【2025】邦楽ラウドロックの名曲まとめ【初心者必聴】
いわゆる和製英語のジャンルながら現代の音楽シーンにおいても幅広く使われている「ラウドロック」は、その名の通りラウドで激しいギターサウンドを軸としつつも幅広い要素を網羅したジャンルです。
1999年の時点で「ラウドロック」をテーマとしたディスクガイドが発売されており、その歴史は意外と長いのですが特に最近ラウドロックに興味を持たれた方で「イメージとしてのラウドロックは何となく分かるけどどこから聴けばいいのか……」という音楽ファンに向けて、今回は日本のラウドロックシーンで外せないバンドの名曲をまとめて紹介しています。
伝説的なバンドから近年頭角を現している若手まで、さまざまなタイプの「ラウドロック」の名曲をぜひチェックしてみてください。
【2025】邦楽ラウドロックの名曲まとめ【初心者必聴】(11〜20)
The KlockAA=

激しいギターリフとエレクトロニカサウンドの融合から生み出される独創的なメロディーが魅力のAA=さんの代表曲が、映画『ヘルタースケルター』のエンディングテーマとして起用された本作です。
2012年7月に発表された本作は、時間の流れを反転させるような前衛的なサウンドと、攻撃的でパワフルなバンドアンサンブルが見事に調和した一曲。
上田剛士さんのプロデュースによって作り上げられた重厚なデジタルサウンドは、ラウドロックファンの琴線に触れる要素が満載です。
THE MAD CAPSULE MARKETSで培った音楽性を活かしながら、さらに先鋭的な表現へと昇華させた本作は、ハードコアやパンクを愛するリスナーはもちろん、エレクトロニックなサウンドに魅了されるリスナーにもお勧めしたい一曲です。
金色グラフティーROTTENGRAFFTY

ラウドロックシーンの重鎮ROTTENGRAFFTYの代表曲は、ベストアルバム『GOLD』に収録された重厚なサウンドとエネルギッシュな歌声が特徴の楽曲です。
激しいギターリフとキャッチーなメロディ、力強いツインボーカルのコール&レスポンスが融合した本作は、ロックファンの心を掴んで離さない魅力に満ち溢れています。
2011年12月に収録されたアルバム『GOLD』は、バンドの新たな挑戦を象徴する作品として注目を集め、その後テレビ東京系『くだまき八兵衛X』のエンディングテーマにも起用されました。
熱い思いと希望に満ちたメッセージ性の高い本作は、ROTTENGRAFFTYの音楽性を存分に堪能できる一曲として、ラウドロックの醍醐味を味わいたい音楽ファンにお薦めの楽曲です。
found & lostSurvive Said The Prophet

ポストハードコアを軸に多彩な音楽性を融合させたサウンドで、国内外から注目を集めているSurvive Said The Prophet。
力強いギターリフと英語・日本語を巧みに操るバイリンガルボーカルが織りなすエモーショナルな楽曲は、まさにラウドロックの真骨頂と言えます。
2018年7月から放送されたテレビアニメ『BANANA FISH』のオープニングテーマとして書き下ろされた本作は、アニメの世界観と見事にシンクロしたサウンドで多くのリスナーの心を掴みました。
アルバム『s p a c e [ s ]』に収録された本作は、彼らのメジャーデビューへの重要な一歩となる一曲。
激しさの中にメロディアスな要素を内包した本作は、ラウドロックに興味を持ち始めた音楽ファンや、日本発のポストハードコアサウンドに触れてみたい方にぴったりの1曲です。
ApolloCrystal Lake

砕け散るようなブレイクダウンと圧倒的な重低音、そして叙情的なメロディが織りなす極上のラウドサウンド。
2017年10月にCrystal Lakeから放たれたシングル作品は、日本のメタルコアシーンに新たな衝撃を与えました。
海外の著名プロデューサーと共同制作された本作は、重厚なギターリフと壮大なオーケストレーション、そしてRyoさんの圧巻のスクリーミングボーカルが見事に調和した強烈な1曲。
シングルのDVDには、ビビッドな照明の中で繰り広げられるダイナミックなパフォーマンスが収録され、生々しいライブの迫力も堪能できます。
激しい音楽を求めるリスナーはもちろん、メロディアスなハードロックファンにもおすすめの楽曲です。
Why I’m MeRIZE

ラップとロックを融合したミクスチャー・スタイルに、自らのアイデンティティや家族への感謝が綴られた熱いメッセージソング。
RIZEは2000年8月にメジャーデビューを果たし、本作は3枚目のシングルとして同年11月にリリースされました。
ソニーの「Red Hot」CMソングに起用され、ボーカルのJESSEさんが出演したCMと共に話題を呼び、デビューアルバム『ROOKEY』やベストアルバム『FUCK’N BEST』にも収録されています。
激しいギターリフとJESSEさんの個性的なラップフローが織りなす本作は、エネルギッシュなサウンドの中に込められた想いの強さが胸を打ちます。
パワフルな演奏と共に己の信念を貫く姿勢を感じられる一曲として、アグレッシブなラウドロックを求めるリスナーにぴったりの作品です。