショートなスカパンクを鳴らすToo Much Too Young。
2010年には名古屋市内のライブハウス「栄TIGHT ROPE」や「鶴舞DAY TRIP」を舞台に、東京のスカパンクバンドとの共演を重ねてきました。
スカとパンクのエネルギッシュな融合を体現する彼らの音楽性は、インディーズシーンならではの自由な表現と、ジャンルへの深い愛情が感じられます。
2010年のツアー「人間になれる本」では地元ファンとの交流を深め、名古屋の音楽シーンに独自の存在感を放っています。
スカパンクの爽快感とパンクロックの疾走感を求める音楽ファンにぴったりのバンドです。
SPIRIT!!INSK@UT

東京にて結成された7人組のスカバンド、女性ボーカルスカバンドブームをけん引したバンドの一つです。
ホーン隊のレベル高さはファンや他のバンドからも評価が高く、メンバーが他のバンドのサポートメンバーを務めることもありました。