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【邦楽】カノン進行が使われている人気・有名曲リスト【2025】

バロック時代の作曲家、ヨハン・パッヘルベルによる『3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調』の前半部分にあたるカノン、通称『パッヘルベルのカノン』は、タイトルは知らずとも誰もが一度は耳にしているであろう名曲。

そんな『カノン』のコード進行が、多くのJ-POPのヒット曲で用いられていることをご存じでしたか。

本記事ではストレートにカノン進行を使った曲はもちろん、独自のアレンジを加えたさまざまなパターンも含めた邦楽の名曲を紹介します。

作曲について勉強したい方も必見です!

【邦楽】カノン進行が使われている人気・有名曲リスト【2025】(1〜20)

向日葵Ado

テレビドラマ『18/40~ふたりなら夢も恋も~』の主題歌としてAdoさんがリリースした曲がこちら。

いつものAdoさんよりも落ち着いたイメージの曲といえるのではないでしょうか。

こちらの曲はそのままだとちょっと単純にも感じる、いわゆるカノン進行のコードに少しだけ手を加えることによって、曲に変化と感動を与えています。

カノン進行の曲のアレンジ成功例といえるでしょう。

ぜひどこにアレンジが加えられているか気をつけて聴いてみてくださいね。

Love is…加藤ミリヤ

心に染みる切ないピアノ伴奏と、壮大なメロディが印象的な加藤ミリヤさんのカノン進行のラブバラード。

永遠の愛を誓う決意や、支え合う2人の絆を優しく歌い上げた本作は、2007年6月リリースのシングルで、アニメ『地球へ…』のエンディングテーマに起用され、オリコン週間シングルチャート11位を記録しました。

その後アルバム『TOKYO STAR』や『M BEST』『M BEST II』にも収録され、長く愛され続けています。

生きる意味を見失いかけたときや、大切な人との絆を再確認したいときに聴きたくなる、心温まるミディアムバラードです。

12月のLove songGACKT

愛する人への変わらぬ思いを優しく歌い上げたGACKTさんのバラード作品にも、カノン進行が使われています。

肩を寄せ合いながらショーウィンドウを眺める恋人たちの情景と、大切な人を守りたいという強い気持ちが溶け込んだ、心温まる歌詞が魅力的です。

独自の平和への願いを込めて2001年12月に発表された本作は、マダガスカルでの経験と9.11後のニューヨークでのMV撮影など、印象深いエピソードも豊富。

各種テレビ番組のテーマソングにも起用され、翌年のNHK紅白歌合戦でも披露されました。

柔らかなピアノの旋律とともに、大切な人との思い出にひたりたいとき、心を温めたいときにぜひ聴いていただきたい1曲です。

Over DriveJUDY AND MARY

疾走感あふれるサウンドと爽快なメロディが印象的なJUDY AND MARYの代表曲。

YUKIさんの独特な世界観が詰まった歌詞には、夏の青空の下で自由に駆け回る少女の姿が鮮やかに描かれています。

前向きな気持ちとエネルギッシュな雰囲気に満ちた本作は、バンドにとって初のオリコンTOP10入りとなり、1995年6月のリリース以降、累計67万枚を超える大ヒットを記録しました。

明るく開放的な気分になりたいとき、カノン進行が印象的な本作が新たな一歩を踏み出す勇気をくれるはずです。

にじいろ絢香

NHK連続テレビ小説『花子とアン』主題歌として使われたこちらの曲は毎朝流れていたので耳にしている方の年代も幅広いのではないでしょうか。

この曲はテンポもイメージもオリジナルのパッヘルベルのカノンに比較的近いタイプのものなので、カノン進行といえば真っ先にイメージする方も多そうです。

カノン進行の曲の良いところはバラエティーに富んだメロディーを受け入れるコード進行で、コード進行はほぼ同じなのにそのメロディーによって曲の個性がきわだってくるところではないでしょうか。