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おすすめのラテンミュージック|ハイセンスな名曲を紹介

スペイン、ポルトガル、イタリア、キューバなど、ひとくちにラテンミュージックといっても、そのジャンルは非常に多岐にわたります。

いざラテンミュージックを掘り下げてみようと思っても、探すのに苦労してしまうことってよくありますもんね。

と・い・う・わ・け・で……!

今回はスペイン、キューバ、イタリア、ポルトガル、はてまたチリやコロンビアなど、さまざまな国から名曲のラテンミュージックをピックアップしてみました!

知名度というよりも、楽曲の完成度やアーティストの実力をベースにチョイスをしたので、「ハイセンスな音楽」を求めてる人は必見ですよ!

おすすめのラテンミュージック|ハイセンスな名曲を紹介(11〜20)

Si Tú SupierasAlejandro Fernández

Alejandro Fernández – Si Tú Supieras (Video Oficial)
Si Tú SupierasAlejandro Fernández

アーティストのビセンテ・フェルナンデスさんを父に持つ、メキシコ出身のシンガーソングライター、アレハンドロ・フェルナンデスさん。

メキシコというと明るい曲調をイメージする方は多いと思いますが、彼の楽曲は基本的にバラードに仕上げられています。

恐らく父であるビセンテ・フェルナンデスさんからの影響を強く受けているのでしょう。

こちらの『Si Tú Supieras』はそんな彼のバラードのなかでも特に人気の高い作品です。

ぜひチェックしてみてくださいね!

El RatónDiego El Cigala

Diego El Cigala – El Ratón (Official Video)
El RatónDiego El Cigala

現代のフラメンコの王様、ディエゴ・エル・シガーラさん。

フラメンコの最高の称号である「ドン」もいつか取れるかもしれないと言われている、世界でもトップクラスのボーカリストです。

ちなみに「ドン」の称号は約200年のフラメンコの歴史のなかで、アントニオ・チャコンさんしか取っていません。

こちらの『El Ratón』は彼の代表曲の一つで、フラメンコにタンゴをミックスさせた、独特のサウンドに仕上げられています。

Házmelo otra vezMoncho

ボレロの代表的アーティストとして知られているスペイン出身のボーカリスト、モンチョさん。

筆者は50カ国以上の楽曲を年間3000曲くらい聴いている、ゴリゴリの音楽マニアなのですが、モンチョさんの声の厚みは今のところナンバーワンです(笑)。

本当にえげつない厚みを持っているので、松崎しげるさんのような声が好きな方は、非常に好みだと思います。

こちらの『Házmelo otra vez』は彼の代表曲の一つで、ゆったりとしたボレロに仕上げられています。

ProblemaKetama

Ketama canta “Problema” (1995)
ProblemaKetama

スペインの伝説のバンド、ケタマ。

彼らがデビューした当時、スペインではフラメンコとその他のジャンルは明らかに2分化されていました。

そんな状況の中、ケタマはフラメンコとR&Bやジャズといったその他のジャンルをミックスさせたヌエボフラメンコという新たなジャンルを作り出し、当時の若者から大きな支持を受け、現在においても偉大なアーティストとしてリスペクトを受けています。

こちらの『Problema』はそんな彼らのヒットソングの一つで、落ち着いたセクシーなメロディが印象的な作品です。

El PerdonNicky Jam & Enrique Iglesias

21. El Perdón – Nicky Jam y Enrique Iglesias (Official Music Video YTMAs)
El PerdonNicky Jam & Enrique Iglesias

ニッキー・ジャムとエンリケ・イグレシアスによる名曲。

エンリケ・イグレシアスが得意としている感情的なボーカルとニッキー・ジャムの男らしい歌い方がマッチしていますね。

『El Perdon』は2015年にリリースされた曲ですが、今なおスペイン語圏のクラブでピックアップされる大人気な1曲です。

Mambo A La KentonPaquito D’Rivera

力強いブラスセクションと軽快なパーカッションが織りなすエキサイティングな情熱のラテンナンバー。

アルバム『Tropicana Nights』の一曲目に収録された本作は、キューバ出身のパキート・デリベラさんが、スタン・ケントンのビッグバンドサウンドとキューバ音楽のマンボを見事に融合させています。

1999年に収録された本作は、キューバの伝説的なナイトクラブ「トロピカーナ」への愛着がにじみ出ており、デリベラさんのクラリネットとサックスが織りなす魅惑的な旋律が心を躍らせます。

2000年には第1回ラテン・グラミー賞でベスト・ラテン・ジャズ・アルバム賞を受賞。

ダンスパーティーやライブイベントで盛り上がりたい時にオススメの1曲です。

おすすめのラテンミュージック|ハイセンスな名曲を紹介(21〜30)

ラ・パロマペレス・プラード楽団

スペインのハバネラ風の調べを、キューバ出身の巨匠ペレス・プラードさんが、情熱的なラテン音楽へと華麗に昇華させた一曲です。

1959年に収録されたアルバム『Prado Mania』では、力強いブラスセクションと躍動感あふれるパーカッションが、哀愁を帯びた旋律美と見事に調和しています。

本作はタンゴやマンボのリズムで踊りたい方はもちろん、クラシカルな要素も取り入れた編曲が魅力的で、ラテン音楽に興味のある方にもオススメです。

映画『ラ・バンバ』や『グッドモーニング・ベトナム』でも使用され、国境を越えて愛され続けている珠玉の名曲といえるでしょう。