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【邦楽】カノン進行が使われている人気・有名曲リスト【2025】

バロック時代の作曲家、ヨハン・パッヘルベルによる『3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調』の前半部分にあたるカノン、通称『パッヘルベルのカノン』は、タイトルは知らずとも誰もが一度は耳にしているであろう名曲。

そんな『カノン』のコード進行が、多くのJ-POPのヒット曲で用いられていることをご存じでしたか。

本記事ではストレートにカノン進行を使った曲はもちろん、独自のアレンジを加えたさまざまなパターンも含めた邦楽の名曲を紹介します。

作曲について勉強したい方も必見です!

もくじ

【邦楽】カノン進行が使われている人気・有名曲リスト【2025】(41〜60)

いつも何度でも木村弓

ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の主題歌としてレコード大賞金賞や日本アカデミー賞主題歌賞を受賞している、シンガーソングライター・木村弓さんの1作目のシングル曲。

ライアーと呼ばれる竪琴を使用した繊細なアレンジは、映画作品の世界観ともマッチした心地よさがありますよね。

カノン進行で後半に登場するFコードがDmやDm7に置き換えられている部分こそありますが、楽曲全体をとおしてカノン進行で構成された三拍子のアンサンブルからは、どこか安心感を受け取られる方も多いのではないでしょうか。

ドラマチックな響きが映画作品を完結に導いてくれる、郷愁感と神聖さをあわせ持ったナンバーです。

大切なものロードオブメジャー

バラエティー番組『ハマラジャ』内のドキュメンタリー企画「ロードオブメジャー」をきっかけに結成されたロックバンド・ロードオブメジャーの1作目のシングル曲。

インディーズ作品でありながらオリコンチャートに19週連続でトップ10入りを果たした、彼らの最大のヒット曲です。

Aメロとサビで使用されているカノン進行を意識したアレンジは、疾走感のあるメロディーをよりドラマチックに演出していますよね。

インディーズとして歴代1位の記録を持っていることもうなずける、色あせないロックチューンです。

愛は勝つKAN

1970年代から1980年代の洋楽から受けた影響をベースに、そのバックグラウンドをJ-POPに落とし込んだ楽曲や演奏が評価を集めているシンガーソングライター・KANさんの8作目のシングル曲。

バラエティー番組『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』の挿入歌として起用されたことから爆発的な大ヒットとなり、KANさんの代表曲ともなったナンバーです。

Aメロ、Bメロともにカノン進行にオンコードや代理コードをブレンドしたアレンジが組み込まれており、曲全体にポップでありながら荘厳な空気感を生み出していますよね。

曲中のどこを切り取ってもハイテンションなアンサンブルが勇気をくれる、タイトルどおりのパワーソングです。

翼をください赤い鳥

1971年にリリースされた赤い鳥の『翼をください』は音楽の教科書にも掲載されている非常に有名な曲ですね。

実はこの曲もカノン進行を使っているのを知っていましたか?

サビのコードがC→G→Am→Emとなっており、典型的なカノン進行となっていて非常に美しい流れですね。

また、その後に王道のカノン進行ではF→C→F→Gという流れになるところを、この曲ではF→C→B♭→G7と、B♭を経由しているのも心地よいアレンジです。

作曲にも活かせそうですよ!

折り合い星野源

星野源 – 折り合い (Official Video)
折り合い星野源

デジタル機材を駆使して自宅での制作を実現した本作。

2020年6月に公開された星野源さんのサプライズ楽曲は、コロナ禍での日常を優しく包み込むような温かさに満ちています。

恋人や夫婦の関係性を丁寧に描き出し、日々の中で起こるすれ違いや共感、そして折り合いを見つけ出す過程が歌われています。

星野源さんならではの親密な雰囲気と、耳に残るメロディが特徴的です。

ミュージックビデオも同時に公開され、映画監督の三宅唱がディレクションを担当。

星野源さんと女優・石橋静河が出演する映像作品は必見です。

大切な人を想う時に聴きたくなる一曲として、多くの人々の心に寄り添い続けています。

恋するフォーチュンクッキーAKB48

【MV full】 恋するフォーチュンクッキー / AKB48[公式]
恋するフォーチュンクッキーAKB48

アイドル戦国時代と呼ばれて久しいJ-POPシーンにおいて絶対的な存在感を示しているアイドルグループ・AKB48のメジャー32作目のシングル曲。

いまやバラエティー女王とも呼ばれる指原莉乃さんがシングル表題曲としては初めてのセンターを務めた楽曲で、1970年代から1980年代にかけてのディスコサウンドをイメージさせるアレンジが高い評価を得たヒットナンバーです。

サビで使われているカノン進行にはシックス、セブンス、代替えコードがかなり組み込まれていますが、王道コード進行の安心感に浮遊感がプラスされた絶妙な響きを生み出しています。

誰もが口ずさめるキャッチーなメロディーが耳に残る、AKB48の代表曲です。