最新の洋楽バラードの人気曲・流行曲
日本でも大人気のジャンル、バラード。
バラードという言葉はよく耳にしますが、厳密な定義をご存じの方は少ないと思います。
というのも、バラードは定義が非常に曖昧で、邦楽、洋楽を問わずに認識がざっくりとしています。
今回は私たちが認識している、やんわりとしたバラードのイメージで洋楽のバラードをピックアップしてみました。
日本でも人気の海外アーティストが多く登場するので、洋楽に詳しくない方も、日頃から洋楽を聴く方も、ぜひ最後までごゆっくりとご覧ください。
最新の洋楽バラードの人気曲・流行曲(1〜10)
November RainNEW!Guns N’ Roses

1980年代末から数々のヒットナンバーを世に送り出し、世界的な人気を誇ったロックバンド、ガンズ・アンド・ローゼズの楽曲。
アルバム『Use Your Illusion I』に収録されている楽曲で、Billboard Hot 100で3位を獲得したナンバーです。
アクセル・ローズさんが奏でるピアノと壮麗なストリングスの融合は、クラシカルで荘厳な空気感を作り出していますよね。
約9分に及ぶ大作の中で展開されるスラッシュのギターソロも実に感動的です。
愛と喪失という普遍的なテーマを、喜びと悲しみが交錯するドラマティックなミュージックビデオで描き、その映像は2023年2月に再生回数20億回を突破しました。
移ろいゆく愛の儚さと切なさが、肌寒くノスタルジックな季節にじんわりと心に染みわたる、壮大なミディアムバラードです。
AM I DREAMING ft. Miley CyrusLil Nas X

寂しい気分で感傷に浸りたいならリル・ナズ・Xさんの『AM I DREAMING』がオススメです。
アメリカのシンガーソングライターであるマイリー・サイラスさんと共演した作品で、2021年にリリースされたリル・ナズ・Xさんのファースト・アルバム『モンテロ』に収録されています。
「僕のことを忘れないでほしい」と歌う歌詞がなんとも悲し気で、聴いていると切ない気分になるんですよね。
ヒップホップ界の異端児と呼ばれるリル・ナズ・Xさんの新たな魅力が詰まった1曲なので、ぜひ聴いてみてください!
First TimesEd Sheeran

2021年10月にエド・シーランさんがリリースしたアルバム『=』に収録された名曲『First Times』。
こちらの楽曲は、アコースティックギターの音色が美しく、リリックでは奥さまと初めて経験したことを歌っていて、エドさんらしさの詰まったロマンチックなバラードに仕上げられています。
エドさんは「ファンが私たちのための曲だと思えるような曲」と語っていて、確かに聴いていると彼の優しい歌声と穏やかな曲調が安らぎを与えてくれます。
ぜひ恋人や結婚相手と一緒に聴いて、二人のエピソードを思い出してみてください。
SlowlyOlivia Dean

しっとりとした夜には、ジャジーなピアノが聴きたいという方は多いと思います。
R&Bアーティストとしても名高いオリビア・ディーンが2021年にリリースしたこちらの『Slowly』は、寂しい夜を暖かく包み込んでくれる楽曲です。
コーラスが聖歌のように響いて、酔いしれたくなりますよ。
イギリス出身の彼女は、幼い頃からゴスペル合唱団に参加したり、ミュージカルのレッスンを受けていました。
彼女の美しい歌声や、物語を感じさせるサウンドに影響を与えているのかもしれませんね。
My HeroWestlife

アイルランド出身の5人組ボーカルグループ、ウエストライフが2021年にリリースした『My Hero』は、彼らの美しいボーカルを味わえる楽曲の1つです。
どんなことがあっても、恋人にそばにいてほしいという思いが詰まった歌詞に、胸が打たれますね。
聴く人を限定しない彼らの音楽は、国際的な人気を得ており、さまざまな国でチャートインしています。
サウンド全体からも、壮大な雰囲気と優しさが伝わってくるこの楽曲をぜひ、聴いてみてください。
I wanna love you but I don’tBen Platt

アメリカ出身のシンガーソングライター、ベン・プラットさんが2021年にリリースした『I wanna love you but I don’t』は、壮大なバンドサウンドと、ノスタルジックなアレンジが魅力的な楽曲です。
大切な人を愛していたい気持ちと、諦める心が同居した切ない歌詞は、失恋に落ち込んだ心をいやしてくれますね。
暗い気持ちになりそうな時こそ、明るいバラード調の楽曲が、寄り添ってくれると思います。
音楽的な部分では1980年代のシンセ・ポップを意識したサウンドが魅力的ですね。
To Be LovedAdele

イギリスの人気歌手であるアデルさんの2021年11月に6年ぶりにリリースされたアルバム、『30』。
このアルバムに収録されているバラード『To Be Loved』は、美しいピアノの伴奏で歌うエモーショナルなアデルさんの歌声を楽しめる1曲です。
「あまりに感情的になりすぎるのでライブでは歌わない」とアデルさんは語っていて、アルバムのプロモーションで出演したテレビ番組でも『To Be Loved』は歌いませんでした。
歌い手が歌うのをこばむほど優れた1曲ですので、ぜひチェックしてみてください。