RAG MusicHouse-Techno
おすすめのハウス・テクノ

ミニマルテクノとは?心地よい反復が生む音楽の魅力を解説します

規則的なリズムと反復するフレーズが生み出す、心地よくも深い音の世界。

ミニマルテクノやミニマルミュージックは、シンプルだからこそ研ぎ澄まされた音の魅力で、クラブシーンから日常のBGMまで幅広く愛されています。

でも実際のところ、テクノとミニマルテクノの違いって何?

どんな特徴があるの?

そんな疑問を感じたことはありませんか?

この記事では、ミニマルミュージックの奥深い世界を紐解きながら、聴けば聴くほど虜になる名曲の数々をご紹介していきます。

play_arrowプレイリストを再生

ミニマルテクノとは?心地よい反復が生む音楽の魅力を解説します(21〜30)

SpastikPlastikman

[PLUS8078] Plastikman – Spastik (Official Audio)
SpastikPlastikman

常にシーンの第一線で活躍を続け、ミニマル・テクノの帝王とも呼ばれるリッチー・ホゥティンさんが初めて「プラスティックマン」名義で作品をリリースしたのは1993年のことです。

リッチーさんのキャリアにおいて大きな成功をもたらし、その革新的なサウンドはジェフ・ミルズさんやブラック・チャンネルといった存在と並んでミニマル・テクノの歴史において重要であるプラスティックマンとしての功績はこの短い文章で語ることなどできませんが、近年では2021年度のプラダの春夏ウィメンズコレクション用にサウンド・トラックを作曲したことも記憶に新しいですね。

そんなプラスチックマンの代表的な楽曲は、と問われて真っ先に挙げられる名曲と言えば『Spastik』でしょう。

シンプルな4つ打ちの上で連打されるスネアの音はトライバルな香りも漂い、少しずつ表情を変えながら反復していく呪術的な効果を演出した問答無用の革新的大名曲!

聴いているだけでどこかここではない違う世界へと連れ去られてしまう、歴史にその名を残す90年代ミニマル・テクノのマスターピースですね。

プログレッシブ・ハウスというスタイルで人気を博すデュオのディープ・ディッシュのメンバー、アリ・シラジニアさんことダブファイアが2010年にこの楽曲をリワークを手掛けておりますから、そちらも要チェックです!

    0 / 100 文字

    96:01 01:00Richie Hawtin

    「ミニマル・テクノの帝王」と呼ばれることもあるリッチー・ホウティンさんは、イギリスはオックスフォードシャー出身で幼い頃にカナダのオンタリオ州に移住、対岸に位置するデトロイトのテクノ・シーンにも大きな関わりを持つ偉大なアーティストです。

    さまざまな名義を使い分けるタイプのアーティストであり、1990年代初頭にはアシッドハウスの進化形とも言えそうなサウンドを作り上げる傍らで、クリックやミニマルといったサウンドにも大きな影響を与えた実験的な音を展開、ミニマル・テクノに興味を持たれた方であれば確実にチェックすべき「MINUS」や「PLUS 8」といったレーベルも運営するリッチーさんは、幅広い意味でのエレクトロニック・ミュージックをけん引し続ける存在なのですね。

    本稿ではミニマル・テクノがテーマということで、リッチーさんが1996年に毎月リリースしていたタイトル通りのコンセプチュアルな12インチ・シリーズ『Concept』の第一弾となった『Concept 1』収録の楽曲『96:01 01:00』を紹介します。

    ご本人が自身のキャリアの中でも最重要の転機だったと位置付ける作品シリーズの楽曲であり、その実験的かつ当時のリッチーさんの心象風景が刻印されたようなトラックは、ミニマル・テクノを深掘りしていく上でも必ずや聴くべき歴史的な名曲だと言えましょう。

      0 / 100 文字

      ミニマルテクノとは?心地よい反復が生む音楽の魅力を解説します(31〜40)

      MagnezeSurgeon

      英国テクノの大ベテランにして鬼才、アンソニー・チャイルドさんによるソロ・プロジェクト「Surgeon」は、ハード・ミニマル~インダストリアル・ミニマルといったジャンルの先駆者として知られるレジェンド的な存在です。

