【邦楽】カノン進行が使われている人気・有名曲リスト【2025】
バロック時代の作曲家、ヨハン・パッヘルベルによる『3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調』の前半部分にあたるカノン、通称『パッヘルベルのカノン』は、タイトルは知らずとも誰もが一度は耳にしているであろう名曲。
そんな『カノン』のコード進行が、多くのJ-POPのヒット曲で用いられていることをご存じでしたか。
本記事ではストレートにカノン進行を使った曲はもちろん、独自のアレンジを加えたさまざまなパターンも含めた邦楽の名曲を紹介します。
作曲について勉強したい方も必見です!
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【邦楽】カノン進行が使われている人気・有名曲リスト【2025】(21〜30)
足音 ~Be StrongMr.Children

キャッチーなテーマから人の深淵に触れるメッセージまで、その独創的なフレーズでつづられる歌詞がファンの心をつかんで離さない4人組ロックバンド・Mr.Childrenの35作目のシングル曲。
テレビドラマおよび映画『信長協奏曲』の主題歌として起用された楽曲で、広がりのあるストリングスをフィーチャーしたロックサウンドが歌詞の情景をイメージさせますよね。
イントロ、Aメロ、サビで使われているカノン進行は、代理コードやsus4といったコードをおりまぜることで独特な空気感を生み出しています。
浮遊感と哀愁が同居したメロディーがエモーショナルな、何度も聴き返したくなるナンバーです。
DANDAN心魅かれてくFIELD OF VIEW

『DAN DAN 心魅かれてく』は、FIELD OF VIEWの爽やかなメロディーが印象的な歌。
キーがCメジャーなのでピアノの黒鍵を使う半音があまり登場せず、音楽理論の初心者でもコードを理解しやすい曲なんですよ。
サビのコード進行はC→G→Am→Emとなっており、王道のカノン進行になっているんです。
面白いのはEmの次にFに移る前にEを経由している点。
このEのコードをはさむことで、Fになめらかに移行できるんでですよ!
【邦楽】カノン進行が使われている人気・有名曲リスト【2025】(31〜40)
終わりなき旅Mr.Children

Mr.Childrenの『終わりなき旅』は、キーがEメジャーのカノン進行です。
使われているのはAメロ部分のE→B→C#m→F#7というコード進行。
単純なキーがCのカノン進行を少しアレンジした形が使われています。
また、この曲は非常に転調が多いのも特徴的。
イントロはF#メジャーで始まり、AメロのEメジャーへ転調。
そしてサビではCメジャーへ転調し、最後のサビではDメジャーへさらに転調するという目まぐるしい展開なんですよ!
木綿のハンカチーフ太田裕美

こちらは太田裕美さんのヒットソングで、なんと1975年にリリースされた懐メロです。
太田裕美さんの透明感のある歌声がすてきですよね。
このように、昭和の曲でもカノン進行はよく使われています。
なんといってもカノンのほうがもっと昔の曲ですから。
この曲もちょっとアップテンポなポップスなので、カノン進行であることに気づきにくいかもしれません。
このように隠れたカノン進行の曲をみつけるのは楽しいので、あなたもぜひカノン進行の1曲を探してみてくださいね。
小さな恋のうたMONGOL800

沖縄県発のロックバンド、MONGOL800の代表曲です。
2001年にリリースされたセカンドアルバム『MESSAGE』に収録されています。
映画の題材になったり、有名ミュージシャンたちによってたびたびカバーされている人気曲です。
バンド経験者の方であれば、コピーした覚えもあるのでは。
カノン進行から少し外れた動きですが、そういうアレンジが効く進行、という見方ができます。
曲作りの参考にしてみてはいかがでしょうか。
空想フォレストじん

1990年北海道生まれのじんさんがプロデュースしたこちらの曲、彼が脚本も手がけたアニメの曲として使われています。
こちらの曲でカノン進行が使われているのはサビの部分です。
あまり激しいイメージのないカノン進行ではありますが、リズムやメロディー次第で盛り上がるサビに使われることも時々あります。
こんな風に穏やかにも激しくも使えるカノン進行ってすごいですよね。
だからこそカノン進行を使った曲がたくさん作られるのでしょうね。
エトピリカ葉加瀬太郎

葉加瀬太郎さんの代表曲の一つであるこちらの曲もしっかりとカノン進行が使われています。
葉加瀬さんはクラシックの出身ですから、もちろんパッヘルベルのカノンは数限りなく聴いたり演奏されたりしておられるはず。
曲のコードはカノン進行を守りながらも、メロディーの音使いやリズムを工夫することによって、アイヌ語でくちばしが美しい鳥をあらわすこちらの曲の情景描写を豊かに表現しています。
ぜひパッヘルベルのカノンと聴き比べてみてください。