【演歌・歌謡曲】チャレンジ!こぶしを出しやすい曲まとめ
よく演歌の歌い方として耳にする「こぶし」。
発声したメロディーの母音、その音程を一瞬上下させるテクニックのことを指します。
「こぶしを効かせる」という言葉がありますが、歌メロに変化を与えて情感など演出する表現技法で、つまり楽曲に対してのスパイスのような役割を果たしているんです。
今回この記事では、これから「こぶし」にチャレンジしようと思っている方へのオススメ曲をご紹介していこうと思います。
「こぶし」は技法ですので、会得するには当然しっかりとした練習が必要。
その第一歩として、ここに載っている曲に挑戦してみましょう!
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もくじ
【演歌・歌謡曲】チャレンジ!こぶしを出しやすい曲まとめ(1〜20)
絆~きずな島津悦子

「これぞ」な演歌を歌えば自然とこぶしが身につくかもしれません。
鹿児島県出身の演歌歌手、島津悦子さんの楽曲で、2022年にシングルリリースされました。
長い間、同じ時間を過ごしたからこそ芽生えた、大切な人との「きずな」を歌った歌詞がとても感動的なんですよね。
王道とも言える演歌調なので、基礎的な歌い方を学べるはずです。
テンポばかり追うと、こぶしを入れる余裕がどんどんなくなっていくので、焦らず発声するのを意識してみましょう。
人生いろいろ島倉千代子

短めの歌フレーズが連続していくメロディーなので、どこにこぶしを入れるかの当たりが取りやすいと思います。
歌手、島倉千代子さんの代表曲で1987年にシングルリリース。
ドラマ『三どしま』へ主題歌起用されました。
あっけらかんとした歌詞に人間の本質が詰まっているよう感じられる、いつまでも心の隅に留めておきたい作品です。
ぐっと力を込めてこぶしを使う曲ではないので、あくまで自然体に「少しメロディーが揺れる」ぐらいを目指すのがいいかもしれません
南部蝉しぐれ福田こうへい

元サラリーマンという、演歌界では異色の経歴を持つ福田こうへいさん。
福田さんのデビュー曲『南部蝉しぐれ』は演歌を練習し始めたばかりという方にオススメの練習曲です。
この曲の特徴はメロディの音数が少なく、一定の長さ、声を伸ばす、ロングトーンというテクニックをよく使うところです。
こぶしは母音を使って音程を上下させるというテクニックなので、歌詞やメロディが詰まっている曲よりも、音同士の距離があるほうが練習しやすいのです。
そのためロングトーンの多い曲はこぶしの練習に向いているといえます。
雪椿小林幸子
本格派な曲を歌って、こぶしのニュアンスを体に染み込ませましょう!
若い世代からも支持されている人気ベテラン歌手、小林幸子さんの楽曲で、43枚目のシングルとして1987年に発売されました。
小林さんの故郷や思い出を題材にして制作された作品で、聴けば郷愁を誘われます。
自分の両親の姿が目に浮かんでしまうかも。
そうなるのはやはり、ゆったりとした歌声に心震わされるからでしょう。
それを自分のものに出来るよう、しっかり練習してみてください!
男のうそ三山ひろし

力感のない、自然なこぶしを練習したいときにこの曲がオススメです。
高知県出身の演歌歌手、三山ひろしさんの楽曲で、2012年に5枚目のシングルとして発売されました。
男に振り回される女性の切ない心情を描き出した歌詞が、三山さんのハキハキとした歌声が理由か胸に刺さります。
それこそ握りこぶしを作って歌うような、情感たっぷりな曲ではないので、リラックスしてチャレンジできるんじゃないでしょうか。
しかし……三山さんのビタミンボイスは本当にステキですよね。
ズンドコ節氷川きよし

合いの手が入ることでおなじみの『きよしのズンドコ節』。
演歌歌手の氷川きよしさんが2002年にリリースした楽曲で、氷川きよしさんの代表曲としても名があがる1曲です。
こぶしには音程を上下させるものと、一瞬だけ裏声を混ぜるものの2種類があります。
この曲ではとくにAメロの部分で2種類のこぶしが多用されています。
本人の歌唱を聴くとわかりやすいですね。
まだこぶしの練習を始めたばかりの方は、本人のように歌おうとすると難しく感じるかもしれません。
なので、まずは各フレーズに1回ずつを目標にこぶしを入れられるようにしてみましょう。
そうすれば、自分のペースで練習できるので確実にこぶしが上達していきますよ。
慣れてきたら2種類を使い分けてみましょう!