      多くのミニマル・クラシックな名曲の数々を世に送り出したサージオンのディスコグラフィの中でも、今回はサージオンと同じく英国ミニマルのパイオニアである「Regis」の名義で知られるKarl O’Connorさんが主催する「Downwards Records」より1994年に発表された初期の名作EP『Surgeon EP』の1曲目『Magneze』を紹介します。

      数える程度の音数で構成されながらも、緻密な計算の上で成立したトラックの圧倒的な説得力、訴求力はリリースから30年近くがたった今も鮮烈の一言。

      ハードミニマルという枠内をこえて、90年代のテクノ・クラシックの1つとしてぜひ体感してみてください。

        0 / 100 文字

        SyllableSurgeon

        Surgeon – Communications – Syllable
        SyllableSurgeon

        サージョンさんはイギリス出身ですが、その音楽スタイルはドイツの硬質なテクノやクラウトロック、そしてインダストリアル系のような印象を受けますね。

        ご自身もテクノの持つ可能性として、さまざまな技法を用いて幅広い表現をするよう意識されているようです。

        彼は特にライブを大切にされていて、DJ用の機材だけでなく楽器による生の音もたくさん取り入れるようになったのだとか。

        そういう影響もあってか、『Communications』のドラムをよく聴いてみると、シンバルがところどころ非常に強烈に鳴っており、瞬間的に音割れしている部分もあることがわかります。

        生バンドのライブ盤ではよくある表現がテクノロジーを通して表現されていて、面白いですね。

          0 / 100 文字

          data.matrixRyoji Ikeda

          都会的な電子音とノイズ、そして細やかな生活音と環境音が空間を埋める非常に芸術的なアルバム。

          普段の生活の中では特に気にも留めず、無意識に聴き流すような音が見事に編集され、ひとつの音楽を形成しています。

          池田亮司さんは音楽だけでなく現代美術の世界でも活躍する生粋のアーティストで、もちろんその作風はミニマル。

          音楽、芸術、そして文学の世界にもミニマルのスタイルは浸透していますが、彼のアルバムはミニマルアートの好例であると言えるでしょう。

            0 / 100 文字

            Groove La’ Chord (Original Mix)Aril Brikha

            デトロイト・テクノの魂とヨーロッパ的な洗練を併せ持つアリル・ブリカさんは、イラン生まれスウェーデン育ちという経歴を持つ異才のプロデューサーです。

            1998年5月に発売されたEP『Art Of Vengeance EP』に収録され、2011年のアルバム『Deeparture In Time – Revisited』にて再提示された本作は、アリル・ブリカさんの名を世界に知らしめた不朽のアンセム。

            反復する美しいシンセのコードと強靭なビートが織り成し、徐々に熱を帯びていく展開が、聴く者を深い陶酔へと導くことでしょう。

            『Body & Soul NYC Volume 3』等の名コンピレーションにも収録された本作は、ミニマルながら圧倒的なエモーションを感じさせる傑作であり、心身を委ねて音の波に浸りたい時におすすめしたいですね!

              0 / 100 文字

              I Buit This City (Michael Mayer Mix)Baxendale

              Baxendale – I Buit This City (Michael Mayer Mix) ‘Kompakt Total 6’ Album
              I Buit This City (Michael Mayer Mix)Baxendale

              1990年代末、ロンドンで結成されたBaxendaleは、ティム・ベントンさんを中心とする3人組で、インディー・ポップとダンス・ミュージックを融合させた活動で知られるバンドです。

              本稿で紹介する楽曲は、ドイツの名門レーベル「Kompakt」のミヒャエル・マイヤーさんがリミックスを手がけ、2005年8月に12インチとして発売された人気曲ですね。

              原曲の持つキャッチーな歌声を大胆に断片化して反復させ、洗練されたビートの中に溶け込ませた本作は、ポップさとミニマリズムが見事に調和した一曲と言えるでしょう。

              アルバム『Total 6』にも収録されたこのトラックは、テクノとポップの境界を越えた心地よい音の渦に浸りたい方へ、ぜひとも聴いていただきたい名作です。

                0 / 100 文字

                この記事はお役に立ちましたか?

                swipe指先で音楽をブラウズ