【保育】小さな子どもにオススメ!歌いたくなる楽しい輪唱!
みんなで一緒に歌うのがよりいっそう楽しくなる輪唱に挑戦してみるのはいかがですか?
歌詞やメロディーが追いかけっこをしているようで、歌っていても聴いていても楽しめる輪唱を、子供たちにもぜひ体験してほしい!と考えている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は子どもにオススメの輪唱曲をいくつか紹介します。
小さな頃に歌った経験のある曲はもちろん、子供たちの好きな乗り物や動物が出てくる曲まで、小さな子供でも歌いやすく、輪唱ならではのリズムやハーモニーを楽しめる曲を集めました。
練習中は、ついついつられてしまうこともあると思いますが、それもおもしろさの一つ。
楽しい雰囲気の中で子供たちと一緒にのびのびと歌ってみてくださいね!
【保育】小さな子どもにオススメ!歌いたくなる楽しい輪唱!(1〜10)
あの青い空のように作詞/作曲:丹羽謙治

澄みきった青空のように、子供たちの心を明るく照らすこの曲。
丹羽謙治さんが作詞作曲した本作は、純粋な心の大切さを伝える歌詞が魅力です。
2006年11月にリリースされ、山野さと子さんと森の木児童合唱団が歌唱を担当しています。
輪唱形式で歌える工夫もされているので、子供たちと一緒に歌うのにぴったり。
卒園式や卒業式など、思い出に残る行事にもオススメです。
明るく前向きなメッセージが込められた本作を通して、子供たちの心に青空のような広がりを感じてもらえたらいいですね。
森のくまさん童謡

1番から5番までの前半の歌詞はすべて、やまびこのようにまねしながら歌っていける『森のくまさん』!
歌詞を完全におぼえられていなくても「先生をまねして歌ってみよう!」と声をかけることで、歌いながら自然に歌詞を記憶していけます。
そして、はじめから終わりまでしっかりとしたストーリーになっているので、物語として楽しくおぼえられるのもこの曲の良いところですね。
絵本や紙芝居などを見せながらイメージを膨らませつつ、輪唱を練習していくといいのではないでしょうか?
静かな湖畔童謡

陽気なリズムで楽しく歌える『静かな湖畔の森の影から』。
歌詞は異なるものの、さまざまなCMに使われているため、メロディーを耳にしたことのある子供も多いかもしれませんね。
もともとな外国の曲ですが、今日本で歌われている歌詞は、作詞家の山北多喜彦さんがキャンプ場で思いついたものなのだそう。
1番のカッコウの鳴き声、2番のフクロウの鳴き声の重なり合いや、歌い終わりがずれて声が残っていく様子を楽しみながら、みんなで輪唱にチャレンジしてみましょう!
【保育】小さな子どもにオススメ!歌いたくなる楽しい輪唱!(11〜20)
もみじ作詞:高野辰之/作曲:岡野貞一
秋に美しく色づく木々の様子を歌った『もみじ』。
小学校の音楽の教科書に使用され、授業でも取り上げられている唱歌であり、歌詞にはちょっと難しめの言葉が使われています。
輪唱する前に、どのような風景を歌った歌なのか写真や絵で紹介してあげると、イメージが浮かび歌詞をおぼえやすくなるかもしれませんね。
ただ、輪唱で一番大切なのは、歌詞やメロディーの重なりやずれを楽しむこと。
お友達の歌を聴きながら、その上に自分の声を重ねる楽しさを感じられるよう、先生方と子供たちで一緒に歌う練習をしてみてくださいね。
一年中の歌外国曲

季節の移り変わりを歌で感じられる『一年中の歌』!
1月のお正月から始まり、3月のひなまつり、5月のこいのぼり、8月の夏休み、12月のクリスマスなど、子供たちにとって印象深いイベントもたくさん含まれています。
「5月だからこいのぼりが泳いでいるんだね!」などと、月と行事が結びつくきっかけになるかもしれませんね。
輪唱すると、季節が重なり合う不思議な感覚に!
言葉が詰まっているのでつられやすいですが、12カ月の季節の移り変わりを楽しみながら歌ってみましょう!
ねずみとこねこ作詞:小宮路 敏/作曲:スメタナ

ねずみがこねこから必死に逃げる様子が描かれた、とってもかわいらしい歌詞が魅力の『ねずみとこねこ』。
「ねずみがチュチュチュと鳴きながら逃げて、こねこがニャンニャン鳴きながら追いかけているよ」というシンプルでわかりやすい歌詞は、まさに輪唱向きといえるのではないでしょうか?
4小節遅れで入っても2小節遅れで入っても、メロディーがきれいに重なるので、子供たちの様子を見ながらいろいろなパターンに挑戦させてあげてくださいね!
雪童謡

冬の童謡唱歌といえば、この『雪』を思い浮べる方も多いはず。
こたつでぬくぬく過ごしている様子や、雪の降るなかペットが元気に走り回る様子に、思わずほっこりしてしまいますよね。
歌詞に含まれている「こんこ」という言葉には「雪よもっと降れ!」という意味が込められているのだそう。
日常では使われることのない表現の意味などを伝えながら歌えば、より曲のイメージが湧きやすくなり、耳慣れない言葉を含む歌詞もおぼえやすくなるかもしれませんね。