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【吹奏楽】男子が好きな吹奏楽曲。男性におすすめの吹奏楽の名曲

吹奏楽の演奏には誰の心も揺さぶるような、力強くかっこいい曲との出会いが欠かせませんよね!

明るく軽快な行進曲から、スケール感のある壮大な名曲、洗練されたジャズアレンジまで、聴く人の心をつかんで離さない魅力的な楽曲が多くあります。

この記事では、演奏者の腕前を存分に引き出してくれる、男性におすすめの印象的な吹奏楽曲の数々を紹介していきます。

部活や演奏会のレパートリーを探している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

【吹奏楽】男子が好きな吹奏楽曲。男性におすすめの吹奏楽の名曲(1〜10)

ドラゴンクエスト・コンサートセレクションすぎやまこういち

ドラゴンクエスト・コンサートセレクション / すぎやまこういち Dragon Quest Consert Selection / Koichi Sugiyama
ドラゴンクエスト・コンサートセレクションすぎやまこういち

プレイヤーという勇者の壮大な物語の始まりを告げるファンファーレが、聴く人の心を鷲掴みにする吹奏楽メドレー。

日本を代表する作曲家すぎやまこういちさんの不朽の名曲を、編曲家・真島俊夫さんが約9分48秒のドラマティックな一編に仕上げています。

本作は、ゲーム音楽を演奏会用に再構成したもので、広大な世界を旅し、強大な敵に挑む勇者の物語が目に浮かぶような構成が魅力です。

元となった『序曲』が2021年の東京オリンピック開会式で使用されたことも、その音楽的価値の高さを物語っています。

胸が高鳴る勇壮なサウンドは、演奏会のクライマックスで披露すれば、会場を熱狂の渦に巻き込むことでしょう。

「天国の島」2011年度課題曲(Ⅱ)佐藤博昭

雄大な自然の風景が目に浮かぶような、情景が豊かな吹奏楽曲。

作曲者の佐藤博昭さんが、かつて赴任していた北海道の離島で目にした美しい景色や生命の躍動を音にした作品です。

本作は2011年度の全日本吹奏楽コンクール課題曲IIとして多くの人に演奏され、人気番組『ザ!

鉄腕!

DASH!!』の「DASH島」のテーマ曲としてもおなじみですよね。

静かな幕開けから一転、お祭りのような力強いリズムと勇壮なメロディーが展開していく様子は、聴く人の冒険心をくすぐります。

自然の厳しさと美しさ、そしてそこに宿る生命の輝きを表現したサウンドは、演奏者の情熱を存分に引き出してくれるでしょう。

行進曲「ラメセスⅡ世」阿部勇一

1995年度課題曲(Ⅰ) 行進曲「ラメセスⅡ世」
行進曲「ラメセスⅡ世」阿部勇一

古代エジプトの偉大な王をテーマにした、吹奏楽作曲家の阿部勇一さんによる異国情緒があふれる作品です。

冒頭を飾る華やかなファンファーレと、それに続くホルン群の勇壮な響きが印象的なこの楽曲は、ファラオの圧倒的な威厳と壮大な歴史物語を見事に描き出します。

1995年に全日本吹奏楽コンクールの課題曲として採用され、多くの奏者が挑戦したことでも知られています。

コンクール経験者の中には、この曲に特別な思い出を持つ方も多いのではないでしょうか。

難易度は高いですが、それだけに演奏者の実力を存分に発揮できる一曲。

スケール感のあるドラマチックな演奏で、聴衆の心をつかみたいと考えるバンドにピッタリです。

【吹奏楽】男子が好きな吹奏楽曲。男性におすすめの吹奏楽の名曲(11〜20)

レッドライン・タンゴJohn Mackey

【2022/9/4 原田慶太楼×ぱんだウインドオーケストラ】J.マッキー:レッドライン・タンゴ
レッドライン・タンゴJohn Mackey

強烈なドライビング・リズムで幕を開け、聴く者を一気にその世界へ引き込む「レッド・ライン・タンゴ」は、アメリカの作曲家ジョン・マッキーさんの代表作品です。

この楽曲は、もともと2003年にオーケストラのために書かれましたが、作曲者自らの手で吹奏楽版として編曲されました。

爆発的なエネルギーを放つ疾走感と、妖しく官能的なタンゴの旋律が織りなすスリリングな対比は、まるで危険な情熱そのものを音で表現しているかのようです。

2005年には権威があるSousa/Ostwald Awardを受賞し、マッキーさんの名を世界に知らしめた出世作で、アルバム『Redline Tango』に収録されています。

難易度の高さは演奏者の挑戦心をくすぐり、コンサートで披露すれば会場を熱狂させること間違いなしの1曲です。

「架空の伝説のための前奏曲」2006年度課題曲(Ⅰ)堀内俊男

壮大な物語の始まりを告げるような、力強くドラマティックなサウンドが聴く人の心を揺さぶる一曲。

広島県で教壇に立ちながら、吹奏楽作品を数多く手掛ける堀内俊男さんの作品です。

静かなパートでの繊細な音の対話から、全合奏が一体となって突き進むクライマックスへの展開は圧巻で、まるで伝説の序章を音楽で体験しているかのような没入感が味わえます。

この楽曲は2006年、全日本吹奏楽コンクールの課題曲として書かれ、参考演奏がアルバム『全日本吹奏楽コンクール課題曲参考演奏集2005‑2008』に収められています。

個々の技術だけでなくバンド全体の表現力が問われる本作は、仲間と一つの壮大な物語を紡ぎたい時にこそ演奏してほしい名曲です。

「天馬の道 ~吹奏楽のために」2008年度課題曲(Ⅳ)片岡寛晶

力強くも美しい吹奏楽曲といえば、多くの人がこの名曲を思い浮かべるのではないでしょうか。

打楽器奏者としても活躍する片岡寛晶さん作曲の、天空を駆けるペガサスの物語を描いた作品です。

静かな幕開けから一転、大空へ飛び立つような疾走感があふれる展開には心が躍りますよね。

落ち着いた中間部から、再びクライマックスの華やかなファンファーレへと向かう構成はまさに圧巻!

本作は、2008年度に全日本吹奏楽コンクールの課題曲として多くの舞台で演奏された経歴を持ちます。

アルバム『天馬の道』では海上自衛隊横須賀音楽隊による迫力の演奏が収録されています。

物語を音で表現する楽しさと、聴衆を魅了する手応えを感じられる、演奏会の主役にふさわしい一曲です。

ディープ・パープル・メドレー編曲:佐橋俊彦

ディープ・パープル・メドレー DEEP PURPLE MEDLEY 北海道大学連合吹奏楽団 HOKKAIDO UNIVERSITY WIND ORCHESTRA
ディープ・パープル・メドレー編曲:佐橋俊彦

吹奏楽の名曲として親しまれているこの楽曲は、イギリスのロックバンド、ディープ・パープルの代表曲『Burn』『Highway Star』『Smoke on the Water』の3曲を見事に融合したメドレー作品です。

佐橋俊彦さんは、エレキギターのリフやドラムのビートを管楽器や打楽器で巧みに表現し、原曲のロックな魅力を吹奏楽ならではの豊かなサウンドで再構築しています。

本作は、1996年に吹奏楽向けの『New Sounds in Brass』シリーズの一環としてリリース。

吹奏楽コンサートや学校の演奏会などで頻繁に演奏されており、第6回ポピュラーステージ吹奏楽コンクール全国大会では、演奏団体が審査員特別賞を受賞するなど高い評価を得ています。

男性には欠かせない推し曲であることは間違いがないことでしょう。