【邦楽】カノン進行が使われている人気・有名曲リスト【2025】
バロック時代の作曲家、ヨハン・パッヘルベルによる『3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調』の前半部分にあたるカノン、通称『パッヘルベルのカノン』は、タイトルは知らずとも誰もが一度は耳にしているであろう名曲。
そんな『カノン』のコード進行が、多くのJ-POPのヒット曲で用いられていることをご存じでしたか。
本記事ではストレートにカノン進行を使った曲はもちろん、独自のアレンジを加えたさまざまなパターンも含めた邦楽の名曲を紹介します。
作曲について勉強したい方も必見です!
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【邦楽】カノン進行が使われている人気・有名曲リスト【2025】(21〜30)
PretenderOfficial髭男dism

映画『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』の主題歌として起用された、4人組ピアノポップバンド・Official髭男dismの2作目のシングル曲。
J-POP史に残ると言われるほどの高い評価を受けた楽曲で、バンドの名を幅広い層のリスナーに知らしめたナンバーです。
サビがカノン進行で制作されており、またAメロもカノン進行に近い構成であることから、誰が聴いてもどこか懐かしさを感じさせるのかもしれませんね。
2023年度の音楽の教科書にも合唱曲として掲載されるなど、今後も名曲として語り継がれていくであろうOfficial髭男dismの代表曲です。
チェリースピッツ

「短くてかわいいのに、パンクっぽい名前である」という理由からバンド名が名付けられた、4人組ロックバンド・スピッツの13作目のシングル曲。
ノンタイアップでありながらミリオンセラーを記録した楽曲で『ロビンソン』などと並びスピッツの代表曲として知られているナンバーです。
Aメロのカノン進行に乗せたメロディーがドラマチックで、そこからキャッチーなサビに続いていく曲構成の流れが心地いいですよね。
カノン進行のノスタルジックな響きが楽曲全体に絶妙な浮遊感を生み出している、1990年代を代表するポップチューンです。
虹菅田将暉

俳優活動において数々の賞を受賞し、音楽活動においても常に話題作を発表してきたシンガー・菅田将暉さんの通算5作目のシングル曲。
3DCGアニメーション映画『STAND BY ME ドラえもん 2』の主題歌として起用された楽曲で、大切な人とのきずなを感じさせる歌詞が映画作品ともリンクしていますよね。
サビ前半のコード進行でベースとなっているカノン進行から後半のドラマチックな展開へと進行していく曲構成からは、王道とモダンを組み合わせた壮大さを感じられるのではないでしょうか。
バラードとカノン進行の親和性が再確認できる、コードの響きにも注目して聴いてほしいナンバーです。
DANDAN心魅かれてくFIELD OF VIEW

『DAN DAN 心魅かれてく』は、FIELD OF VIEWの爽やかなメロディーが印象的な歌。
キーがCメジャーなのでピアノの黒鍵を使う半音があまり登場せず、音楽理論の初心者でもコードを理解しやすい曲なんですよ。
サビのコード進行はC→G→Am→Emとなっており、王道のカノン進行になっているんです。
面白いのはEmの次にFに移る前にEを経由している点。
このEのコードをはさむことで、Fになめらかに移行できるんでですよ!
クリスマス・イブ山下達郎

冬の風物詩としてすっかり定着した、山下達郎さんの大ヒット曲。
1983年11月のリリース以来、多くの人々の心に寄り添い続けています。
シンプルなメロディーラインが歌詞の情景を鮮明に描き出し、山下さんの柔らかな歌声が冬の夜空に響きます。
JR東海の「クリスマス・エクスプレス」CMに起用されたことでも知られ、毎年クリスマスシーズンに売上を伸ばすロングセラーとなりました。
山下さん自身も「詞・曲・編曲・演奏・歌唱・ミックス、すべての要素がバランスよく仕上がった」と評価する一曲。
失恋をテーマにした切ない歌詞ながら、温かみと透明感溢れる楽曲は、大切な人と過ごすクリスマスのBGMにぴったりです。
運命の華トゲナシトゲアリ

アニメ『ガールズバンドクライ』の中で登場するバンド、トゲナシトゲアリ。
これはこの劇中だけでなく実在するバンドで、このアニメの中でも声優をつとめています。
実際のライブに行けば、アニメではないメンバーの演奏姿も見られますよ。
第13話挿入歌であるこちらの曲は実際のカノンよりも激しいテンポではありますが、よく聴くとカノン進行であることがわかるはず。
カノン進行の曲はテンポやビート感によっても全く違った曲に聴こえ、それも魅力的ですよね。
足音 ~Be StrongMr.Children

キャッチーなテーマから人の深淵に触れるメッセージまで、その独創的なフレーズでつづられる歌詞がファンの心をつかんで離さない4人組ロックバンド・Mr.Childrenの35作目のシングル曲。
テレビドラマおよび映画『信長協奏曲』の主題歌として起用された楽曲で、広がりのあるストリングスをフィーチャーしたロックサウンドが歌詞の情景をイメージさせますよね。
イントロ、Aメロ、サビで使われているカノン進行は、代理コードやsus4といったコードをおりまぜることで独特な空気感を生み出しています。
浮遊感と哀愁が同居したメロディーがエモーショナルな、何度も聴き返したくなるナンバーです。