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【邦楽】カノン進行が使われている人気・有名曲リスト【2025】

バロック時代の作曲家、ヨハン・パッヘルベルによる『3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調』の前半部分にあたるカノン、通称『パッヘルベルのカノン』は、タイトルは知らずとも誰もが一度は耳にしているであろう名曲。

そんな『カノン』のコード進行が、多くのJ-POPのヒット曲で用いられていることをご存じでしたか。

本記事ではストレートにカノン進行を使った曲はもちろん、独自のアレンジを加えたさまざまなパターンも含めた邦楽の名曲を紹介します。

作曲について勉強したい方も必見です!

もくじ

【邦楽】カノン進行が使われている人気・有名曲リスト【2025】(1〜20)

マイフレンドZARD

マイ フレンド (What a beautiful memory 2008)
マイフレンドZARD

バンドサウンドをバックに、友情の素晴らしさと輝かしい青春の日々を歌い上げるポップチューン。

大切な存在への思いと、変わりゆく関係性への切なさが印象的な1曲です。

本作は1996年1月にリリースされ、ZARDにとって3作目のミリオンセラーに。

アニメ『SLAM DUNK』の最終クールのエンディングテーマとしても起用され、坂井泉水さんの透明感のある歌声とメッセージ性の高い歌詞で多くのファンの心をつかみました。

相手を思うことで強くなれる、そんな前向きなメッセージとシンプルなカノン進行がマッチした名曲です。

スノーマジックファンタジーSEKAI NO OWARI

SEKAI NO OWARI「スノーマジックファンタジー」
スノーマジックファンタジーSEKAI NO OWARI

幻想的な雪山を舞台に、人間の男性と雪の妖精との切ない恋物語を描いた楽曲には、古典的な楽器の荘厳なアレンジが施されています。

SEKAI NO OWARIの2014年1月のメジャー5作目のシングルは、JR東日本『JR SKISKI』のCMソングとして書き下ろされ、初のオリコン週間シングルランキング1位を獲得。

のちにアルバム『Tree』にも収録され、バンドの代表曲として愛され続けています。

厳しい冬の寒さのなかにも温かさを感じさせる本作は、心に響く冬のラブソングを求めている方にオススメの1曲です。

浪漫飛行米米CLUB

JAL沖縄キャンペーン 夏離宮1990 テーマソング 「米米CLUB-浪漫飛行」
浪漫飛行米米CLUB

理想の世界へ羽ばたく自由な精神と、社会の枠を超えた冒険心が込められた本作は、米米CLUBの代表曲として今なお色あせない輝きを放っています。

1990年4月リリースのシングルは、飛躍的な人気を獲得し、週間ランキング1位を記録、年間チャート2位を獲得しました。

JALの沖縄旅行キャンペーンとのタイアップも大きな成功を収め、沖縄観光ブームの火付け役となりました。

カノン進行の上に成り立つファンキーなサウンドとキャッチーなメロディは、恋する気持ちを応援したいときや、夢に向かって頑張りたいときにピッタリ。

前向きな気持ちになれる1曲として、多くの人々の心を元気づけています。

12月のLove songGACKT

愛する人への変わらぬ思いを優しく歌い上げたGACKTさんのバラード作品にも、カノン進行が使われています。

肩を寄せ合いながらショーウィンドウを眺める恋人たちの情景と、大切な人を守りたいという強い気持ちが溶け込んだ、心温まる歌詞が魅力的です。

独自の平和への願いを込めて2001年12月に発表された本作は、マダガスカルでの経験と9.11後のニューヨークでのMV撮影など、印象深いエピソードも豊富。

各種テレビ番組のテーマソングにも起用され、翌年のNHK紅白歌合戦でも披露されました。

柔らかなピアノの旋律とともに、大切な人との思い出にひたりたいとき、心を温めたいときにぜひ聴いていただきたい1曲です。

向日葵Ado

テレビドラマ『18/40~ふたりなら夢も恋も~』の主題歌としてAdoさんがリリースした曲がこちら。

いつものAdoさんよりも落ち着いたイメージの曲といえるのではないでしょうか。

こちらの曲はそのままだとちょっと単純にも感じる、いわゆるカノン進行のコードに少しだけ手を加えることによって、曲に変化と感動を与えています。

カノン進行の曲のアレンジ成功例といえるでしょう。

ぜひどこにアレンジが加えられているか気をつけて聴いてみてくださいね。

Love is…加藤ミリヤ

心に染みる切ないピアノ伴奏と、壮大なメロディが印象的な加藤ミリヤさんのカノン進行のラブバラード。

永遠の愛を誓う決意や、支え合う2人の絆を優しく歌い上げた本作は、2007年6月リリースのシングルで、アニメ『地球へ…』のエンディングテーマに起用され、オリコン週間シングルチャート11位を記録しました。

その後アルバム『TOKYO STAR』や『M BEST』『M BEST II』にも収録され、長く愛され続けています。

生きる意味を見失いかけたときや、大切な人との絆を再確認したいときに聴きたくなる、心温まるミディアムバラードです。