【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ
ジャマイカで生まれた音楽ジャンル「スカ」は、誕生以来さまざまなジャンルへと波及して、ここ日本でもスカに影響を受けた多くのバンドが活躍しています。
一口にスカといってもオーセンティックなスカを鳴らすグループや、スカにパンクやメタルの要素を融合させたミクスチャーサウンドまで、実にバラエティ豊かなバンドが存在するんです。
この記事では、王道のスカバンドはもちろん、スカコアやスカパンク、ホーンセクション不在ながらもスカを感じさせるサウンドを鳴らすグループも含めて、幅広い意味での日本のスカバンドをまとめています。
日本のスカが知りたい、という方はぜひチェックしてみてくださいね!
【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ(21〜40)
UTAGE MUSICCRAZY HiTMAN

神奈川県厚木市を拠点に、2003年から活動を続けるレゲエ・ロックバンド。
アメリカ西海岸のSublimeから影響を受けたCRAZY HiTMANは、スカパンクやレゲエ、ダブ、サーフ、ヒップホップなど多様なジャンルを自在に融合させた唯一無二のサウンドが魅力です。
2006年にアルバム『Dear,JAUNTY PEOPLE』でデビューを飾り、以降も独自の進化を遂げながら音源を発表。
2012年にオルガン奏者のDaichanさんが加入してからは、自身の音楽スタイルを「UTAGE MUSIC」と称し、宴のようなライブパフォーマンスで観客を巻き込む至福の空間を作り上げてきました。
まさに「笑顔」をテーマに掲げる彼らならではの世界観です。
ジャンルレスかつ陽気なサウンドに心躍る方は、ぜひライブで体感してみてください。
ショースカ – ハートフルロッカーSHOW-SKA

湘南発のスカサウンドを追求し続けるバンドです。
1993年に結成されたSHOW-SKAは、湘南出身という土地柄とスカを基調としたグルーヴィーなサウンドが織りなす、オリジナリティ溢れる音楽性を確立しています。
2009年にアルバム『横SKA愚連隊東へ』でメジャーデビューを果たし、スカシーンに新たな風を吹き込みました。
多彩な編成のホーンセクションを擁し、ロック、ジャズ、ムード歌謡まで幅広いジャンルを取り入れたインストゥルメンタル中心の演奏スタイルが魅力です。
東京・西麻布のCLUB YELLOWでは8年間にわたりレギュラーイベントを開催し、吉川ひなのさんや金子貴俊さんとのコラボレーションなど、数々の印象的なステージを繰り広げました。
ダンサブルなスカビートとジャパニーズテイストが絶妙に調和した、独特の世界観を持つバンドです。
In The GreenThe KING LION

ジャマイカの伝統的なスカを追求する秋田県発のバンド、The KING LIONは1999年に結成以来、東北地方を拠点に精力的な活動を続けています。
オーセンティックなスカサウンドの再現を掲げる彼らは、「退行という名の進化」というユニークな理念のもと、25年に一度となるホーン6管、ギター3本の大編成でのパフォーマンスを実現しました。
THE SKA FLAMESやDETERMINATIONS、RICO RODRIGUEZといったスカのレジェンドたちとの共演も果たし、アルバム『BLANK』は2019年にミュージックマガジン誌の「ベストアルバム2019」日本レゲエ部門で第2位を獲得。
秋田という地方都市から発信される彼らの活動は、スカファンのみならず、伝統的な音楽への造詣が深い方にもおすすめです。
MY FRiEND MY CiRCLEMY SHOES MY CAP

スカパンクやスカコアの要素を持ちながら、ジャズやファンクまでを飲み込んだミクスチャーな音楽性が魅力のMY SHOES MY CAP。
東京を拠点に2010年代初頭から活動を開始し、ライブハウスやクラブイベントでのエネルギッシュなパフォーマンスで熱心なファンを獲得してきました。
2015年には業界の注目を集めたフルアルバム『MY FRiEND MY CiRCLE』をリリース。
アルバムはインディーズチャートで上位にランクインを果たしました。
2018年には「NISSAN presents JAZZ JAPAN AWARD」のアルバムオブザイヤー部門を受賞し、音楽性の高さが証明されました。
ボーカルYukiさんの表現力豊かな歌声と、多彩な楽器編成による重層的なサウンドメイクは必聴です。
ジャンルレスな音楽を求める方に強くおすすめしたいバンドです。
TonightSUNSET BUS

SUNSET BUSは、2007年に結成された大阪を拠点に活動する実力派スカパンク・バンドです。
3.6MILKというバンドの解散後、SATOBOYさんとTEPPEIさんを中心に新たなスタートを切り、その独自のサウンドで注目を集めています。
パンクロック、スカ、レゲエなどの要素を絶妙なバランスで織り交ぜた彼らの音楽は、西海岸のレゲエパンク・バンドSUBLIMEからの影響を感じさせる新鮮な響きを持っています。
CAFFEINEBOMBレコードからは『BEER GARDEN』『HAPPY HOUR』など複数のアルバムを世に送り出し、2016年には大阪のパンク・フェス「FOUR SEASONS 2016」への出演を果たしました。
音楽活動の傍ら、SATOBOYさんは「LOUDOG」というショップを運営し、「One Big Family」レーベルも主宰するなど、音楽とファッションの融合にも挑戦しています。
陽気でポジティブなエネルギーに満ちた彼らの音楽は、夏のフェスやドライブのお供に最適です。