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【邦楽】カノン進行が使われている人気・有名曲リスト【2025】

バロック時代の作曲家、ヨハン・パッヘルベルによる『3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調』の前半部分にあたるカノン、通称『パッヘルベルのカノン』は、タイトルは知らずとも誰もが一度は耳にしているであろう名曲。

そんな『カノン』のコード進行が、多くのJ-POPのヒット曲で用いられていることをご存じでしたか。

本記事ではストレートにカノン進行を使った曲はもちろん、独自のアレンジを加えたさまざまなパターンも含めた邦楽の名曲を紹介します。

作曲について勉強したい方も必見です!

【邦楽】カノン進行が使われている人気・有名曲リスト【2025】(31〜40)

Dragon NightSEKAI NO OWARI

J-POPシーンにおいてファンタジーの代名詞ともなっている前衛的な音楽性で人気を博している男女混合4人組バンド・SEKAI NO OWARIの通算9作目のシングル曲。

メンバーが出演した映画『TOKYO FANTASY SEKAI NO OWARI』のエンディングテーマとして起用された楽曲で、ポジティブな歌詞と空気感に心が踊りますよね。

Emの代わりにGを使用している以外は間奏も含め曲全体がカノン進行で循環しており、バンドのメロディーセンスやアンサンブルのハイレベルさを感じられるのではないでしょうか。

人類の祈りと普遍性をイメージさせる、王道でありながら現代的なナンバーです。

もう少しだけYOASOBI

YOASOBI「もう少しだけ」Official Music Video
もう少しだけYOASOBI

透明感がありながらも特徴的な歌声と、キャッチーなピアノフレーズをフィーチャーしたモダンな楽曲で支持を集めている音楽ユニット・YOASOBIの9作目の配信限定シングル曲。

情報番組『めざましテレビ』のテーマソングとして起用された曲で、軽快なシャッフルビートに乗せたやわらかいメロディーラインが朝の爽やかさを感じさせますよね。

全体的にカノン進行を意識した構成でありながら、絶妙に色付けされたアレンジを加えることでアンサンブルにフックを作り出しています。

定番コード進行にオリジナリティーを加えた響きが心地いい、ずっと聴いていたくなるナンバーです。

BOYKing Gnu

圧倒的な演奏力と音楽的バックグラウンドを持ち、ポップでありながらも奥行きのある楽曲でJ-POPシーンを席巻している4人組ミクスチャーバンド、King Gnu。

3rdシングル曲『BOY』は、テレビアニメ『王様ランキング』のオープニングテーマとして書き下ろされたナンバーです。

サビで登場するカノン進行は、ジャジーなアプローチを加えることで王道でありながらもスタイリッシュな響きを生み出していますよね。

King Gnuというバンドのセンスが詰まった、コード進行にも注目して聴いてみてほしいクールなロックチューンです。

ひこうき雲松任谷由実

松任谷由実 – ひこうき雲 (Yumi Arai The Concert with old Friends)
ひこうき雲松任谷由実

夢への情熱や人生の儚さを象徴的に描いた楽曲が、松任谷由実さんのデビュー作として世に送り出されたのが1973年11月のこと。

透明感のある歌声と繊細な歌詞が織りなす世界観は、多くのリスナーの心を掴んで離しません。

アルバム『ひこうき雲』に収録されたこの曲は、40年の時を経て映画『風立ちぬ』の主題歌として再び脚光を浴び、新たな世代にも深い感動を与えました。

空に描かれる一瞬の軌跡のように、人生の美しさと儚さを感じさせる本作。

静かな夜に一人で聴きたい、心に響く名曲です。

何度目の青空か?乃木坂46

乃木坂46 『何度目の青空か?』Short Ver.
何度目の青空か?乃木坂46

乃木坂46のこちらの曲は2014年にリリースされ、生田絵梨花さんが初めてセンターポジションをつとめました。

こちらの曲のおもしろいところは、カノン進行のマイナーバージョンのような進行から始まり、サビの部分でメジャーのいわゆるカノン進行に変化していくところです。

それが曲のタイトルの青空にイメージも結びついてとても感動的。

シリアスで大人っぽい曲で、かっこいいイメージがあります。

そのあたりに気をつけて聴いてみてください。

【邦楽】カノン進行が使われている人気・有名曲リスト【2025】(41〜50)

愛をこめて花束をSuperfly

Superfly 『愛をこめて花束を』Music Video
愛をこめて花束をSuperfly

その小柄で華奢なルックスからは想像もできない圧倒的な声量を生かした歌唱力で数々の名曲を世に送り出してきた音楽ユニット・Superflyの4作目のシングル曲。

テレビドラマ『エジソンの母』の主題歌として起用された楽曲で、結婚式の定番曲としても親しまれていますよね。

Aメロとサビで使われるカノン進行は後半の進行にアレンジが施されており、聴きなじみのある響きの中にフックが組み込まれているのを感じられるのではないでしょうか。

奥行きがありながらもポップ性がフィーチャーされている、心が震えるポップナンバーです。

さくら(独唱)森山直太朗

思わず耳を傾けてしまう強烈なインパクトのフレーズを絶妙に取り入れた歌詞でリスナーの心を震わせているシンガーソングライター・森山直太朗さんの2作目のシングル曲。

J-POPシーンにおける桜ソングの代表格として知られている楽曲で、2019年にはテレビドラマ『同期のサクラ』の主題歌としてアレンジバージョンが起用されたことでも話題となりました。

後半に代理コードを巧みに取り入れたサビのカノン進行は、美しいメロディーとリンクしてノスタルジックな響きを生み出していますよね。

旅立ちの日の尊さや心模様をイメージさせる、シンプルでありながら奥行きのあるバラードナンバーです。