洋楽の最新ブラックミュージックの人気曲・流行曲
ブラック・ミュージックというのは1つのジャンルを意味する言葉ではなく、R&B、ソウル、ヒップホップなどの黒人文化から発展していった音楽ジャンルの総称を意味します。
今回はそんなブラック・ミュージックの最新曲をピックアップしてみたわけですが、近年、あらゆるジャンルが多様化しており、ブラック・ミュージックも例にもれずさまざまなジャンルがミックスされた複雑なものと化しています。
今回は誰が聴いてもわかりやすいブラック・ミュージックだけをピックアップしましたので、ソウルフルであったりイルな作品に触れたい方は、ぜひ最後までごゆっくりとご覧くださいませ。
洋楽の最新ブラックミュージックの人気曲・流行曲(21〜30)
PublixMick Jenkins

シカゴを拠点に活動するミック・ジェンキンスさんは、ポエトリーからヒップホップへと転身したストーリーを持つアーティスト。
2014年には、アンダーグラウンドシーンで注目を集めたミックステープ『The Water[s]』をリリースして以来、独特な詩的表現とジャズの要素を取り入れたサウンドで支持を集めています。
2024年2月にリリースされた本作は、音楽業界への批判を込めた楽曲で、ジャズテイストの滑らかなビートとともに、彼の率直な思いが込められています。
ホーンセクションを多用したクラシカルなサウンドに、2020年代らしい洗練されたプロダクションが融合した一曲となっていますよ。
夜にゆったりとした気分で音楽に浸りたい方にぴったりの作品です。
CRESCENT MOONNLE Choppa

自己反省とパートナーへの謝罪の思いを真摯に綴った内容で、アメリカはテネシー州出身のNLEチョッパさんの新たな一面を垣間見ることができる作品です。
ブラック・ヒストリー・マンスを記念したリリースシリーズの一環として2025年2月に発表された本作は、耳に残るムーディーなビートと彼のエモーショナルなラップが見事に調和しています。
2019年の「Shotta Flow」で一躍スターダムに駆け上がった彼ですが、今回は若さゆえの過ちを認め、元パートナーへの謝罪と感謝の気持ちを率直に表現。
高速なフロウと共に展開されるストーリーは、人生における成長と贖罪のテーマを深く掘り下げており、人間関係に悩む全ての人の心に響くはずです。
洋楽の最新ブラックミュージックの人気曲・流行曲(31〜40)
TweakerGELO

アメリカ出身のバスケットボール選手からラッパーへと転身したジェロさんが、サザン・ヒップホップの魂を受け継ぐ衝撃のデビュー作を発表。
ニューオーリンズの黄金期を思わせるバウンシーなビートと、シンガーソング風のフローが融合した独特のスタイルが話題を呼んでいます。
2025年1月のリリース後、ビルボードHot 100で29位を記録し、音楽シーンに新風を巻き起こしました。
NBA選手の兄弟を持つジェロさんは、デフ・ジャム・レコードと1,300万ドルの契約を結び、音楽シーンでの本格的な活動をスタート。
ロサンゲルスとシカゴで撮影されたミュージックビデオには兄弟も登場し、家族の絆も印象的です。
パーティーや夜のドライブのBGMとして、90年代から2000年代初頭のヒップホップサウンドを現代に蘇らせる本作をぜひ体感してください。
HIM (Feat. Big Boogie)Dababy

自信に満ちあふれた歌詞と力強いビートが印象的なナンバーです。
ダベイビーさんが「HIM」という言葉を巧みに使い、自身の成功と影響力を誇示しています。
アメリカのヒップホップシーンで注目を集めるこの楽曲は、2025年1月にリリースされ、ビッグ・ブギーさんとのコラボレーションも話題を呼びました。
ダベイビーさんは2019年のデビュー以来、数々のヒット曲を生み出してきましたが、本作でも彼独特の高速ラップとリズミカルなフローが健在です。
自己肯定感を高めたい時や、モチベーションアップが必要な時におすすめの1曲といえるでしょう。
tv offKendrick Lamar

エネルギッシュなビートと鋭いリリックが融合した一曲です。
ケンドリック・ラマーさんの音楽的才能が存分に発揮されており、社会批判や自己反省を促す深いメッセージが込められています。
ウェストコースト・ヒップホップのスタイルを基調としながら、約2分で劇的にビートが変化する構成が特徴的です。
2024年11月にリリースされたアルバム『GNX』に収録され、同年11月26日にシングルカットされました。
ヒップホップの魅力を存分に味わいたい方や、音楽を通じて社会や自己について考えを深めたい方におすすめの一曲です。
Ghetto WisdomBugzy Malone

ストリートの知恵を歌に込めた一曲。
マンチェスター生まれのバグジー・マローンさんが、2024年2月に発表した楽曲です。
北部のルーツと黒人の独立を称える歌詞が印象的で、MOBOアワードでのスピーチをきっかけに生まれた作品だそうです。
自身の苦難や試練を乗り越えた経験を、力強いビートに乗せて語りかけます。
家族の大切さや内なる平和の追求など、深いメッセージが込められていますね。
本作は、人生の岐路に立つ人や、自分を見つめ直したい人におすすめです。
バグジー・マローンさんの真摯な想いが、きっとあなたの心に響くはずです。
Walk Like ThisFLO

女性性とセンシュアリティを受け入れる自信に満ちたアンセムとして注目を集めているのが、FLOの新曲です。
ヒールのブーツの音から始まるこの楽曲は、1990年代から2000年代初頭のクラシックR&Bとヒップホップの影響を強く受けています。
2024年3月にリリースされた本作は、彼女たちの2023年のEP『3 Of Us』以来の新作となります。
FLOは2024年にコーチェラやNYCのガバナーズ・ボールでのパフォーマンスを控えており、今後の活躍が期待されています。
愛する人との関係性や自己発見をテーマにした歌詞は、リスナーに自信と喜びを感じさせる内容となっています。
自分らしさを大切にしたい人におすすめの一曲です。