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【邦楽】カノン進行が使われている人気・有名曲リスト【2025】

バロック時代の作曲家、ヨハン・パッヘルベルによる『3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調』の前半部分にあたるカノン、通称『パッヘルベルのカノン』は、タイトルは知らずとも誰もが一度は耳にしているであろう名曲。

そんな『カノン』のコード進行が、多くのJ-POPのヒット曲で用いられていることをご存じでしたか。

本記事ではストレートにカノン進行を使った曲はもちろん、独自のアレンジを加えたさまざまなパターンも含めた邦楽の名曲を紹介します。

作曲について勉強したい方も必見です!

【邦楽】カノン進行が使われている人気・有名曲リスト【2025】(61〜70)

上からマリコAKB48

【MV full】 上からマリコ / AKB48 [公式]
上からマリコAKB48

こちらの曲は2011年にリリースされたAKB48の曲で、じゃんけん大会に優勝してセンターポジションをつとめた篠田麻里子さんをイメージして書かれた楽曲です。

MVはじゃんけんで買った生徒が生徒会長になるという、興味深い学園ドラマ仕立てになっています。

こんなポップな曲でもカノン進行は使われているんですね。

美しく横にコードが流れていきながらも、あまりメロディーを邪魔しない、というところもカノン進行のすばらしいところです。

ALONEB’z

B’z Live from AVACO STUDIO “ALONE”
ALONEB'z

ドラマチックなロックバラード、B’zの『ALONE』です。

1991年に9枚目のシングルとしてリリース、ドラマ『ホテルウーマン』の主題歌に起用されました。

壮大なサウンドに乗せて「大切な君に会いたい」という思いが歌われており、そのメッセージ性と歌声に心震わされます。

サビがとくにわかりやすいのですが、センテンスの前半部分でカノン進行をたどっています。

後半部分は3つのコードで開放的な展開を迎えるようアレンジされており、それが感動、爽快感を生んでいるんですね。

笑顔いきものがかり

いきものがかり 『笑顔』Music Video
笑顔いきものがかり

2013年にリリースされたいきものがかりのこちらの曲は劇場版ポケットモンスターの主題歌として使われました。

たくさんの人たちの笑顔がいっぱいの、印象的なMVですよね。

こちらの曲はいくつかの部分でアレンジがありながらも、基本的にはカノン進行が初めから終わりまで続いています。

その続く感じも逆に安定感があっていいですよね。

ちょっとはねたリズムに勇気と元気が出てきそうな名曲です。

カノン進行の曲と一言で言ってもいろいろなタイプの曲がありますね。

負けないでZARD

負けないで (What a beautiful memory 〜forever you〜)
負けないでZARD

2007年に急逝してしまったボーカリスト・坂井泉水さんを中心に結成された音楽ユニット・ZARDの6作目のシングル曲。

テレビドラマシリーズ『白鳥麗子でございます!』第1シリーズのエンディングテーマとして起用された楽曲で、現在でも応援ソングの定番曲として幅広い世代のリスナーに知られていますよね。

イントロやサビでカノンコードが使用されていますが、それぞれ代替えコードやセブンスを使った味付けがアンサンブルにカラーを生み出しているのが感じられるのではないでしょうか。

跳躍の多いキャッチーなメロディーと王道コード進行の安心感がマッチした、時代を越えて愛されているロックチューンです。

世界には愛しかない欅坂46

2016年にリリースされた欅坂46の曲がこちらです。

舞台のようなセリフと、メロディーが交互に出てくる印象的な曲ですね。

こちらの曲でカノン進行はどこに使われているのでしょうか。

比較的曲の初めのほうで使われることが多いカノン進行ですが、この曲の場合はサビに使われています。

しかも転調した直後に使われることによって新しい世界が広がるようなイメージがありますよね。

このようにいろいろな場所で使えるカノン進行、注意して聴いてみてくださいね。

今すぐKiss MeLINDBERG

元アイドルの渡瀬マキさんが率いるポップロックバンドLINDBERGの代表曲といえば、青春の甘酸っぱさを彷彿とさせるこの1曲。

フジテレビ系ドラマ「世界で一番君が好き!」の主題歌として起用され、1990年のオリコン年間シングルセールスで3位にランクインする大ヒットを記録しました。

平川達也さんによる作曲で、バンド自身と井上龍仁さんが編曲を担当。

朝野深雪さんが紡ぎ出した歌詞は、恋する心の高鳴りを情熱的に描写しており、強い恋心と即時に感じる恋の緊急感を表現しています。

本作は、恋に落ちた瞬間のドキドキする感覚や、愛する人に対する直接的な感情表現が繰り返し強調される、まさに青春ど真ん中の1曲です。

ハレ晴レユカイ平野綾、茅原実里、後藤邑子

『ハレ晴レユカイ』は、テレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』のエンディングテーマです。

この曲は、キーがE♭メジャーのカノン進行が使われています。

ポイントは、E♭→B♭→Cm7→A♭→B♭という進行で、カノン進行の中間部を省略したような流れになっています。

このアレンジも聴いていて心地よいですよね!

また、これだけアップテンポなアニソンにカノン進行が使われているというのも興味深いです。

どんな曲にも合うのはまさにカノン進行の魅力だと言えますね!