【セツナ系】あまりにも泣ける!切ないJ-POPの名曲
セツナ系のJ-POP。
切ない歌詞や曲調にキュッと胸が締めつけられますよね。
青山テルマさんの『そばにいるね』を筆頭に、主に2000年代後半~2010年代中頃までに流行していたR&Bのようなラブソングが特徴的でした。
「着うた」世代の方は、きっと懐かしく感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
SNSの一般的な浸透によってそのスタイルも形を変え、今ではリリックビデオも一つの定番となり、いろいろな角度で共感できるポイントが増えてきているように感じます。
ここでは、当時流行していた懐かしい名曲や現代のセツナソングを厳選して紹介していきますね!
声にならない気持ちを代弁してくれたり、寄りそってくれる曲、感情移入が止まらなさすぎる曲がたくさんです。
心に響く切ない名曲を新しく見つけるリストとしても活用してもらえたら嬉しいです。
【セツナ系】あまりにも泣ける!切ないJ-POPの名曲(1〜10)
若者のすべてNEW!suis from ヨルシカ

夏の終わりの物悲しい空気感と、ふとよみがえる思い出。
そんな切ない情景を見事に描き出すのが、ヨルシカのボーカル・suisさんです。
彼女が歌うフジファブリックの名曲カバーは、YouTubeショートでも感動的な動画と共に使われ、多くの人の心を揺さぶっていますね。
過ぎ去った季節ともう戻らない時間への郷愁が、suisさんの透明感あふれる歌声によって、心の奥にしまっていた記憶を呼び覚ますようです。
この楽曲は、2007年に公開されたフジファブリックの作品を、音楽プロデューサー亀田誠治さんが手がけたもので、Netflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』の主題歌にもなっています。
夏の終わりに昔を思い出したい時や、大切な人との別れを経験した時に聴けば、その心に優しく寄り添ってくれるのではないでしょうか。
ハッピーエンドNEW!back number

映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の主題歌に起用された、この曲。
群馬発の3ピースロックバンド、back numberによる作品で、2016年11月に16枚目のシングルとしてリリースされました。
壮大なストリングスで彩られたバンドサウンドが美しく、それだけで泣けてしまいますね。
この楽曲で描かれているのは、まだ相手を好きなのに別れを選んだ女性の、痛々しいほどの強がりと未練なんです。
平気なふりをしながらも、心の中では熟すことなく枯れていく恋心を抱えている…そんな姿に胸が締め付けられるはず。
本作は、忘れられない人がいる方が聴けば、そのやるせない気持ちに寄り添ってくれるかもしれません。
涙NEW!マルシィ

夏のまぶしい日差しとは裏腹に、胸を締めつける失恋の情景を描いたラヴ・バラード。
等身大の言葉で共感を呼ぶロックバンドのマルシィが2025年8月に公開した作品です。
過去形で語られる恋の思い出と、届くことのない思いをつづった歌詞が、聴く人の心を揺さぶります。
体に残る感覚としての記憶の痛みや、開かれることのなかった未来といった巧みな比喩表現が、主人公の切実な感情を映し出し涙を誘うでしょう。
本作は、2025年11月に発売される3rdオリジナルアルバムに収録予定で、同アルバムには映画『青春ゲシュタルト崩壊』主題歌の『青空』なども収められます。
忘れられない恋の記憶に浸りたい夜に、静かに耳を傾けたくなるナンバーです。
ランデヴーNEW!シャイトープ

SNSでのバイラルヒットをきっかけに注目を集めるロックバンド、シャイトープ。
そんな彼らが2023年4月にリリースした代表曲は、失恋を経験した男性の痛切な気持ちを歌っています。
深く愛した人との別れを受け入れられず、ありえない再会を求めてしまう姿や、日常から恋人の面影が消えていく寂しさが、ボーカルの佐々木 想さんによる秀逸な言葉選びで表現されていて、共感のあまり涙してしまうかも……。
本作は2023年11月に累計再生1億回を突破したことでも知られ、アルバム『オードブル』にも収録されています。
切ない感情をあおり立てるようでいて、どこか心地よいメロディに心を預けてみてはいかがでしょうか。
明日への手紙NEW!手嶌 葵

ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の主題歌に起用され、多くの人の心を震わせた作品です。
『テルーの唄』でも知られる手嶌葵さんが歌っています。
もともとは2014年発売のアルバム『Ren’dez-vous』の収録曲でしたが、ドラマのためにアレンジされ2016年2月にシングルとしてリリースされました。
この楽曲は、未来の自分に問いかける手紙のような構成で、不安や葛藤の中でも前に進もうとする姿が描かれています。
本作を聴くと、故郷を離れて頑張っている方や、夢の途中で立ち止まりそうになった方の背中を、そっと押してくれるのではないでしょうか。
手嶌葵さんの優しく染み渡る歌声が、寂しい気持ちも温かく包み込んでくれるようですね。
薄明光線NEW!Chevon

文学的な歌詞で注目を集めるロックバンド、Chevon。
彼らが歌う本作は、心の闇にそっと光を差してくれる希望のバラードです。
誰かの痛みに気づき、その人に手を差し伸べたいという切実な願いが歌われています。
エモーショナルに展開していくサウンドをあいまって、涙腺が刺激されるんですよね。
2023年5月にリリースされたこの作品は、翌年のアルバム『Chevon』へと繋がった重要な1曲。
深い閉塞感に苦しむあなたの心を温めてくれるはずです。
点描の唄(feat.井上苑子)NEW!Mrs. GREEN APPLE

圧倒的な表現力でリスナーを魅了するMrs. GREEN APPLE。
彼らが2018年8月に発売したシングル『青と夏』に収録された本作は、シンガーソングライターの井上苑子さんを迎え制作されました。
映画『青夏 きみに恋した30日』の挿入歌で、夏の終わりに別れを予感する男女の物語を描いています。
限りある時間だと知りながら募る思いと、手を取り合えないもどかしさが、二人の歌声を通して痛いほど伝わるでしょう。
思い出が点のように積み重なっていく情景が目に浮かぶようです。
どうにもならない恋に悩む時や、センチメンタルな夜に聴けば、そのやるせない気持ちにそっと寄り添ってくれるはずです。