【小学校の音楽】教科書に掲載されたことのある人気曲&懐かしの歌一覧
小学校の音楽で歌った曲や、リコーダーで演奏した曲をおぼえていますか?
幼い頃におぼえた曲は記憶に深く刻まれていて、ふとした瞬間にメロディの一部が浮かんでくることもありますよね。
そこで本記事では、小学校の教科書に載っていた曲や、現在も掲載されている楽曲をご紹介します。
昔懐かしの童謡から、最近のJ-POPまで、ジャンルもさまざま。
聴いて懐かしむのはもちろん、ご家族やご友人と聴きながら思い出話に花を咲かせるのもオススメですよ!
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【小学校の音楽】教科書に掲載されたことのある人気曲&懐かしの歌一覧(21〜30)
夕焼け小焼けフレーベル少年合唱団

夕焼けの歌といえばこの曲を思い浮かべる人もきっと多いのではないでしょうか?
日本を代表する童謡で学校の授業などで耳にしましたよね。
もしかしたら人生で最初に認識する夕焼けソングかもしれません。
1919年に小学校教師を務めていた詩人である中村雨紅さんが作詞後、のちに草川信さんが作曲しました。
小焼けという言葉は語感を整えるため、夕焼けが変化する情景の二つの説があるそうですよ。
帰省時に感じたことや美しい情景が描かれており、ふるさとに帰る際にじんわりと寄り添ってくれる歌詞になっています。
花は咲く

2012年に発表された『花は咲く』は、『スワロウテイル』や『リリイ・シュシュのすべて』など、独自の美意識を感じさせる作風で熱狂的なファンを持つ映像作家の岩井俊二さんが作詞を手掛け、アニメ作品のみならずテレビドラマやCM、多くのアーティストへの楽曲提供などで世界的な知名度を誇る菅野よう子さんが作曲を担当した楽曲です。
前年の2011年に日本中を混乱に陥れた東日本大震災の被災地、被災者のためのチャリティーソングであり、NHKの震災支援プロジェクト『NHK東日本大震災プロジェクト』のテーマソングとして制作されました。
聴く人の心を包み込むような、ポジティブで温かいメッセージが素晴らしいですよね。
岩井さん、菅野さんはそれぞれ仙台出身であり、岩手県・宮城県・福島県の出身者やゆかりのある方々が歌唱に参加しているのですが、唯一の被災者であるAKB48の岩田華怜さんのソロ歌唱バージョンも存在しており、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
【小学校の音楽】教科書に掲載されたことのある人気曲&懐かしの歌一覧(31〜40)
荒城の月

合唱曲の定番中の定番であり、ほとんどの方が一度は耳にしている、もしくは哀愁を帯びたメロディーを口ずさんだことがあるのではないでしょうか。
『荒城の月』は1901年、明治34年に発表された楽曲で、詩人である英文学者の土井晩翠の詩に、23歳という若さでこの世を去った明治における代表的な音楽家の1人、瀧廉太郎が曲を付けたものです。
この楽曲は歴史的にも非常に重要な曲であり、日本の音楽史において「初めて作曲された西洋音楽の歌曲」です。
それまでの日本の民謡や童謡といえば、いわゆる「ヨナ抜き音階」という旋律で構成されていたのですが、いかにも日本的な七五調の詩に西洋音楽の旋律を導入したことで、革新的な楽曲が生まれたのですね。
そういった歴史的な経緯を念頭に置いた上で、この曲を歌えばまた新しい発見があるかもしれません!
上を向いて歩こう坂本九

坂本九さんの代表曲として知られる楽曲です。
涙をこらえながら前を向いて歩こうとする心情が、優しいメロディーとともに描かれています。
1961年にリリースされ、日本だけでなく海外でも大ヒットを記録しました。
特にアメリカでは『Sukiyaki』というタイトルで親しまれ、ビルボードHot 100で1位を獲得するなど、国際的な成功を収めています。
さまざまな季節の情景を通じて、孤独や悲しみを抱えながらも希望を失わない姿勢が表現されており、つらい時期を乗りこえようとしている人の心に寄り添う曲といえるでしょう。
本作は、前を向いて歩んでいこうとする勇気をくれる、心温まる楽曲です。
さとうきび畑

言葉で風の音を表現して、痛切な思いや怒りを、平和への祈りを静かに歌った名曲『さとうきび畑』。
1967年のコンサートにおける初演以来多くの歌手に歌い継がれ、2001年に森山良子さんが録音したバージョンが2002年の第44回日本レコード大賞において最優秀歌唱賞を受賞しています。
2003年にはこの楽曲をモチーフとして、明石家さんまさんが主演した同名のドラマが公開され、多くの日本人の心を強く揺さぶりました。
作詞と作曲を担当した寺島尚彦さんがどのようにこの曲を作り上げたのか、楽曲の背景にあるエピソードなどに興味を持たれた方はぜひご自身で調べてみてくださいね。
オー・シャンゼリゼ

『オー・シャンゼリゼ』は、フランスのパリにあるシャンゼリゼ通りをモチーフにした楽曲です。
もともとは1968年にイギリスで生まれた楽曲が原型で、のちにフランス語の詩を付け歌手ジョー・ダッサンさんが1969年にリリースしたのが『オー・シャンゼリゼ』なんですよね。
日本でも越路吹雪さんやザ・ピーナッツなどにカバーされています。
小中学校の音楽教科書だけでなく高校の教科書にも掲載されているので、幅広い世代に高い知名度を誇る楽曲なんですよね。
いのちのオーケストラ

自然の美しさと生命の尊さをまっすぐに伝える姿が描かれた、弓削田健介さんの楽曲です。
教育芸術社の小学校4年生用音楽教科書に掲載されており、多くの子どもたちに親しまれている曲はないでしょうか。
森の中を散歩した際のインスピレーションから生まれたという本作は、2020年4月にリリースされました。
鳥のさえずりや木々のざわめきなど、自然の音をオーケストラに見立てた表現が印象的で、聴く人の心に響くかもしれませんね。
学校の音楽の授業はもちろん、自然を感じる瞬間にもぴったりの楽曲ですね。