【演歌・歌謡曲】チャレンジ!こぶしを出しやすい曲まとめ
よく演歌の歌い方として耳にする「こぶし」。
発声したメロディーの母音、その音程を一瞬上下させるテクニックのことを指します。
「こぶしを効かせる」という言葉がありますが、歌メロに変化を与えて情感など演出する表現技法で、つまり楽曲に対してのスパイスのような役割を果たしているんです。
今回この記事では、これから「こぶし」にチャレンジしようと思っている方へのオススメ曲をご紹介していこうと思います。
「こぶし」は技法ですので、会得するには当然しっかりとした練習が必要。
その第一歩として、ここに載っている曲に挑戦してみましょう!
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【演歌・歌謡曲】チャレンジ!こぶしを出しやすい曲まとめ(1〜10)
人生一路美空ひばり

いくつもの名曲を残してきた歌姫、美空ひばりさん。
彼女は演歌に加えて、歌謡曲、はてはジャズまで、幅広いジャンルを手掛けてきました。
こちらの『人生一路』ば、しっかりと演歌らしさを残しつつも、全体的にはキャッチーな歌謡曲に近いメロディーに仕上げられています。
細かいこぶしは多いものの、ヒーカップ唱法をマスターできれば、問題なく再現できるこぶしに留まっているので、演歌に対してある程度の理解がある方でなら、そつなく歌いこなせるでしょう。
酒よ吉幾三

染みる歌声とはまさにこのことなんじゃないでしょうか。
『俺ら東京さ行ぐだ』を歌ったことでも知られている青森県出身の歌手、吉幾三さんによる作品で、1988年にシングルリリースされました。
ぽつりぽつりと言葉がこぼれ出るようなメロディーに、こちらまでしみじみしてしまいますね。
ゆったりめの間がある歌なので、ワンフレーズごとにこぶしを入れられる余裕があるはずですよ。
自分なりにアレンジしてみるのも良いかと思います。
南部蝉しぐれ福田こうへい

元サラリーマンという、演歌界では異色の経歴を持つ福田こうへいさん。
福田さんのデビュー曲『南部蝉しぐれ』は演歌を練習し始めたばかりという方にオススメの練習曲です。
この曲の特徴はメロディの音数が少なく、一定の長さ、声を伸ばす、ロングトーンというテクニックをよく使うところです。
こぶしは母音を使って音程を上下させるというテクニックなので、歌詞やメロディが詰まっている曲よりも、音同士の距離があるほうが練習しやすいのです。
そのためロングトーンの多い曲はこぶしの練習に向いているといえます。
【演歌・歌謡曲】チャレンジ!こぶしを出しやすい曲まとめ(11〜20)
道頓堀人情天童よしみ

天童よしみさんの代表的な楽曲であり、大阪を象徴する曲としても語り継がれている名曲です。
生まれ育った大阪の町へ深い愛情と、大阪の人間としてのプライドが表現されています。
力強くもおだやかな空気感で進行する楽曲で、故郷を回想するようなあたたかい気持ちも感じられます。
そしてこぶしの表現によって、くじけそうな心を奮い立たせるようす、決意を固めるような強い思いが伝わってきます。
ゆるやかなテンポに合わせて、ひとつずつ着実にこぶしを習得していきたい楽曲です。
北酒場細川たかし

演歌界の大御所、細川たかしさんの代表曲『北酒場』でこぶしを習得してみましょう!
こぶしは一瞬で音程を上下させるテクニックです。
意外にもスピード感が大切ということもあります。
その「一瞬」という感覚をつかむために、テンポの早い曲を選ぶこともオススメですよ。
また、ゆっくりとした曲で、深くこぶしをかけられるようになったという方にとっても、レベルアップのためにぜひとも取り組んでほしい1曲です。
どんな曲でもこぶしを入れられるようになると、より自信を持って歌えるようになりますよ。
ズンドコ節氷川きよし

合いの手が入ることでおなじみの『きよしのズンドコ節』。
演歌歌手の氷川きよしさんが2002年にリリースした楽曲で、氷川きよしさんの代表曲としても名があがる1曲です。
こぶしには音程を上下させるものと、一瞬だけ裏声を混ぜるものの2種類があります。
この曲ではとくにAメロの部分で2種類のこぶしが多用されています。
本人の歌唱を聴くとわかりやすいですね。
まだこぶしの練習を始めたばかりの方は、本人のように歌おうとすると難しく感じるかもしれません。
なので、まずは各フレーズに1回ずつを目標にこぶしを入れられるようにしてみましょう。
そうすれば、自分のペースで練習できるので確実にこぶしが上達していきますよ。
慣れてきたら2種類を使い分けてみましょう!
兄弟船鳥羽一郎

力強く入れるこぶしと、優しく入れるこぶしを使い分ける練習になる曲が鳥羽一郎さんの『兄弟船』です。
演歌をうまく歌う上で大事な要素がよくようをつけることです。
よくようが入っていると情感たっぷりに歌えるので、演歌には必要不可欠ですよね。
こぶしを入れる時にも、よくようは関係します。
たとえば、やさしく歌っているところなのに、こぶしの部分で力んでしまい、そこだけ強く歌ってしまうと、不自然な歌唱になってしまいます。
こぶしも含めてよくようをコントロールできるようになると、より本格的に演歌を歌いこなせるようになりますよ。