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【邦楽】カノン進行が使われている人気・有名曲リスト【2025】

バロック時代の作曲家、ヨハン・パッヘルベルによる『3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調』の前半部分にあたるカノン、通称『パッヘルベルのカノン』は、タイトルは知らずとも誰もが一度は耳にしているのでは。

そんな『カノン』のコード進行ですが、実は多くのJ-POPヒット曲で用いられていることを、ご存じでしょうか。

本記事ではストレートにカノン進行を使った曲はもちろん、独自のアレンジを加えたさまざまなパターンも含めた作品を紹介していきます。

作曲について勉強したい方は必見です!

【邦楽】カノン進行が使われている人気・有名曲リスト【2025】(31〜40)

小さな恋のうたMONGOL800

沖縄県発のロックバンド、MONGOL800の代表曲です。

2001年にリリースされたセカンドアルバム『MESSAGE』に収録されています。

映画の題材になったり、有名ミュージシャンたちによってたびたびカバーされている人気曲です。

バンド経験者の方であれば、コピーした覚えもあるのでは。

カノン進行から少し外れた動きですが、そういうアレンジが効く進行、という見方ができます。

曲作りの参考にしてみてはいかがでしょうか。

12月のLove songGACKT

愛する人への変わらぬ思いを優しく歌い上げたGACKTさんのバラード作品にも、カノン進行が使われています。

肩を寄せ合いながらショーウィンドウを眺める恋人たちの情景と、大切な人を守りたいという強い気持ちが溶け込んだ、心温まる歌詞が魅力的です。

独自の平和への願いを込めて2001年12月に発表された本作は、マダガスカルでの経験と9.11後のニューヨークでのMV撮影など、印象深いエピソードも豊富。

各種テレビ番組のテーマソングにも起用され、翌年のNHK紅白歌合戦でも披露されました。

柔らかなピアノの旋律とともに、大切な人との思い出にひたりたいとき、心を温めたいときにぜひ聴いていただきたい1曲です。

BOYKing Gnu

圧倒的な演奏力と音楽的バックグラウンドを持ち、ポップでありながらも奥行きのある楽曲でJ-POPシーンを席巻している4人組ミクスチャーバンド、King Gnu。

3rdシングル曲『BOY』は、テレビアニメ『王様ランキング』のオープニングテーマとして書き下ろされたナンバーです。

サビで登場するカノン進行は、ジャジーなアプローチを加えることで王道でありながらもスタイリッシュな響きを生み出していますよね。

King Gnuというバンドのセンスが詰まった、コード進行にも注目して聴いてみてほしいクールなロックチューンです。

木綿のハンカチーフ太田裕美

太田裕美「木綿のハンカチーフ」Music Video (Animation by 藍にいな)
木綿のハンカチーフ太田裕美

こちらは太田裕美さんのヒットソングで、なんと1975年にリリースされた懐メロです。

太田裕美さんの透明感のある歌声がすてきですよね。

このように、昭和の曲でもカノン進行はよく使われています。

なんといってもカノンのほうがもっと昔の曲ですから。

この曲もちょっとアップテンポなポップスなので、カノン進行であることに気づきにくいかもしれません。

このように隠れたカノン進行の曲をみつけるのは楽しいので、あなたもぜひカノン進行の1曲を探してみてくださいね。

エトピリカ葉加瀬太郎

葉加瀬太郎 エトピリカ【OFFICIAL】
エトピリカ葉加瀬太郎

葉加瀬太郎さんの代表曲の一つであるこちらの曲もしっかりとカノン進行が使われています。

葉加瀬さんはクラシックの出身ですから、もちろんパッヘルベルのカノンは数限りなく聴いたり演奏されたりしておられるはず。

曲のコードはカノン進行を守りながらも、メロディーの音使いやリズムを工夫することによって、アイヌ語でくちばしが美しい鳥をあらわすこちらの曲の情景描写を豊かに表現しています。

ぜひパッヘルベルのカノンと聴き比べてみてください。

【邦楽】カノン進行が使われている人気・有名曲リスト【2025】(41〜50)

折り合い星野源

星野源 – 折り合い (Official Video)
折り合い星野源

デジタル機材を駆使して自宅での制作を実現した本作。

2020年6月に公開された星野源さんの作品で、日常を優しく包み込むような温かさを持っています。

恋人や夫婦の関係性を丁寧に描き出しており、日々の中で起こるすれ違いや共感、そして折り合いを見つけ出す過程が歌われているんです。

ということで、大切な人を思う時に聴いてみてください。

足音 ~Be StrongMr.Children

Mr.Children 「足音 〜Be Strong」 MUSIC VIDEO
足音 ~Be StrongMr.Children

キャッチーなテーマから人の深淵に触れるメッセージまで、その独創的なフレーズでつづられる歌詞がファンの心をつかんで離さない4人組ロックバンド・Mr.Childrenの35作目のシングル曲。

テレビドラマおよび映画『信長協奏曲』の主題歌として起用された楽曲で、広がりのあるストリングスをフィーチャーしたロックサウンドが歌詞の情景をイメージさせますよね。

イントロ、Aメロ、サビで使われているカノン進行は、代理コードやsus4といったコードをおりまぜることで独特な空気感を生み出しています。

浮遊感と哀愁が同居したメロディーがエモーショナルな、何度も聴き返したくなるナンバーです。