みんなで一緒に歌うのがよりいっそう楽しくなる輪唱に挑戦してみるのはいかがですか?
歌詞やメロディーが追いかけっこをしているようで、歌っていても聴いていても楽しめる輪唱を、子供たちにもぜひ体験してほしい!と考えている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は子どもにオススメの輪唱曲をいくつか紹介します。
小さな頃に歌った経験のある曲はもちろん、子供たちの好きな乗り物や動物が出てくる曲まで、小さな子供でも歌いやすく、輪唱ならではのリズムやハーモニーを楽しめる曲を集めました。
練習中は、ついついつられてしまうこともあると思いますが、それもおもしろさの一つ。
楽しい雰囲気の中で子供たちと一緒にのびのびと歌ってみてくださいね!
【保育】小さな子どもにオススメ!歌いたくなる楽しい輪唱!(1〜10)
かえるの合唱作詞:岡本敏明/作曲:ドイツ曲

輪唱といえば『かえるの合唱』!
誰もが一度は、輪唱で歌ってみたことがあるのではないでしょうか?
歌詞は1番のみ、しかもとてもシンプルな内容なので、歌詞をおぼえることに時間を取られず、すぐに輪唱を楽しめるようになるのも、この歌の良いところ。
さらに、2小節ごとにどこからでも入れるため、加わるタイミングをつかみやすいのもポイントです。
まさに、初めての輪唱にピッタリの1曲!
「せーの!」と大きな声で、入るタイミングを促してあげましょう。
おしゃもじ作詞:小宮路敏/作曲:ドイツ曲

しゃもじをテーマにした輪唱曲として親しまれているこの楽曲は、楽しく温かい雰囲気が魅力です。
歌詞には日常的な道具を通じて、家庭のぬくもりが感じられ、子供たちの心に響くメッセージが込められています。
輪唱形式で歌うことで、音が重なり合い、美しいハーモニーを奏でます。
教育現場でも活用されており、音楽の楽しさを体験できる曲として人気があります。
子供たちと一緒に歌うことで、笑顔があふれるすてきな時間を過ごせることでしょう。
みんなで声を合わせて歌えば、きっと心が温かくなりますよ。
春だうれしいな作詞:山崎 巌/作曲:小宮路敏

小宮路敏さんが手がけたこの曲は、春の喜びを歌う明るい輪唱曲です。
子供たちの心に寄り添う歌詞と、覚えやすいメロディーが特徴的で、歌っているだけで自然とワクワクした気持ちになれます。
幼稚園や保育園での春のイベントにもぴったりの曲で、子供たちと一緒に春の訪れを感じながら楽しく歌えそうですね。
みんなで声を合わせて歌うと、さらに楽しさが倍増しそうです。
春の自然をテーマにした振り付けを考えて歌うのもオススメですよ!
どんぐりころころ作詞:青木存義/作曲:梁田貞

ころころと転がるどんぐりの姿をかわいらしく描いたこの楽曲は、子供たちの心をぐっとつかむ魅力にあふれています。
池に落ちて遊んだ後、やっぱり山が恋しくなるどんぐりの気持ちは、子供たちの素直な感情とぴったり重なりますね。
大正時代に生まれたこの曲は、1947年に小学校の教科書に掲載されてから、たくさんの子供たちに歌い継がれてきました。
秋の自然を感じながら、みんなで輪になって歌うのにぴったりな一曲です。
子供たちと一緒に歌いながら、どんぐりの気持ちを想像してみるのも楽しいかもしれません。
大きな歌作詞/作曲:中島光一

キャンプなどで歌われるレクリエーションソングとしても知られている、童謡『大きな歌』。
歌詞を重ねることなく、お友達が歌ったものをエコーのようにまねしながら歌える、輪唱しやすい1曲です。
「山」や「おひさま」「空」など自然の壮大さを感じさせるワードや、「こころ」や「夢」など希望をイメージさせる歌詞が印象的なこの曲。
輪唱で楽しむと同時に、曲から連想した自然の様子や将来の夢を絵に描いて、子供たちの想像力を引き出してあげるとよいかもしれませんね。
アルゴリズム体操いつもここから

かわいらしい動作とリズミカルな音楽が特徴のこの楽曲は、子供たちの運動能力や協調性を育むのにぴったりです。
2人1組で行う対称的な動きが、まるでパズルのように組み合わさっていく様子は、見ていても楽しいですね。
2003年6月に発売されたこの曲は、NHK教育番組『ピタゴラスイッチ』の人気コーナーとして長年愛され続けています。
子供たちと一緒に歌いながら体を動かしたい時や、友達と協力することの楽しさを伝えたい時にオススメです。
ほたるこいわらべ歌

ほたるが放つ柔らかい光を表すような掛け声が印象的な、わらべうた『ほたるこい』。
1拍遅れ、半小節遅れ、1小節遅れなど、どんなタイミングでも入れるため、いろいろな歌詞の重なり方を楽しめます。
ただ、「ほっほっ」と掛け声が重なった瞬間に、自分のタイミングがわからなくなってしまうのが、この曲の輪唱の難しいポイント!
はじめは掛け声が重ならないタイミングで入り、慣れてきたら徐々に入るタイミングを近づけてみるなど、工夫しながら楽しく輪唱にチャレンジしていきましょう。