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【吹奏楽】男子が好きな吹奏楽曲。男性におすすめの吹奏楽の名曲

吹奏楽の演奏には誰の心も揺さぶるような、力強くかっこいい曲との出会いが欠かせませんよね!

明るく軽快な行進曲から、スケール感のある壮大な名曲、洗練されたジャズアレンジまで、聴く人の心をつかんで離さない魅力的な楽曲が多くあります。

この記事では、演奏者の腕前を存分に引き出してくれる、男性におすすめの印象的な吹奏楽曲の数々を紹介していきます。

部活や演奏会のレパートリーを探している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

【吹奏楽】男子が好きな吹奏楽曲。男性におすすめの吹奏楽の名曲(11〜20)

ディープ・パープル・メドレー編曲:佐橋俊彦

ディープ・パープル・メドレー DEEP PURPLE MEDLEY 北海道大学連合吹奏楽団 HOKKAIDO UNIVERSITY WIND ORCHESTRA
ディープ・パープル・メドレー編曲:佐橋俊彦

吹奏楽の名曲として親しまれているこの楽曲は、イギリスのロックバンド、ディープ・パープルの代表曲『Burn』『Highway Star』『Smoke on the Water』の3曲を見事に融合したメドレー作品です。

佐橋俊彦さんは、エレキギターのリフやドラムのビートを管楽器や打楽器で巧みに表現し、原曲のロックな魅力を吹奏楽ならではの豊かなサウンドで再構築しています。

本作は、1996年に吹奏楽向けの『New Sounds in Brass』シリーズの一環としてリリース。

吹奏楽コンサートや学校の演奏会などで頻繁に演奏されており、第6回ポピュラーステージ吹奏楽コンクール全国大会では、演奏団体が審査員特別賞を受賞するなど高い評価を得ています。

男性には欠かせない推し曲であることは間違いがないことでしょう。

The Seventh Night of July(たなばた)酒井格

たなばた / 酒井格 The Seventh Night of July / Itaru Sakai
The Seventh Night of July(たなばた)酒井格

中高生に人気な酒井格の名曲「The Seventh Night of July(たなばた)」です。

この曲が人気な理由は、酒井さん本人が「たなばた」という日本の風習を題材にして、吹奏楽やクラシックまたポップスに至るさまざまな曲からのインスピレーションを得て分かりやすく吹きやすく作られているだけではなく、作曲時が高校生ということもあり、世代的に共感が持てることでしょう。

曲の持つ、疾走感とキラキラ感は若い世代の心をつかみ、中間部の美しさは大人になった吹奏楽愛好家の青春時代を思い出せます。

曲の随所に吹奏楽をやっていると分かるメロディが隠されており、男性の探求心、好奇心もくすぶっておすすめの吹奏楽曲です。

オーメンズ・オブ・ラブ和泉宏隆

オーメンズ・オブ・ラブ/作曲:和泉宏隆/編曲:真島俊夫
オーメンズ・オブ・ラブ和泉宏隆

日本を代表するインストゥルメンタル・バンド「T-SQUARE」。

ジャズ・フュージョンを主体とした音楽性で知られているのですが、オーソドックスなポップ・ロックもリリースしています。

こちらの『オーメンズ・オブ・ラブ』はそんなT-SQUAREのポップ・ロックが味わえる名曲で、吹奏楽に合うように真島俊夫さんによる編曲が施されています。

メロディーは非常にキャッチーで、テレビドラマ『放課後』のテーマソングとしても使われています。

オーソドックスですが、その分基本が詰まっており、吹奏楽でもよく演奏されているのも頷けます。

バンドが好き、吹奏楽を聴き始めた男性におすすめの吹奏楽アレンジ曲です。

宝島和泉宏隆

オリジナルは日本を代表するインストゥルメンタル・バンド「T-SQUARE」による曲ですが、吹奏楽界の名アレンジャーの一人である真島俊夫さんによる編曲で非常にノリがいい明るく楽しい吹奏楽曲として生まれ変わりました。

本アレンジ版の発表以降「T-SQUARE」以外の吹奏楽ファンの心をつかみ、今では吹奏楽のコンサートでは必ず登場するといっても過言ではない楽曲です。

また、中間にあるアルトサックスのソロは技量の見せ所でアルトサックスパートを担当しているならば一度は吹きたい吹奏楽のソロのナンバーワンでしょう。

吹奏楽部に入りたての男の子であれば、曲のかっこよさに惚れ、一度は吹きたい吹奏楽アレンジの名曲になることでしょう。

吹奏楽のための「風之舞」福田洋介

2004年の吹奏楽コンクール課題曲として発表されて以来、人気になった福田洋介さんによる吹奏楽オリジナル楽曲です。

同年の朝日賞受賞作品。

葛飾北斎を敬愛する作曲者が歌舞伎や「粋」の精神を表現するために研究されて作曲された人気の高い楽曲で、男性にはとても刺さる名曲です。

クラリネットの冒頭から祭りが始まるような派手なイントロ、各楽器で紡ぐモチーフは吹いていても楽しいことでしょう。

何よりもかっこいい曲想が男性の心をつかんでいきます。

吹奏楽のための戦闘組曲「エヴァンゲリオン」鷺巣詩郎/天野正道

吹奏楽 エヴァンゲリオンより戦闘組曲   鷺巣詩郎 / 天野正道
吹奏楽のための戦闘組曲「エヴァンゲリオン」鷺巣詩郎/天野正道

アニメファンのみならず、吹奏楽部経験者の心をもつかむ『吹奏楽のための戦闘組曲「エヴァンゲリオン」』。

鷺巣詩郎さんと天野正道さんが生み出した本作は、戦闘シーンを想起とさせる緊張感があふれるサウンドが特徴的です。

2015年以降、天野さんが『ニュー・サウンズ・イン・ブラス』の編曲・指揮を担当するなど、吹奏楽界でも高い評価を受けています。

力強い金管の響きと柔らかな木管の調べが織りなす本作は、非日常的な世界観を体感したいアニメと吹奏楽が好きな男性にピッタリ。

新たな音楽体験をしてみませんか?

【吹奏楽】男子が好きな吹奏楽曲。男性におすすめの吹奏楽の名曲(21〜30)

行進曲「愛国」斉藤丑松

力強い吹奏楽の旋律が響き渡る行進曲を、斉藤丑松さんが1937年12月に海軍軍楽隊のために作曲した作品です。

格式ある重厚な雰囲気と、中間部の荘厳な抒情メロディーが見事に調和し、その完成度の高さから海軍・陸軍合同の公式採用曲に選ばれました。

本作は当時のポリドールからSPレコードがリリースされ、帝国海軍軍楽隊による演奏で、指揮は内藤清五が務めています。

戦時中から戦後にかけて、アジア・太平洋地域の式典や行事で広く演奏され、インドネシアやパラオでは現地の人々にも親しまれました。

「軍艦マーチ」の作曲で知られる瀬戸口藤吉作曲の国民的愛唱歌「愛国行進曲」をトリオに盛り込んだ行進曲で、吹奏楽の重厚な響きと荘厳な旋律美を味わいたい方、また日本の軍楽史に関心のある方にぜひ聴いていただきたい一曲です。